これは、単なるふつーのサラリーマンが、日産スカイラインGT-R(BNR32)
を購入し、悪戦苦闘しながら 維持をしていく、記録である・・・・・・・。

第14章 赤城からの使者

1999年 梅雨

ある日、突然私の携帯が鳴った。
出てみるとK藤さんである。
どーやら、平日にもかかわらず、赤城に遊びに来ているらしい。
よーするに、召還電話です。

元来、頼まれ事には「イヤ」といえない性格だった私は、仕事が終わると夕飯も食わずに赤城へ向かっていった。
なぜか頂上付近の某漫画スタート地点のあたりに居るらしい。
おりしも天候は雨。(梅雨だもんね)
しかも乗りなれないFRな代車・・・。

峠道に入ると、FRの挙動が如実に出る。
ちょっとラフにアクセル開けようものならパワースライド・・・・。
最近は4WDに慣らされていたもんだから微妙なアクセル操作なんかしばらくしてなかったんで、な〜んとなく妖しいマリリンモンローのような尻の振り方で峠道を登っていく。

正直結構冷や汗・・・・なんだけどスピードはあんまり落とさないところが救い様が無い(笑)

そんなこんなでヨタヨタと頂上につくと、青い34GT-Rと銀のアルテッツアがいた。
最近良くお山で一緒に遊ぶH氏O氏である。
どうやらこの二人も召還を受けたらしい。
さらによく見ると黄色いFD-3S 赤いSW20も居る。
呼び出した張本人のK藤さんとK沢さんだ。
そのほか何人かおねーちゃんが居る。

しかしなんちゅーか、召還された組は頼まれるとイヤと言えん人ばかりやな。
こんな雨の夜に山の上まで・・・・ふつー来ないぞ(笑)

で、その後は毎度お決まりの雨にもかかわらず、公道のような気がしないところで、走り回って遊んだ一行・・・・
注)なぜか私のナビには安定して人がいなかった様な気がする(^^;

だんだん夜もふけてきた。
女性陣は、地元じゃないので、どーするのかと思ったら、O温泉に宿が取ってあるのだという。
しかもそこまでの道が、よー分からんから送ってくれとのこと。

温泉に独身女性の軍団を送る!!

この後どのような思考が野郎3人組(注:一人は妻子もち)の頭の中をめぐったかはともかく。
とりあえず道案内がてら送っていくことになった。
雨は益々降りしきり路面はかなりヘビーウェット。
視界も悪く普段なら30分で着くところに1時間近く費やして日付も変わる時間に宿についた。

ちなみに、みんなマフラー交換なんぞは当然な連中なのでそれなりに排気音がデカい。
静かな山あいの温泉に真夜中に爆音カー軍団来襲である。
結構なハタ迷惑(^^;
なんとなく後ろめたさを感じた野郎3人組(注:一人は妻子持ち)は、さまざまな邪念をかなぐり捨てて、紳士的に旅館を後にしたのである。

帰りの赤城越えでは、コースレコード並みの勢いで青と銀の車が見えなくなったのは言うまでも無い。
(わたしゃマイペースだったけどね。)

せっかく混浴露天風呂があったのに・・・・。