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データ
タイトル VIRTUAL麻雀U
〜マイ・フェアー・レディ〜
プレイ時間 1時間程度
機種 SS ストーリー 評価対象外
ジャンル 脱衣麻雀 キャラクタ ★☆☆☆☆
メーカー マイクロネット グラフィック ★★☆☆☆
発売日 1998年12月10日 サウンド ★★★☆☆
定価 8,800円 ソフトウェア ★☆☆☆☆
購入価格 1,980円 ゲーム性 ★★☆☆☆
総合評価 ★☆☆☆☆
お気に入り度 ナニ(?Д?)それ

本文
 何じゃこりゃぁあ! 絶対シバく!

 バーチャルワールドの住人アヤをバーチャルワールドのプリンセスにする為に 麻雀勝負をするのがこのゲームの目的です。
 そもそもバーチャルワールドとは何か、アヤとはそこでどんな位置にいる存在なのか とかは言及しないし、説明書に書いてなくとも全く気にはしない。所詮は脱衣系麻雀だ。
 アヤにパラメータを与えて、プレーヤーの上がり手によってパラメータ変動する アイデアもいいだろう。
 しかし、許せる/流せるのもココまで。
 何せコレはオレの堪忍袋の緒が切れるまで5分と持たなかった程の怪作なのだ!

 とりあえず麻雀部分は高速だがその他の部分のデキは最低最悪。
 近年ここまで酷い製品もほとんど無いと断言でき、そのデキだけなら デスクリムゾンやプラネットジョーカーと比べても遜色無く、あまつさえファニーな 部分は全く無いという徹底的に救いようの無い代物である。

 具体例を挙げると、ロクにフェードもブランキングオフもしていない為にチラつく 画面や、高解像度モードを使用している為にこれまたチラつく麻雀画面、牌さえそろえば 毎回聞いてくるリーチやカン、泣きの選択がボタンのみに割り振られている為、 単純なミスでフリテンしてしまう操作系。
 負けたときはともかく、CPU同士で勝負がついた時やノーテンこいただけで落ちる アヤからの信頼度(これが0になるとゲームオーバー、だけど無限コンティニュー)、 ショボいご褒美画面(これは別にいい)とあまりに操作性の低い視点切り替え。
 言い出すとキリが無い程の不満と殺意が溢れてくる。

あ〜もう、とにかく駄文書くのもムカつくデキなんだよ!


 あと、このゲームには前作であるVIRTUAL麻雀も同混してあるのだが、 こりゃ在庫整理やね。
 VIRTUAL麻雀のデキも、EASYモードを選択したのにCPUがかなりキツ目に ツミコミをしている様に思える麻雀部に、CPU同士で勝負がついた時や ノーテンこいただけで減る良くわからんポイント(これが0になるとゲームオーバー、 だけど無限コンティニュー)、ショボいご褒美画面(これは別にいい)とあまりに 操作性の低い視点切り替えなど、続編が出ること自体奇跡に近いデキである。
 でも、システムはともかくつくり込みやバランスは1作目の方が遥かに優れているのが 更に謎なソフトだ。

 その昔、MSXユーザだった私は同社の麻雀狂時代Specialにのめり込み、 かなり長い間遊ばせてもらったものである。
 実際、麻雀悟空とコレはコンピュータ麻雀としてのツボを押さえていて、遊べる麻雀の 代名詞みたいなモノであった。
 なのに、時代はながれ10年近い月日が過ぎたと言うのにこの駄目さ加減は どういうことか? 失望させるにも程があるっ! 猛反せいっ!
 とにかく弁護の余地ナシ、話のネタにもならん日にゃ電源つける労力さえムダ。
 せめてヘボいのがポリゴンだけならいいネタだったのに残念だ。以上。

first edition : 99/04/11
ひとこと ………(重苦しい沈黙)

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