心に残るゲームたち
| イース I・II(PCエンジン版) |
| 今となっては昔となってしまったが、PCエンジンというゲーム機があった。 ゲーム機としては初めて、CD−ROMという媒体を搭載し、その大容量を生かしたゲームが多数発売され、一世を風靡したハードである。 ちなみに、我が家にCDという媒体が入り込んだのはこのゲーム機が一番最初であり、これ以前にはCDプレイヤーというものは一切なかった。したがって音楽CDというものが聴けるようになったのもこの時からである 。 そのラインナップの中に日本ファルコムのアクションRPGの名作「イース」がハドソンの手によってリメイクされI・IIが一緒になったのもがあった。当時としては最高水準のグラフィックとアニメーション。(今となっては単にキャラが振り向いたりした程度のアニメーションで、これを売りにしたら大顰蹙ものなレベルである(^^;)そして、CDによる高品質なサウンドに度肝を抜かれた私は、バイト代を叩き込みPCエンジン+CDーROMを買った。当時、大学に通うために一人暮らしをしていた私は、おかげで1週間ほど自分で炊いたご飯と味噌汁のみで暮らすことになってしまったのは今となってはいい思い出である。 さて、このゲーム、今となってはあたりまえではあるがキャラクターがそれぞれ台詞をしゃべったりした。そして、それゆえに悲劇が起こった。 とある場面で主人公がヒロインである「リリア」という少女(推定(ォィ)を助け出した場面での事である。画面はキャラクターの絵のアップになり会話が始まる。当然助け出したのであるから御礼なんかを言ってもらえるのである。 リリア「助けてくださってありがとう。アドル(主人公の名前)さんにはなんとお礼を言ってよろしいのでしょう(はーと)」 ってな具合でしばらく会話が続くであろうということで、私はパッドをゲーム機がおいてあるテーブルの上に置こうとした。そのとき手が滑ってCD-ROMドライブの上にパッドを落としてしまった。 リリア「なんとお礼を・・」 ガツン!! リリア「ピー!ガー983w4f^9さld;:おいへr」 私「・・・・うげ、飛んだか?。っつーかバグったか?」(^^; スピーカーは怪しげな雑音を出すのみとなり、画面上はむなしくリリアの口パクが続く。 私「う〜んこりゃ、リセットするしかねーかな。またやり直しか〜(T_T)」 などと思い仕方なくリセットしようかかと思った時・・・ リリア「良くここまで来たものだな!!誉めてやろう!!。だが、貴様の命運もここまで うんぬんかんぬん(記憶あいまい)」 (注:おっさんの声である) 私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?(唖然)」 そう、CDのシークが狂ったのか何とラスボスが吐く台詞をしゃべり始めてしまったのである。 とりあえず一通り台詞が終わった後にゲームは問題なく続いたのであるが、私としては気持ち悪いったらありゃしない。 セーブが出来るポイントに行ったら速攻でセーブ。電源を切りCDをクリーニングしてみたりした。 ・・・・ところが。そのCD掃除の行動が更なる悲劇を生んだ。どうやら、CDに微妙に傷をつけてしまったようなのである。おかげで他の場面でも、不思議と台詞の場面のみであるが音が飛びまくるようになってしまったのである。 もう話の内容はめちゃくちゃ。ラスボスにかわいいおねーちゃんの声で話し掛けられたりして、本当の話の流れがわけ分からなくなってしまったのだ。 結局私の中では、最後までイースのラスボスは、リリアであるということになってしまったのである。 |