やっとADSL

2000年9月の雑談で、「やっとフレッツISDN」を書いたのを思いだし、あれからはや3年、我が家もようやくブロードバンドに片足をつっこんだので、この駄文を書くことにした。

といっても、実際にADSLにしたのは5月末だったので、もう3ヶ月近く使っていることになる。ISDNの時は、常時接続ではなく定額つなぎ放題だと書いたが、ADSLの今は、少なくともパソコンが立ちあがっている間は、LANでつながっているので、より常時接続と呼ぶに近くなった。

おかげで、ファイアウォールソフトなるものを組み込んであるのだが、そのログを見ると、へえ、随分外部からアクセスされそうになっているんだ、と感心する。最近は、ブラスターなるワームが一般人のパソコンにもかなり侵入したようなので、日本もこれでブロードバンド大国の仲間入りか、などと思ってしまう。もっとも、うちのOSは未だにWIN98なので、ブラスターには見放されていたが・・

我が家は、NTT局からかなり遠いので、最大12Mとはいえ、2Mも出ない。便利か不便かといわれると微妙なところだ。お目当てだった、ある海外のテレビ番組を見るには支障がない。その他の動画一般については、いまのところ必要はないが、やはり、平均1Mbpsくらいの画質では、実用上問題はないものの、テレビと比較するとあまり鑑賞用とは言えない気がする。そういう意味では、やはり中途半端かなという感じだ。そういえば、我が家のおむかいさんも、Bフレッツに乗り換えたようだ。

ISDNの時に、信仰も常時接続でないと云々と書いたが、ブロードバンドになって便利にはなったが、商業的有料コンテンツばかり増え、双方向性が思ったほど活かされていない現状を見るとき、信仰も、ダイヤルアップの時代のように、一瞬の充実にかけるという側面も、逆に大事なのかな、などと妙な考えにふける今日このごろである。


(12月3日一部修正)