屈折率1,50 1,56 1,70 
1,74の割れやすいレンズの場合
 ミニマル X編 1,70は2ポイント向けレンズですが、
ドリルで寸胴穴開けの場合割れやすいです。
裏打ち無しでも良いですが、レンズを貫通しないように
半分ほど 穴を開けます。
特記

ココに上げるレンズは、通常のツーポイント
でしたら レンズの前後からボルトで締める
ので少しは耐えられますが、
ミニマルXのような大きな穴が2つで、
しかもレンズの中に埋もれたプラスチックピンが
外に向けて圧力で突っ張って止まっているので
ショックが有った場合割れやすいのです。

屈折率1,50 1,56は弱い度数に多く
薄くて特に割れやすいので
プラスチックピンを差し込む前にリーマーで
前面側から かするか かすらないか位で
穴を少し広げます。

屈折率1,70 1,74は強い度数に多い
ですが、バリが入りやすいのが欠点です。
左写真のレンズ内に白く光る部分が半分掘れた穴。
プラスチックガイドを外してしまって、
タクボの穴あけ機DM-2を使って、裏側の迎え穴の位置を
決めます。
レンズ前面側からリーマーの部分で穴を広げますが、
決してドリルより太くしてはいけません。
レンズ前面側から リーマーの穴をドリルで
寸胴の穴に修正します。
この時ダミーレンズを裏打ちして、ズドンと抜けてバリが
入るのを防ぎます。

ミニマル 作り方 に戻る