「キサマも急げー!」
 独歩は倒れているミスターを、華麗な回し受けでさらに吹っ飛ばした。
「走れミスター! 老婆を助けろ! 俺は帰る!」
 独歩は牛に乗って帰った。ミスターは再び走り始めた。
「おばーさーん!」
 しかし老婆の所へはまだ着かない。急げっつーの!


つづく


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