平成26年12月28日(日) <4日目>

●ドブロヴニク【世界遺産】
 
アドリア海に面した小さな港町。アドリア海の紺碧を背景に白壁とオレンジ色の屋根が連なるその街並みは「アドリア海の真珠」と称される。中世には海洋交易によって都市国家として繁栄し、 高さ25メートルもの強固な城壁に守られその美しい姿を長きに渡り留め、1979年に世界文化遺産として登録された。  

 
     ◆ピレ門   ◆オノフリオの大噴水   
       市街の西側にあり、数世紀にわたってメインの入り口として使われていた。    ナポリのオノフリオ・デッラ・カヴァが1438年に造った大きな噴水で、12km離れた源泉から水を引いて市内の2か所に設けられている。16面の顔のレプリカの口から、水が噴き出していて飲料水となっている。  
           
             
 ◆プラツァ通り     ◆スポンザ宮殿    ◆大聖堂  
 ピレ門の入り口から中心部ルジャ広場まで約200m続くドブロブニクの目抜き通り。 通りの両側にはカフェや銀行やお土産屋さんなどが軒を並べていて賑わっている。      1516年に建てられた宮殿。当初はドブロヴニクに出入りする物資や財の管理所だったが、税関の役割が減った17世紀には、学者や知識人の集まる文化サロンへと変わった。1667年の大地震時にも、歴史文書や自治都市をめぐる裁判記録などが焼失されず残った。現在はそれら貴重な古文書を保管する古文書館となっている。   11667年の震災に合い、1713年に再建され現在の建物として完成。ルジャ広場の南端に建つバロック様式の建物で、宝物室には聖ヴラホの遺骨があったり、他にも財宝などがある。 大理石を使った祭壇が素晴らしいうえに、その奥の「聖母被昇天」は息をのむくらい迫力ある見応えある絵。    
             
   ◆ドミニコ会修道院  
1228年にドブロヴニクに入ってきたドミニコ会派により、15世紀に造られた。ロマネスクやゴシック、ルネッサンス様式などを取り入れた修道院内は宗教美術館となっており、11世紀に作られた銀の表紙の本や宝飾品、15〜16世紀の宗教画などが展示されている。
 


   ◆旧港
かつてはドブロブニクの玄関口だった旧港で、現在は近郊の島へ向かうエクスカーション用の船の発着地となっている。 観光シーズンには、旧港で船を待つ観光客が行列を作る。
 


   ◆城壁の遊歩道
壁は全長1940mあり、高さは25m。 遊歩道は約1時間ほど歩いて、周囲をぐるっと回ることが出来、入口は3か所。 城壁からの眺めはアドリア海の青と瓦屋根のオレンジが対比されて、とても美しい景色が広がる。
 








昼食:城壁内でシーフードリゾット

 
移動途中の絶景ポイントよりドブロブニクを望む

クロアチア共和国からモンテネグロへ

   ◆モンテネグロ◆
2006年に独立、人口70万人、面積も福島県と同じくらいという小国で、狭い国土の中に国立公園を4つ、293kmにわたる海岸線のうちの73kmはビーチであるなど、魅力的な観光資源に富んでいる。アドリア海岸には、世界遺産のコトルをはじめとして、長い歴史を誇る魅力あふれる町も多い。
 
   
●コトル【世界遺産】
アドリア海とコトルの街の陸地が織りなす複雑な入り江のコトル湾が有名。9世紀から19世紀にかけての建物が数多く残り、古い町並みが保存され、東西ヨーロッパの文化が融合した町はそれ自体 が傑作で、1979年に世界遺産に登録された。
 



  
夕食はホテルのバイキング