鼻の改造

     意外に知られていないのが、プラスチックフレームの鼻の高さの調節です。
通常、東洋人向けのレンズの設計は角膜頂点から12o(白人黒人は、鼻が高かったりマツゲが長い事から13.5o)離れたところを基準に作られていると聞いておりますので、当店では出来るだけそれに近付けたいと思っています。

写真 上の丸は、プラスチックのパッドを接着して鼻盛りをした状態です。

写真 下の丸は、あらかじめ本体の鼻パッド部分を削り平らにしてから磨き、穴を開けてメタルフレームと同じクリングスと言う金具を埋め込んでパッドをつけて鼻盛りをした状態です。


最近、ブティックでお買い求めになったヨーロッパの超高級ブランドを、髪の毛を止めるように額の上に乗せてカチューシャにしているのが流行のようですが、現実にはヨーロッパ製品は 鼻盛り部分がとても小さいために、お買い求めになっても頬で支えているか小鼻まで落ちているかがほとんどだと思います。出来れば鼻盛りをして 掛け易くする事を お勧めします