スピーカー端子(スピーカー本体側/アンプ側)の交換のお薦め。

内部配線とターミナルの 接続部分端子のみを交換

ボストン社の小型スピーカー

バイワイヤー仕様の端子取付け部を交換しました。

左の写真がオリジナルの状態です。

実際に使ってあった端子です。薄い金属板(たぶんニッケルメッキ)にファーストン端子(カーステレオの接続によく使われる、抜き差しが出来るもの)で接続されていました。どう見ても音質劣化しそうです。 他にも何機種かのスピーカーの端子内部配線(あまりに安っぽい端子の場合は、端子自体の交換もしました)を交換しましたが、相当高級なものも含め、ほとんどが上記のような接続方法です。 なかには、金属板にケーブルを直接ハンダ付けした物もありました。

これが交換に使ったC.A.T社のSC-R5という圧着端子(定価¥1050/4個)です。

バイワイヤリングだと端子が8個必要ですが、部品だけなら¥2100ですし、作業自体もそれほど難しくない(ただしこの機種のようにスピーカー端子のついているボックスが、後ろからネジ止めしてあって、とりはずせるものでないと、ちょっとたいへんですが)ので、トライする価値は充分あると思います。

なお、交換に自信の無い方は当店へご相談ください。(部品代+技術料が必要です)また名古屋近郊の方は、出張での交換もいたします。(+出張代がかかります)

 

(JBL )4428

これも全く同じ作りでした。

こちらには、さらに制動材のfo.Qを裏側に貼ってみました。

 

ユニットへ接続するファーストン端子を交換

上記のボストンのスピーカー。さらにユニットに繋ぐニッケルメッキのファーストン端子をクライオトリートメントした24金メッキの物に交換しました。ツイーター、ウーファーとも+側が(大)、ー側が(中)のものでした。その他の機種では+とーのオス、メスが逆さになっているものや、ファーストンの(小)を使った物などいろいろな繋ぎ方になっています。 この端子交換もかなり効きます、音の抜けが良くなりました。

スピーカー端子の交換例

B&W社のM802−3の端子を交換しました。左の写真がオリジナルの状態です。 まずもとの端子を外して、リーマーで穴を少し広げ(樹脂なので簡単に出来ました)、クライオ処理した新しい端子をネジで挟む形で取付けます。内部配線の取付けはハンダ付けせずに、まずケーブルの撚り線をクライオ処理したスリーブで束ねてから、ステンレスのネジでしっかりと押さえ込んで取付けました。なおこの時は内部配線もブラックロジウム社のケーブルに交換してあります。もともとの内部配線は銀色した細い撚り線(すずメッキ?)でした。

B&W M802 その他の改造について

なお、端子交換ではありませんがこのM802−3は底面にネットワークがあり、そこから中高域のスコーカー、ツイーターへケーブルを繋ぐ途中で、一度右の写真にある中継ラグにハンダ付けしてあります。いわゆる首にあたる部分が細いパイプになっているので、ここを通す為にケーブルがここから細くなっている訳です。これも、取り除いて、直接クライオ処理した金メッキのスリーブでかしめて繋ぎました。

ついでにスコーカーをはずしてみると、またコネクタで中継してさらに細くなったケーブルがツイーターへ行っていました。このカップラーコネクタも取りはずして、上記と同じように直接クライオ処理した金メッキのスリーブでかしめて繋ぎました。

◎なお、このスコーカーの内部にはネコの毛のような(ただしゴワゴワした感じ)吸音材?がぎっしりと詰め込んでありました。

 

アンプ側スピーカー端子の交換例

M社のプリメインのSP端子を交換しました。左の写真がオリジナルの状態です。 安っぽいプラスチックの端子から、音の悪そうなニッケルメッキの棒が出ていて、ここに直接内部配線がハンダ付けしてありました。まずもとの端子をプラスチックのベースごと外して、黒檀板で新たなベースを作り、そこにクライオ処理した新しい端子をネジで挟む形で取付けます。内部配線の取付けはハンダ付けせずに、まずケーブルの撚り線をクライオ処理したスリーブで束ねてから、ステンレスのネジでしっかりと押さえ込んで取付けました。