平成26年12月26日(金) <2日目>

   ◆セルビア共和国◆
かつてのユーゴスラビアに属した地域の中央に位置しており、政治的にもその中心となる国であった。首都ベオグラードは、ユーゴスラビア誕生以来2006年にセルビア・モンテネグロが解体されるまで、一貫して連邦の首都であった。2006年6月3日のモンテネグロの分離独立に伴い独立宣言をした。人口1,000万人。
 
   
●ベオグラード
セルビアの首都で人口170万人。ヨーロッパ最古の町の一つで、古くから西欧と東欧の道が交わる重要な交差点で、町はサバ川とドナウ河の合流地点にあり、二方から川に囲まれている。 こうした土地に位置することからベオグラードは、中央ヨーロッパの玄関と呼ばれている。
 

 
        宿泊ホテル                   ホテルからの景色

   ◆聖サヴァ教会
東方正教系の教会としては世界最大の大きさを誇る教会で、セルビア正教の中心的存在。聖サヴァは、セルビア正教会の設立者で、中世セルビア王国創始者ステファン・ネマニャの息子。彼の遺体は、セルビア南西部にあるミレシェヴァ修道院に納められていたが、オスマン朝の支配時代に、現在教会が建つ場所で焼かれた。
 

   
                                                                                サヴァの像

   ◆ベオグラード要塞
2世紀から18世紀の間に、何度も建設と破壊が繰り返された。要塞はサバ川とドナウ河の合流点を見下ろす小高い丘の上に建てられており、ベオグラードの歴史を物語るユニークな博物館。 要塞は「上町(ゴルニ・グラード)」と「下町(ドーニ・グラード)」、カレメグダン公園に分かれている。
 




サバ川とドナウ河の合流点を見下ろす小高い丘

ベオグラードの歩行者天国を散策

   ◆セルビア正教大聖堂
セルビア正教会の大聖堂。19世紀、セルビア公ミロシュ=オブレノビッチ1世により建造。新古典主義様式の建物で、後期バロック風の塔をもつ。正式名称は聖ミカエル大聖堂。
 



古民家風レストランにて昼食


国境の検問所と国境の橋【セルビア(左側)からからボスニア・ヘルツェゴビナ(右側)へ】

   ◆ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦◆
首都はサラエヴォ。ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国(セルビア人共和国)からなる連邦国家。ほぼ三角形の国土で、クロアチア、セルビア、モンテネグロと接する。ユーゴスラビアからの独立時、ボシュニャク人、クロアチア人、セルビア人がそれぞれ民族ごとに分かれてボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で戦った。人口450万人。
 

   
レストランにて夕食