これは、単なるふつーのサラリーマンが、日産スカイラインGT-R(BNR32)
を購入し、悪戦苦闘しながら 維持をしていく、記録である・・・・・・・。

第34章 ドライブシャフト油に染めて

2002年 秋

私は、近頃移転したといううわさの「だるま大使」というラーメン屋を探しに、T氏とW氏とともに国道をひた走っていた。

その途上、W氏が私の車から発せられる異音に気づいた。

右フロントのあたりから
「コトコトコトコト・・・・」というおとが出ているというのである。

実は数日前から私も気づいていたのだが、謎工場へ行くひまがなく、放置されていたのだ。

W氏曰く「こりゃーメタルが逝っちゃってる音に似てるねぇ」





















ズガビーン!!













私は駆動系の音だと思っていたのでまぁ2,3日は大丈夫と踏んでいたのであるが・・エンジン内部の事といわれちゃうと、平静ではいられなくなる。


たしかにRB26のメタル。特に6番のピストンのメタルはよく逝くらしい。
現にこの車がまだU氏の所有物だったころに1度メタルが逝きエンジン全バラオーバーホールなんかもしているのである。
確かそれから1年程しかたっていないはずなのであるが・・・

そんなことを考えてる間にも。
「コトコトコト・・」
という音は聞こえてくる。

ヤヴァイ、ヤヴァ過ぎる。
メタルが逝ったらまたオーバーホールだ。
もちろんウン十万円という費用がいっぺんに飛んでいく。
恐怖のローン追加である。

正直もうだるま大使なんぞドーデもよくなっていた。


次の日、謎工場へ持っていき、緊急入院ということになった。
そのまま走らせても悪化するだけなのは目に見えていることでもあるし、精神衛生上にもよくない。
悪いところはさっさと直すのが一応信条である。

しかしいくらかかるか判らないのでビクビクもんではあるのだが・・。


程なく謎工場から連絡があり社長曰く
「右フロントドライブシャフトが終わってるよ〜」
との診断が下った。

やっぱり駆動系か・・・・
ある意味エンジンブローな、メタルの不良よりはよっぽどマシではあるが、やっぱし高い部品だ。
しかし交換しておかないと、しまいにゃ動けなくなること請け合いなので、交換作業をお願いした。

運がいいことに中古のドライブシャフトが見つかり修理金額は6万円ほどで済んだが、懐にイタすぎ。
これだけあればDVDレコーダーなんぞも買えたりするわけである。
そうすればLDで持っているソフトなんかもDVD化ができたのになぁ・・・などと妄想は膨らむがすべてお流れ決定。


しばらくはまたおとなしくしているしかないようだ。


ここまでくると、すっかりレストアしている旧車のノリになってきていることを実感し始めた出来事であった。