製菓学校通信日記

2月のスクーリング

 

スクーリングもいよいよ最終段階。
今回は製菓衛生士法から授業が始まりました。
製菓衛生士の受験資格は
「2年以上菓子製造業に従事したもの、もしくは指定の養成学校を卒業したもの」
〜つまりこの学校を卒業しないことには試験さえ受けられません。
「試験は都道府県ごとに行われ受験者の住所にかかわらずどこで受けてもよい」
〜受かるまで日本中さすらってもいい、ということです。
「都道府県ごとに実施時期が異なる」
〜私の住む県では隔年一回しか行われないため
一度落ちると2年先まで勉強を続けるはめになります。
4択問題とはいえ、こんな分厚い教科書をすべて覚えこむことが出来るのでしょうか・・・・?
今でも十分記憶力があやぶまれるのですから
40代に持ち込まず、何とか一発勝負で決めたいところです。

公衆衛生の授業は、おなじみ保健所マンの熱血おじいちゃんです。
中でも最も得意とする生活習慣病に入ると時間をいっぱいに使っての熱弁が冴えます。
午前中の 環境衛生のときよりも顔色もつやつやとしているように見えます。
途中勢いあまって「オモイクソ」という表現が頻繁に登場します。
確か午前の授業では1・2度しか聞けなかったこの言葉
午後になると雪崩落ちるがごとく
「オモイクソこの本は間違おてますっ」
「1キロの脂肪を燃やすには、オモイクソ150キロ走らないといけません!」
途中から授業中何回オモイクソを言うか数えたくなったのですが
迎え撃つこちらも、眠気覚ましに”種抜き梅干”をなめながら、という状態なので
そこまで力及ばず。



思えば学科の授業は8割までがこの先生でした。
保健所勤務の実体験に基づく授業は机上の勉強にとどまらぬ面白さがありました。
教科書どおりだと苦痛だったに違いない学科授業ですが
この先生に教わることが出来てラッキーだったと思います。

今回のスクーリングの空き時間を利用して、リッツのディプロマを取得し厨房経験も積まれた方の
教室へ行くことが出来ました。私はお菓子教室に行った経験がないので
緊張したのですが、とても内容の濃い授業を受けることが出来ました。
何を質問しても即座に、しかもきっぱりとした回答が返ってくることに感動しました。
さすが裏打ちされるものがあると厚みが違います。
「こういう状態になるのがベストです」
「これが成功です」
もう、すっかり安心してひたすら納得していくのです。
作ったのはコーヒーの香りの効いたショコラタルト。メリハリの有る味で
お店のものでは食べたことがない美味しさでした。
続けて通えないのがとても残念でした。

その後は、一緒にこの教室へ行った友達に案内されてランチへ。

普段食べない、そして自宅で作らないものを、ということでスパイシーな”ジャガイモとヒヨコマメのカレー”。


デザートは”チェリーのパイ”。

 

これは授業後よく走って通った製菓道具の問屋さん。



白いお皿が欲しくて問屋街中探し回って、やっと見つけました。
30枚・50枚と買っていく飲食店主のお客さんが圧倒的に多いなか
「1枚ずつください」という私にぽかんとしていた店のオジサンは
「早くたくさん必要になる日が来ると良いですね」と言ってくれました。
そんな日が来るのかは、まったく予想できませんが
なんだか嬉しくなった私でした。

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