☆集まる会<五味美保ファンの集い'99>☆
1999.9.15.


五味ChanがDJの番組】【ライブ・イベントレポート

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  • 9月16日の五味Chanの誕生日の前日である9月15日に、この数年恒例となっている「集まる会」が開催されました。私は'95年から毎回参加しており、今年で5回目です。

    昨年は食事会で五味Chanの歌はなかったのですが、今年はデビュー10周年でもあり、五味Chan御本人の希望もあったようで、ライブを中心としたものになりました。場所は東京は青山のライブハウス"LAPIN ET HALOT"(ラパン・エ・アロ)です。15時〜17時と言うことで、14時頃に会場に到着すると、2名の顔なじみの方がおられました。聞くとどうやら15時に受付け開始とのこと。まだ時間もあったので、五味Chanへのプレゼントの花束を買いに、あらかじめインターネットで調べておいた花屋さんに向かいました。「可愛い感じで」との注文に素敵な花束を作ってもらい、会場に戻ったのが15時5分前。顔見知りの方、そうでない方とたくさんのファンが集まっていました。しかし、15時を回っても例によって(笑)受付けを開始する気配はありません。10分、20分と時間は過ぎていき、その間雨が降ったり止んだり。45分くらい経過したでしょうか「お待たせしました」とやっと受付けが開始されました。

    中に入ると、椅子とテーブル、後方には飲み物とお菓子(何と五味Chanのお母さんの差し入れ)が用意されており、倉田さん(マネージャー)の司会で早速始まりました。まずは"LIVE ACT1"と言うことで、五味Chanの歌からです。

    1.太陽の中の恋
    2.僕のわすれもの
    (共にカラオケ使用で、GAANEさんがコーラス)

    ここで五味Chanは一旦引っ込みました。続いて、参加者の自己紹介のコーナーです。(私が参加してから、毎回あるような…)参加者の名簿順に名前が呼ばれて各自自己紹介をしていきましたが、間もなく五味Chanもステージに現れました。終了後は歓談の時間となり、五味Chanも各テーブルを回って話しに加わっていました。そのとき聞いた話では、五味Chanの愛車はMINIからラシーンに変わったとのこと。

    歓談タイム終了後"LIVE ACT2"の開始、なのですが、その前に五味ChanとGAANEさんによく似た「サクッと漫才チックモード」という謎の二人組が登場(笑)厚底サンダルをテーマにした漫才を披露しました。そして"LIVE ACT2"の開始です。

    まずは五味Chanから始まり、ゲストが次々と登場です。

    3.clover〜Let's stay together〜(カラオケ使用で、GAANEさんがコーラス)
    4.罪を認める恋ならば(GAANEさん)
    5.ノーマジーンとマリリン(大場誓子さん)
    6.虹のように(maker's)
    7.サバンナ(KOXI)…FM山口で五味ChanとDJをしている中村光志さんです。
    8.心のベル(Akiさん)…五味Chanのカバー曲です。
    9.Happy Birthday to You(mu)…イエスカンパニーの木村さんとBLESSの杉村社長のユニット

    ここで、五味Chanをステージに呼びました。五味Chanは「素敵なRadio」のプロモーションビデオで使っていたうさぎのぬいぐるみを持って出てきました。杉村さんがデビュー10周年を振り返って、今だから言える話を始めました。デビューアルバム『MIND HOLIDAY』は山中湖畔のリゾートスタジオでレコーディングしたこと、元バービーボーイズのコンタさんが名前を隠して参加していたこと、ロンドンレコーディング(『Rainy Days After』)は寒くて、五味Chanがブーブー言ってたこと、10枚目のアルバム(『その季節はオレンジのごとく』)は思ったより売れなかったこと…等。通算30枚目(現在、アルバム10枚とシングル19枚)は近いところで出す、とも言ってました。そして、参加者も一緒に再度「Happy Birthday to You」を唄いました。五味Chanは歌の途中からぬいぐるみを顔に当ててうつむいています。歌が終わって顔を上げた五味Chanは泣いていました。きっと10年間の色々な思い出がよみがえってきたのだと思います。すぐに笑顔を見せて「鼻をかんでくるね」と一旦引っ込んで、再度登場。

    10.涙のレインボー(杉村さんのアコースティックギター、GAANEさんのコーラス)

    「今日は本当にありがとうございました。こんなに集まってくれて。こんだけ集まってくれたから、ラパンという素敵なライブハウスで集まる会ができて、皆さん本当にありがとうございました。五味美保ライブを最近やっていないので、どうしても皆に歌を届けたいなという気持ちから、黒服を着ているくららん(倉田さん)も一生懸命準備をしてくれました。ありがとうございました。最後はやっぱり「誕生日」を唄おうかなと思っているんですけど。」(*1)と五味Chan。

    11.誕生日(杉村さんのアコースティックギター、GAANEさんとAkiさんのコーラス)

    「緊張しちゃって…」と唄い出しを間違えてしまい、深呼吸をしてやり直し。唄っている間じゅう緊張の面もちでした。唄い終わると、スタッフ、ゲストやファンからたくさんのプレゼントや花束を贈られ、五味Chanはまた泣いてしまいました。

    「10年間、歌手として今日まで育ててくれた杉村さん、どうもありがとう。30年前になるのかな、2日も陣痛を我慢して私を産んでくれたお母さん、ありがとう。産まれたときに腰を抜かしちゃったお父さん、ありがとう。私はずっと唄っていきたいなって思っています。皆に支えられて唄っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。」(*2)と涙ながらの五味Chanの挨拶が終わると、倉田さんが登場して18時30分ころに会は終了しました。

    最後に出口で、五味ChanとGAANEさんが、二人のツーショット写真にその場でサインを入れてくれて、参加者一人一人に手渡しし、握手をして見送ってくれました。

    五味Chan、デビュー10周年と誕生日、本当におめでとう。五味Chanのあの美しい涙を私は忘れないでしょう。これからもずっと応援していこう、と改めて強く思いました。

    最後に、今回のイベントを作っていただいたスタッフの皆さん、ゲストの皆さん、そして参加されたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。
  • 【注記】

    1. (*1)、(*2)の五味Chanの言葉は、SAIL Music Laboratoryにおける神戸信裕さんの同イベントのレポートの一部を使用させていただきました。
    2. 会場の表示が「五味美保ファンの集い'99」となっていたので「名前、漢字に戻したんですか?」と聞くと「漢字に戻しました。まぁ別にどっちでもいいんですけど」とのことでした。

      *当日の五味Chanの写真はこちらで*