びっくり朝市 エコバージョン


平成14年 5月12日(土) 小雨

諏訪町商店街振興組合では今年も引き続き、ケナフ栽培を中心とした「環境啓発事業」に取り組むことになり、昨年の「ネィチャーびっくり朝市」から「びっくり朝市エコバージョン」と名前を変更し、環境に配慮した多彩なイベントを行う予定である。

5月のイベントの内容は、

1.花園幼稚園、こみの保育園の園児達による自然をテーマにした画廊展。
昨年刈り取ったケナフを画用紙に製紙して、その画用紙に園児達から絵を書いてもらい、88枚の絵を商店街の空き店舗に掲示した。また、その会場内において、ケナフ紙フィルターと天然水を使っての、コーヒーと麦茶の無料試飲サービスを行った。
2.来街者に協力をお願いしてのケナフの種まき。
小雨の降る中、商店街の空き地に子供から大人までケナフの種まきに協力していただいた。
3.ケナフの種の配布。
自宅でもケナフ栽培をしてみませんか?と来街者にケナフの種を無料で配布した。
その他に、エコ文具の販売会や、リサイクルの一環として、使用済み郵便切手、使用済みテレホンカード、ベルマークの回収箱をアーケード下に設置した。
また今月から県内の骨董店が毎月出店するミニ骨董市や近隣農家の野菜直売、物産品の販売などが行われた。


今月から毎月のびっくり市に開催されるミニ骨董市。

エコ文具販売会。 じょんのび村の物産品販売。 手作りパン販売。

近隣農家による野菜、苗、山菜の販売。

園児たちは思い思いにイメージした、海や山、花、
昆虫など色鮮やかに描いていた。
来街者の方々もおいしい入れたてのコーヒーを
飲みながら歓談に盛り上がっていた。

この展示は三日間行われ、翌々日の月曜日には
幼稚園、保育園の園児たちが散歩がてらにたくさん
訪れて、お互いの絵を鑑賞していた。

5日前に畑を耕して肥料を入れる。
ケナフ畑に使用した肥料は、柏崎市が製造したもので、汚泥を発行させ、無菌化したもので、資源循環型リサイクルの発酵肥料「コンポスト」を無料で頂き、初の試みとして畑 にまいた。

     この日ケナフの種まきに子供から大人まで大勢の方に参加していただいた。
     今年も何処まで伸びるか非常に楽しみです。

この日のイベントの紹介が、NHK新潟放送で夜二日間に渡り放送され、反響を呼び、問い合わせや、激励のことばを頂きました。是非、10月のイベントの時にも取材に来て頂いて、高く成長したケナフを放送してほしいものです。

今回、コーヒー等に使用した
柏崎市谷根の名水 「不動滝」
山の中腹から豊富に流れ出る。