屈折率1,60 1,67のレンズの
場合
ここで 全工程の完成まで紹介します。 ダミーレンズの裏当て方法は
シルエット大阪の中さんから習いました。
一番割れにくいのがこの屈折率1,60
次いで 1,67のレンズです。
三井系三菱系のそれぞれのレンズの癖は有っても
まず安心です。
しっかりレンズ穴あけガイドを接着して 力を抜き気味に穴を
開けます。

特に貫通する寸前は力を抜いて ダミーレンズ(アクリル製
)に ドリルの歯先が到達するのを待ちます。
右側に見える丸い煙突みたいなものは
排気用の換気扇です。

目が痛くなったり、肺に粉が入るのを
防いでいます。
穴を開けた後、レンズ保護テープを穴の部分だけ剥がす。
出来上がるまで レンズ表面を保護したい。
プラスチックのピンをカッターナイフでカットする。
長さは 度数に応じて決めますが、穴の深さより
0,3mm位長くて良いと思います。

組み立てに入ります。

レンズ保護テープを部分的に剥がして有るので、
そこが傷つかないように
付属品が入ってきた袋を背面側(プラスチックピン)に
当てて 専用のペンチで握る。

専用ペンチの固定側がレンズ前面フレーム側です。
可動側がレンズ背面プラスチックピン側です。

マイナス度数の場合、レンズの薄い方にペンチは横滑りし
易いですから、左手はペンチのすぐ横を握って
滑り落ちるのを防ぎます
組みあがったら、ヒーターでデータムラインや レンズや
テンプルのよじれを修正する。
PDの確認をする。
レンズ保護テープを剥がした後、ニシムラのインク溶解液で
レンズをきれいにする。
完成。

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