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三方町議会殿
三方五湖排水トンネルに係わる陳情書
この度の三方五湖排水トンネル計画の件、町民として地域住民として町行政に従い協力するは
常道なれどもこの計画不幸にして施工せられれば美しい海は一瞬にして死の海と化し、海に生まれ
観光も含めた生活の糧を閉ざされることは必定
皆様方の発想は簡単に溢れた水を世久見湾、若狭湾に排水すると言う安易なお考えだろうと思いますが
川の水が如何に魚類に影響を及ぼすかは海で生活して来た者でなければ想像もつかないとおもう
過去幾度か丹後由良川の流水によって魚が捕れず
流出した川ゴミ(葦)の処理に苦慮した苦い経験、
ましてや三方五湖々岸の梅園より流れ出たチッソ、カリ、除草剤等により
増水時には基準10数倍を越える毒素を含んだ泥水、この様な水を海に流せば、魚は死滅、
流れ出た泥は海底に沈殿、貝、海藻は生育できず、ヘドロの海底となり回復には10年以上の年月が必要。
魚への影響については事ある毎に反対する日向隧道が物語る。
排水問題よりも悪臭を発するアオコの問題、湖の浄化、水質改善が先決ではなかろうか。
長崎諫早湾の干拓のごとく施工してからの失敗では、私たち漁民の生活はどうなるのか、
被害なしの要素がない限りこの計画に反対いたします。
この計画は私達一般人には何ら相談も無く寝耳に水の出来事。
海流や海底調査も無く、唯計画の早期着工のみに終始し説明会に於いても
工事の青写真まで出来ているのには驚いた。
なぜ此処まで来るまでに相談出来なかったか
自然破壊、環境衛生の喧しく叫ばれている今
なぜ美しい自然の海に有害の泥水を流さなければならないのか。
集中豪雨による三方五湖の溢水は7、8月の海水浴シーズン。
果たして泳げるだろうか、民宿も厳しい現状なのに更に経営を悪化させるのか
願わくば町議会においても私達が何故この計画に反対するのか十分にご留意の上
善処下さいます様、
海を愛し海をまもり海に生きて来た1人として同調される各位の署名を添え
三方五湖排水トンネル計画の撤回を求めます
平成14年2月5日
美しい海を守る会 代表 松本喜太郎
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