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データ
タイトル 女子高生の放課後... ぷくんパ プレイ時間 1時間程度
/クリア
機種 SS ストーリー 評価対象外
ジャンル 落ちモノPZL キャラクタ 評価対象外
メーカー Athena グラフィック ★★★☆☆
発売日 1996年 9月27日 サウンド ★★☆☆☆
定価 4,980円 ソフトウェア ★★★☆☆
購入価格   980円 ゲーム性 ★★★☆☆
チチユレ ★★★☆☆
総合評価 ★★★☆☆
お気に入り度 ★★☆☆☆

本文
 スーパーファミコン?
 コレ、電源を投入してタイトルを見た時の感想。

 投げやり?
 コレ、説明書のストーリーとキャラ紹介を読んだ時の感想。

 ぷよぷよ?
 コレ、実際にゲームを始めての感想。

 チチユレ?
 コレ、ゲーム中の感想。

 やっぱ、スーパーファミコン?
 コレ、一勝した時の感想。

 絶対スーパーファミコン!
 コレ、クリアした時の感想。


 そんな感じで、とりあえず一度はクリアしたんですが、とにかく薄いんですよね。
 「アテナが贈る、美少女落ちものパズル」なんて謳ってるくせに、その美少女の個性がチチユレ具合だけってのはいかがなモンでしょうか?
# あと勝利時の台詞とエンディングのメッセージ。

 彼女達がなぜ闘う事になったのか? 何の為に闘うのか? 生月日は? 学年は?  身長は? スリーサイズは? 趣味は? 人間関係は?
 そういった疑問に応えるものはほとんど無く、本来その役割の多くを果たすはずの マニュアルに至っては、キャラクタひとりに1ページを費やしているにもかかわらず、 全身イラストと製作者と思われる人間のキャラクタに対する感想が載っているだけで、 その部分の存在理由がこれっぽっちも理解できないものになっています。

 キャラクタを表現する以上は設定をしっかりとつくり、漫才などでその個性を 表現する場を与えるべきです。
 確かにチチユレもその個性のひとつとして重要ではありますが、それだけでは 駄目っしょ。
 それとも、チチユレを表現した時点でマスターアップしなけりゃならなかったとか 特別な理由があったんでしょうかねぇ?

 まぁ、そんな感じで、キャラクタまわりはとにかく疑問の宝庫としか言い様が ありません(しかも、永遠に謎の)

 話は変わりますが、この作品、アテナのホームページには記載されていません。
 その事実は、アテナは本作を何らかの理由で無かった事にしたいと言う事に なりますが、それってやっぱり、そのデキ具合が原因なんでしょうね…


 ま、側についてはそんな感じで駄目駄目なんですが、内容自体はぷよぷよに 小玉というアイデアを付け足したものです。
# 正確には消し条件が同色をみっつ以上になったぷよぷよです。
 その小玉ってのを簡単に説明すると、要はひとつのぷよの中にふたつの小さなぷよが 入っていて、それを単独で回転させる事ができる様になっていると考えて下さい。
# 以降、上記ぷよは大玉、小さなぷよは小玉となります。
 モチロン、小玉をいくつくっつけても消えることは無く、小玉に隣接した位置で大玉が 消えた時に分裂して、ふたつの大玉になります。
 つまり、この小玉を巧く利用する事で強烈な連鎖を起こす事が可能になっています。

 てな感じで、ゲーム自体はいたって真っ当なものだと言えます。
 ヌルゲーマーの感想としては、ぷよぷよに比べ連鎖が非常に複雑で、狙って組める 気がしない反面、何となく適当に積んだものが爆発的な連鎖を生む事もある為、 大味でも構わないという人ならそこそこ遊べるんじゃ無いかと思います。
# 小玉の連鎖シミュレートが瞬時にできる人って正直スゴいと思います。


 でも、わざわざこのゲームやるくらいならぷよぷよパネポンするわな、普通。

first edition : 99/09/19
ひとこと そこそこ遊べる。けど、それだけ。

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