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蕎麦切り包丁の柄の溝の彫り方
カスタムナイフのブレードの研磨方法と、バンブーロッドメイキングのプレーニング フォームの考え方をミックスし
て、実際に試してみました。所要時間 片側10分程度です。
ブレードの柄の部分を どのくらいの長さで木の柄に収めるか考え、それに7o付け足した位置に縦線、ブレードの巾に横線を描く。 | |
ブレードの巾に、両面テープで金属ノコギリの歯のミネ側を内側にして 貼り付ける。(歯の側が内側に来ないように) ノコギリの歯は100円ショップで何枚かのパックで有ります。 |
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彫刻刀を金属ノコギリの歯に当てて直刀で切り、その後直刀を斜めにして レ 字型の溝を掘ってしまう。 (ブレードのエンドの縦線部分も) その後 彫刻刀の 丸か角刀で 溝部分を掘る。 |
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ブレードの柄の巾と同じ巾の材木を用意し、60番のサンドペーパーも同じ巾にカッターナイフで切っておく。 | |
ブレードと同じ巾の材木(上の材木)の横から見た様子。先端部分下側は斜めに切っておく。 この部分が一番大事になる。 |
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ブレードと同じ巾の材木に、サンドペーパーの帯を写真のように下から上にスライドさせて持つ。 目詰まりしたら 人差し指の内側にどんどん入れ て、常に新しい面を使う。 |
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金属ノコギリは、サンドペーパーが脱線しても必要以外の場所を傷つけないで、正しくガイドする。 できるだけ綺麗にサンディングするが、深い彫刻刀の傷は気にしない。 金属と木を接着するのに2液混合のエポキシ接着剤(長時間凝固の方が体積が減らない)を使うが、完璧に出来ているとボンドが全部 外に流れ出る。それを防ぐのに、無理に液溜りを作る事が有るから、彫刻刀の傷を真中あたりに楕円形に作るくらいの方が良い。 |
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サンドペーパーを 前後にスライドさせて溝を削るので、反復地点がどうしても 甘く丸くなる。 それで、最終的に金属ノコギリを外してから 5oくらいを切断して仕上げる。 |
柄になる物の材質によって 所要時間が違いますが、彫刻刀の作業がしっかり出来ていれば 後は簡単だと思
います。
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