これは、単なるふつーのサラリーマンが、日産スカイラインGT-R(BNR32)
を購入し、悪戦苦闘しながら 維持をしていく、記録である・・・・・・・。

第9章 T-MAXの鼓動

1998年 年末

  私は、その日発売された、「OPTION」を読んでいた。
  その雑誌には個人売買のコーナーがあり、時々激安パーツなんかも合ったりしたりするので
  たまに目を通して居るのだ・・・・。

  そこで、ふと私の目にとまったものがあった。
  APEXi T−MAX BNR32用 スプリングタイプ2付 2万5千円
  いわゆる、サスキットである。
  因みにT-MAXは新品だと10万ぐらいする。

  すぐさま、その投稿者に電話をかけると、まだあるとの事。
  さっそく、購入の旨を伝えた。
  まぁ値段からして、それなりの程度であることは間違いないのであるが、何はともあれ
  車高が落ちる。
  つまり、カッコよくなる(笑)
  性能なんか2の次じゃ!!というノリで買ってしまった。

  2〜3日後・・・・
  それは送られてきた。
  中身をチェックすると、予想以上に状態が悪そうである。
  オイルまで漏れるし・・・。(^^;

  結局、値段が値段だからしょーがないと諦め、オーバーホールに出すことにした。
  1本の8千円の出費なり・・・・結構痛いが、
ココまできたらもー引けない(笑)


  ・・・そんなわけで、しばらく取り付けは待つことになった。

1999年 年始

  年は明け、いよいよ取り付けすることになった。
  足回り交換となると当然交換工賃が普通はかかるのであるが、当然のごとく
  私には金が無い(爆)
  Auの学生料金のごとくサラリーマン半額サービス何ていうものがあるはずもなく、
  必要最小限の出費で済ませるために自分で交換することとなった。

  プライベーターと呼ばれる人々にとっては簡単なことなのであろうが、私はあいにくド素人。
  かなり先が思いやられる。

  とりあえず、リフトにあげてやった方が楽なので、いつもの謎工場にてリフトを借り作業をする
  事にした。

  まずとりあえず純正ショックをはずすのであるが、これはマルチリンクサスペンションの場合
  アッパー部に2本、下側に1本づつしかねじは止まっていないので簡単に外れた。

  所要時間は素人でも30分弱。
  なかなかいい調子で進んでいる。

  そして、あとはすぐに買ったショックを差し込めば完成かと思いきや、もともとある純正のショックの
  アッパーシート等を流用するため1度純正ショックをバラさなければならない。
  これが想像よりすんごい面倒。(^^;

  スプリングコンプレッサーと言う物を使ってバネを縮めてバラすのであるが、慣れない作業であるので
  なかなか均一に縮まない・・・。 
  「俺ってこんなに不器用なのね(T_T)g」
  と、打ちひしがれつつも、やめるわけには行かず、悪戦苦闘しながらどうにかバラし新しいショックに
  組み換え。
  既にバラシだけで40分

  あ、そうそう、忘れちゃいけない。
  この時ついでなので、へたっているバンプラバーを新品にしておいた。
  ・・・で、またスプリングコンプレッサーと格闘しどうにか組換えも完成。

  さてさて、いよいよ車に組み込む段になったら、なんと、
  アッパーシートとショックの角度が合ってなくて穴が合わない・・・(ぐわぁぁぁぁぁぁん!!)

  泣く泣くまたもやスプリングを縮めてアッパーシートを回しやっとこ組み込み開始。。
  はずすのが簡単だけあって組み込む事自体は簡単であった。。

  そんなこんなで3時間後・・・やっと完成。
  はっきり言ってこんなに時間をかけているんじゃぁ商売は出来ない(笑)
  単純なマルチリンクでこれでは他の形式(ex.ダブルウィッシュボーン等)は私が
  やったんでは、いつまでたっても終わらなそうだ。(笑)

  と言うわけで、マルチリンク形式に限っては簡単なようであるので暇と道具と度胸がある人は
  やってみると面白いかも。
  自分でやったと言う充実感や、満足感。さらに、
  バラバラになったらどうしようという恐怖感も味わえます。
  注)今のところバラバラにはなっていません。