6月に行われた町の説明は3ヶ月以上前に新聞に掲載された内容を越えるものはありませんでした。詳細は県土木部河川課でないと分らない状態です。

町政懇談会での説明

なぜトンネルを作るのか
平成11年8月14日夕方からの集中豪雨(最大で一時間あたり107ミリの雨量、一日では427ミリであった)で三方五湖の水位が上がり低地の家、建物の床上浸水、道路の冠水があったため。今後の豪雨時に同じような浸水被害を防ぐために計画された

100年に一度の災害と呼ばれるが水位の上昇による床上浸水の戸数は正確に把握していませんのでこれに関しては公式なものが入り次第お伝えします。数は多くないようです。
豪雨の被害から言えば山の土砂崩れでJR小浜線が埋まってしまったり、広域農道(梅街道)、国道27号線沿い何箇所かで土砂崩れが起きたことが重大であった。今でもまだ土砂崩れの爪あとは完全には復旧しておらず、三方町のいたる所で山肌が剥き出しになっているのはその現場である。

また嵯峨水門 は適切に管理されたのかも疑問点である。もし冠水初期から開門されていれば被害状況が違っていたのではないか?

町の説明によると
町の要望を受けて(平成11年)、今年の3月下旬県の方から計画の試算の報告があった
平成13年度中に基本計画をまとめ、地元説明会を開き、地元の同意を得る
平成14年にはルートの測量、調査
平成15年に工事着工
工事完成までには5、6年はかかるだろう
平成20年頃完成予定
工事費は50億、しかし工期が長いのでもっとかかるかもしれない。
トンネルの径は9メートル、長さは800メートル

排水トンネルが出来たとしてその水門を開けるのは雨量が多いときだけであり
平成12年のデータでは200ミリの雨量が3回、150ミリが3回であり
220ミリを越える時に水門を開けて放流する


ルートが決められているのはなぜか
県の河川課の検討の結果、浦見川の拡幅、世久見湾への排水トンネル、湖岸をコンクリートで1.5mかさ上げ。の3つの案の中から一番自然破壊を防ぐ方法としての考えが排水トンネルであった。(町長談)

3つの案の中では浦見川拡幅が一番妥当だと言える。湖岸周囲をコンクリート壁で囲うなどと言うのは本当に真剣に考えられたのだろうか、専門家の考えの中に含まれていたとするならば、呆れてしまう案である。


他にも、町長の話の中には「海の浄化能力はナホトカ号の重油流出事故でも分るとおり、人が回収した分はほんのわずかであり、大半は海の浄化能力で元に戻った」という言い方もありました。まるで浄化能力があるのだから少しくらい湖の水を流してもいいと聞こえるような発言や
「道路を作るのも人の手を加えると言うことからすると自然破壊なのだから」とあたかも排水トンネルを作っても自然破壊などと言わないでくれといわんばかりでした。