ランカウイ島

ランカウイの港で両替したら6万円1920リンギット。
1リンギット31,24円と割高になってしまった。仕方ない。


ホテルというので ペナンのホテルと同じと想像していたら
白いコテージがたくさん並ぶ ホテルだった。
一棟に4部屋、下の二部屋を借りて クーラーをガンガン
かけた。 
こちらの人にしてみると カンカン照りが「天気が良い」
ではなくて、薄曇りで過ごしやすい日が「天気が良い」のだ
そうだ。
ちょうどこんな状態。
ランカウイに着いて部屋の整理をした後 夕食までの時間
スタントカイト「カリフォルニア ワスプ」(翼長2b程)を
組み立てて アブみたいな羽音を立てて飛ばしてみた。

白人は寄ってこなかったけれど、インド人やフィリピン人が
「おいらにも やらせてくれー」と やってきた。
私の腕の中で操縦するので 
「男同士で抱き合って まー いやらしい」と言うような事を
冷やかして大笑いして写真を撮っていた。(と思うよ。)

ピンク色のキレイな夕焼けだった。

近くの美香海鮮飯店(メイハン)という中国系のレストラン。
露天で 奥の調理室付近には屋根が有る。

リモコンのカメラをこちらに向けてセットしておいたら
セルフタイマーだと思った白人が なかなか落ちない
シャッターを 不思議に思って見ていた。
時々 リモコンでストロボを焚いて写真を撮った。

日本のカメラは 良いだろう?エヘン!
小さい3脚もすごく役立った。
夜中の蛙の合唱は竹を5回連続で叩くような声で鳴く。

日本時間の朝7時はマレーシア時間で朝6時、けれども
地球儀で見れば日本の明石市からランカウイ島は30度も
ずれているから、朝5時くらいで真っ暗。
水蒸気が下がって夜中より 朝の星座のキレイな事。
昨夜はオリオン座が真上に来ていたが、朝の散歩は
サソリ座が ヤシの木陰にキレイに見えていた。

写真はバルブ状態で3分くらい星を流して、ペイントで
サソリ座の線を描いてみた。 


明るくなって 散歩中にインド人のハニームーンカップルが
二人で写真を撮りたくて困っていたので シャッターを
押してやった。
「ホールドユータイト」とファインダーの中の二人に言ったら
カメラはすでにセルフタイマーモードになっていて
熱い二人は きつくきつく抱きしめ合って10秒間………
身動きせずに………覗く私の方が照れるぜ!!
もう1枚撮ったら モードがやっぱり解除されず
10秒間…照れるぜ!勘弁してくれ! あほらしい!
朝9時半頃 子供がインターネットをしたいというので
街に出てみた。
けれども、暑いので街の店は皆午後からの開店だった。
あまりの暑さで 難民みたいにドロドロなってしまった。
息子と とにかく日本にメールを打ちたいと行った
インターネット屋さん。15分くらいで3リンギット(90円)
だった。隣りは ヤフー オーストラリアを明けていたから
多分オーストラリア人のカップル。
とにかく ゆったりしたいと妻が言うので プールに行った。
ココでは皆 海では泳がない。

日光浴をして ひたすらのんびりしている。
娘がはしゃいで プールで泳いだ。

私はヤシの木陰で本を読んだ。題名は…「蕎麦屋 翁」
アハハー、趣味から離れられない。
ドイツ人とマレーシア人の共同経営のレストラン
「Lighthouse」   
突然赤いフェラーリがやってきて ものすごく驚いた。
ヨーロッパ人のバカンスは すごいなー。

胃が参ったら ココの料理は優しい。2度行った。
どうも 現地の人にしてみれば 金額が高いようだが
パスタが 360円くらいだったかな?
すごく美味い。日本人にウケルとカタコトで誉めておいた。
夕方から マングローブのジャングルを回る
ツアーに参加した。
金額は すごく高くて 1人9千円近い。
シーカヤックを練習した後 白頭鷲を魚で餌付けしている
様子を見た。
日本のトンビの頭を白くして全体を茶色に
したみたいで 同じような飛び方だった。

カワセミや蟹食いザルも出てきた。所々大きなトカゲの
足跡が水際まで続いていたり、シオマネキや色々な蟹を
見たりした。

写真の洞窟の天井は、コウモリが集団で沸いていた。
水上に浮かぶ小屋は 電気はなく コールマンのランタン
に似た ドイツの灯油ランタンで 灯りをともしていた。
ナシゴレン(チャーハン)はココのが一番うまかったが
一番衛生的では無かった。

帰りの船で 待望の 幻想的な夜光虫?が見れると
聞いていたので すごく期待していたが、
2oくらいの植物プランクトンが刺激されて光るだけ…
ねむの木の葉っぱが縮むのと 構造は似ていた。 
翌朝 花に囲まれたホテルの庭園 
すごくキレイに咲き誇っていた。
12時にチェックアウト 荷物は預かってもらった。
ホテルでタクシーを頼んで 午後は
インターネットでメールを送ってから
イタリアンレストランに行きたいと言ったが、引き返して
例のレストランLighthouseで昼食。海辺に面して最高だ。
景色も雰囲気もインテリアも しっくり来る。客も全部白人。

ビールもうまい。ハイネケンやタイガービールより
デンマークの「カスバ」というビールが気に入った。

アンダーウォーターワールドで 見た事の無い魚を見た。
タツノオトシゴとも違う不思議な魚。



帰宅後調べたらオーストラリア南西部の冷たい海に棲む
「ウィーディ・シードラゴン」という名前だと判明した。

すごく魅力的な姿と色。
大きなハタの口の中に 頭を何度も突っ込もうとする亀。
 終いには 「喧嘩売ってるのかー!」みたいに 
魚に怒られていた。
歯医者さんのつもりだったかな?
Tシャツを買いたいのいでスーパーマーケットに行きたい
と言ったら それより良い所が有ると
パダン・マシラットという所に連れて行ってくれた。
(地図上で調べて たぶん そこだと思う。)
広い駐車場をコの字に囲って店が並び、アーケードの
奥にこの店はあった。
ペナンのお土産屋と比べても 
同じ物が3分の1とか4分の1とか ものすごく安い。

その後 別の所に連れていってもらったが 日本人が
鵜の目鷹の目で土産品を買いあさっていたので
気持ちが悪くなって すぐに出てきてしまった。

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