心に残るゲームたち

 

ファーストコンタクト
私のグラディウスとの出合いは、中学生の頃。まだ、ゲームセンターに行くと不良扱いされていた旧き時代のことである。しかし、そんな状況で会っても中学生がゲームできる場所として、駄菓子屋や、自動販売機のゲームコーナーなどがあった。

ある日、家の近くの自動販売機コーナーに部活の帰りに寄ると、PSG音源の透き通った綺麗な音楽が耳に入ってきた。(ちょうど4面,逆火山の曲だったと記憶している)
興味を引かれた私は、そのゲーム機に近寄っていきプレイしてる人に遠慮しつつも画面を覗き込む。


そこには、宇宙があった




今までのゲームにはとは一味違った美麗な映像。
そこで、ひたすら戦う一機の戦闘機。
細長く美しく強力なレーザー
個性的な敵。
多彩な変化を見せる各ステージ。
テンポの良い音楽。


これらの要素があわさり、私はついつい魅了され、見入ってしまった。

程なくしてプレイしていた人が終わり、私はテーブル筐体の席に座り、当時としては大金であった100円硬貨を投入する。

ちゃらりらり〜ん♪


今となっては恒例のグラディウスシリーズのコイン投入音。
こんなものの音色にまで感動していた。
それほど綺麗な音だったのだ,当時としては。

そしてゲームスタート・・・
私は宇宙へ飛び出した。

しかし初めてやるゲーム。しかも攻略本の存在などもほとんど無かったこの時代。この当時としては高難易度のゲームに、私はあっさり撃退されてしまった。
と,言うかスピードアップをすれば楽だと気づいたのが最後の最後だったのであるが(笑)

普段ならそんなにすぐに終わっちゃうゲームなど二度とやら無いのであるが、このゲームは違った。、次こそ先へ進んで、その先の展開を見てやろう、そして制覇してやろうという気持ちが沸き起こるのである。

それから、なけなしの小遣いをすべてグラディウスにつぎ込む日々が始まったのである。

つぎ込むと言っても所詮少ない小遣い。週に一回とかその自販機のところへ行くのが精一杯。しかも独学。
攻略は一向に進まないで月日は流れていった。



最初の壁は、3面モアイステージ。今となってはグラディウスの象徴のようなステージである。画面の四方八方から、モアイが吐き出すリング状の弾に襲われるので非常に難易度が高い。ココを抜けるタメだけに一ヶ月はかかってしまった。
しかし、初めて抜けた時の感動、そして、自力でたどり着いた4面逆火山ステージ。情けないが多少涙ぐんでいたであろう。

さらに、逆火山でハマること2ヶ月。
そういえば、この頃は寝ている時も頭の中をビックバイパーが飛び回っていたような記憶がある。
眠りながら攻略を考えていたのかもしれない。


そして、結局最終ステージに突入する頃には、半年以上が経過していた。
私の操る自機ビックバイパーは、バクテリアン軍の本拠地要塞ゼロスに突入していく。
最終防衛線らしく、苛烈なまでの敵の攻撃。しかし、そこまで我流ながら苦心の末にたどり着き、腕を上げていた私の敵ではなかった。


最後のシャッターをくぐり、中枢であるバイオコンピューター(脳味噌にしか見えないけど)を破壊する。
ついに、私はバクテリアン軍を壊滅させることに成功したのだ。

爆発四散する要塞を見て私は最高の感動に打ち震えていた。
ひたすら自力で攻略したのであるから、余計に感動の度合いも強いのであろう。

この日の感動が、以降の私がゲームにはまり込むきっかけになったと言っても過言ではないと思っている。

それがよかったのか悪かったのかは分からないのであるが・・・。


ちなみに直後に、さらに高難易度の2周目が始まり、蹴散らされてしまったのはいうまでもない。

セカンドコンタクト

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