これは、単なるふつーのサラリーマンが、日産スカイラインGT-R(BNR32)
を購入し、悪戦苦闘しながら 維持をしていく、記録である・・・・・・・。

第10章 白い闇を抜けて

1999年 年始 

私は、とある横浜の駐車場に居た。
GT-Rに乗って居る人の集まりに参加するためである。
その集まりがなんであるかは諸般の事情によりあえて書かない(爆)

おりしも、年始で帰省中の人が多いためか、普段よりもかなりその集合場所は空いていた。
う〜ん、集合時間にはまだ早い(30分ぐらい早かった)とは言えGT-Rなんぞほとんど見当たらない。
なにぶんこの会合に出るのは初めてで緊張のデビュー戦。その辺にちらほら居る人ももしかすればその参加者かもしれないが、シャイな私のこと、行き場も定まらず、途方にくれていた。

しかも、その駐車場と来たら、なんか妖しい光を放つ車やら、上下に跳ね回る車やら、車の中がほとんどオーディオで埋まってる車やら・・・とGT-Rのような車が止まってるだけでなんとなく場違いなような気がする雰囲気が漂いまくっていた。
しかも、そういう車に乗ってるようなひとは田舎もんから見ると怖い。
なんか有無を言わさずいきなり刺されそうな奴ばっかりに見えてくる。
「このままローンを残したまま死ぬわけにはいかんぞぉ(^^;」
と、だんだん弱気になってきて帰ろうかなぁ〜なんて考え始めたころに広い広い駐車場の反対側にGT-Rが集まって居るのを見つけた。

どうにか意を決して、声をかける私
「あのぉ〜○◎●のかたですか〜?」
なぜか不自然に明るい声(爆)

すると、「ええ、そうですよ」という返事。
でもちょっとそっけない(笑)
っつーか、あんた誰光線を喰らってしまった。
なんか、天から蜘蛛の糸が降りてきた気分であった。

とりあえず、その塊に車をそそくさと、移動してみた。
・・・・すると、GT-Rの塊の中に居るっていうのにそれでも場違いなうちの車に気づいた。
そう、ノーマルホイールまで履いてるほとんどドノーマルな車は私の車だけだったのである。
しかも皆さんやけにハードなチューニング談義。
話の輪にも入れやしない。(T_T)g
なんだか何しに来たのやらわからない状態に陥ってしまっていた。

しかし、そんな状況も次々とGT-Rが集まってくるに連れて変化が訪れた。
なんと、メンバーの二極化が始まったのである。
要は、お金持ち(フルチューンとか)と、一般人(ノーマルか+アルファぐらい)でそれぞれ固まり始めたのである。
もちろん私は一般人組。
しかし、それはそれでむしろ会話は弾みやっと有意義な集会タイムに突入できたのであった。


そんなこんなで夜もふけ、帰宅の途につくのであるが、その帰り道・・・・
当然いっぺんに解散したので帰り道の片側3車線の道はGT-Rだらけになった。
私は比較的ゆっくり走っていたので、何十台となくGT-Rに抜かれるという貴重な体験の真っ只に中陥った。
(因みにその道は某マンガの舞台そっくりなすんごい真っ直ぐなテストコースということにしておこう(爆))

そしてその最中、1台の32GTーRが私の前に車線変更してきた・・・・・その瞬間

ぼわわわわわわ〜!!

うげ、ま、前が見えんん〜〜〜〜〜〜!!!!

どうやらエンジンブローしたようだ(^^;。
「いや、目の前でははじめて見るな〜」
なんてのんきなことを考えてる余裕など無い。
比較的ゆっくりと言っても、ぬえわkm/hぐらいは出ている。
とっさに一番右車線に車線変更をして事なきを得たが、一応同じ集会に出ていた仲間である
「エンジンブローは本人の責任だ。置いていけ」(c)北見
って言うわけにも行かず、一応一緒に路肩に佇むことになった。
ついでに付近に居たほかのGT-Rも何台か路肩に止まったのであるが、ここであることに気づいた。

止まってくれるのは32ばかりなのである。
33の人はみんな通り過ぎていく・・・・・。
33GT-Rの人は冷たい人ばっかりなのか?(笑)

まぁこんな道の路肩に止まってちゃ危ないのは確かなんだけどね(^^;



結局車はファンベルトが、はずれてオーバーヒートで水を吹いたと判明
牽引で修理工場行きとあいなった・・・・
これが、吹いていたのがオイルだったら私の車は油だらけになっていたところであるが、冷却水だと判明したので助かった(^^;。
液体ワックス代わりにゃならんだろうからねぇ、エンジンオイルは。