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「青夏 君に恋した30日」の作り方を公開します
まず、必要な物…
●パソコン(Core i7 16GB ノートパソコンを使っています)
●映画のチラシ
●スキャナー
●画像加工ソフト(アドビ社製の「Photoshop CS5」を
使っています)
チラシをスキャンして、ゴミを消し傷を修正します
Photoshopは、プロも使う大変高いソフトですが、月極め払い
ではない古いバージョンを使っています。
もちろん、正規品で購入しています。
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DVDの印刷範囲である円を「3000ピクセル」で作ります
真ん中には印刷されない穴の部分も作ります。
※DVDの大きさで換算すると1400ピクセルちょっともあれば
印刷は出来るのですが、少しでも高画質にするため
3000にしています
毎回作るのは大変なため、最初に作ったものを次回も使います
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明るさや色を整えた後は、仮置きしてバランスを見ます
男性の右手と女性の左足の靴の部分が切れそうですね
男性の上側の文字とタイトルも消した方が良さそうです
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画像加工ソフトを駆使して、文字を消します
加工や合成の最低限のスキルは必要です。
タイトルを消した時の、ズボンとスカートの画像欠落部分は、
ネットの画像を合成したり、手書きで修正します。
※画像は、クリックで少しだけ拡大出来ます
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インターネットで合成出来そうな画像を探します。
少しでも綺麗に合成するには大きい画像を探す必要がありますが、
今回は低画質の画像しかありませんでした
しかし、合成部分が少ないため、劣化は目立たないと思います。
丁寧に切り抜き、ノイズなどを綺麗にします
※画像は、クリックで少しだけ拡大出来ます
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切り抜いた手と靴を合成して、背景の空と雲の部分も作ります
※画像は、クリックで少しだけ拡大出来ます |
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合成に必要な素材、タイトル、ひまわりの花、出演者人物を
切り抜きます。
タイトルは、チラシと同じように縁の部分を青くします
これは、タイトルが見難くなる事を防ぐ効果があります
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バランスを見ながら素材の大きさを調節して合成します
※画像は、クリックで少しだけ拡大出来ます
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ネットで監督名や出演者を調べて入れ、最後に映画会社のロゴや
DVDのロゴを入れて完成です
映画会社のロゴは、チラシに入っているものと同じもの使用します
同じ会社でも数種類を使い分けている場合があるため、ロゴは
100種類ほど収集や作成をしています
今回の松竹も、120周年記念など3種類存在しています
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クリックで拡大出来ます |
これで完成です
公開時には、2MBを超えないように、2000ピクセルに落として
公開しています
今回の合成枚数は、あまり多くなかったのですが
「アウトレイジ 最終章」は、10人以上の人物を切り抜き、円内に
入るように合成しています
作成時間は、最低でも3〜4時間、日曜の午前中から作り始めて
夜中までかかる事もあります
ネットの画像を使えば、1時間ほどで作れる事もあります…
それでは、なぜ手間のかかる合成をしてまでチラシの画像で
作るのか?
それは、2000ピクセルで公開する時に、画質が保てないからです
少しでも綺麗に作ろうと思うと、手間のかかるチラシスキャンに
合成…この方法になった訳です
このようにして作ると、大量生産は出来ません
チラシが無かったりしてリクエストに応えられ無い事もあり、
心苦しく思う事もありますが、ご理解ください
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