index / Impression
データ
タイトル 魔法の雀士ぽえぽえポエミィ プレイ時間 3時間程度
/クリア
機種 SS ストーリー ★★★☆☆
ジャンル 変な麻雀 キャラクタ ★★★☆☆
メーカー イマジニア グラフィック ★★★☆☆
発売日 1995年 9月29日 サウンド ★★★☆☆
定価 7,800円 ソフトウェア ★★★☆☆
購入価格 1,980円 ゲーム性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★☆☆
お気に入り度 ★★★☆☆

本文
 なんか、脱衣系にしてはロリ一直線な絵で個人的には興がノらないタイプの ゲームなんですが、帯のエッチでカワイイ、脱ぎ脱ぎ魔女っ子ストーリー!!  って駄目なスメルがプンプンしている文句に別の期待をもって購入してみれば、 なんと立ち上げ直後、メーカーロゴが消えた瞬間にその期待に応えてくれました。
# しかも全力で。

「何じゃ、このガタガタなシネパック画像は!」

 いや、もうこれが凄まじいデキなんですよ。
 秒間2コマとかいうレベルでしか動かないムービーに意味なんかあるんだろうか?
 ってか正気?
 そう思わざるをえないものがそこにありました。



 このゲームのモードはストーリーモードにフリー対戦モードと、一見すれば定番の システムなんですが、実は少しだけ違ってフリー対戦モードでも脱衣します。
 これは多分ストーリーモードにコンティニューを標準実装していない事もあると 思うんですがチョい珍しいですね。
# ちなみに脱衣パターンはストーリーモードと同じ。

 ちょっとした期待と大いなる不安を抱えながらとりあえずプレイしてみる事に決定。
 なんか結構毒々しいとゆ〜か、狙ってアクを出しているストーリーにめまいを 覚えながら(誉め言葉)プレイ開始。

 ストーリー説明に使っているムービーはほとんど動かず、内容的には1枚絵+口パクと ほとんど変わらないモノになっており、正直、これは見栄えを考えてムービーは 避けて欲しかったと思います。
# 脱衣シーンはムービーで仕方ないと思いますが。

 麻雀自体はオーソドックスなイカサマ麻雀ですが、最初から持ち点が3万点ある事と あがり時に入るMPを使用したイカサマ技が使える事が特徴です。
 まぁ、コンティニュー無しの上に相手のイカサマ具合がキツい本作において、 一発死にやイカサマ技がなかったらおおごとなんで当然のシステムではあります。

 CPUの強さは結構傍若無人になっていてかなりムカツキます。
 なんせ、いきなり国士無双で上がって一発死にさせてくれる程ですから。
 そのCPUに対し、プレイヤー側のツミコミは弱めなんで前述のイカサマ技を 有効に使い確実に勝利をおさめなければなりません。
 勝利条件は相手をハコにするか3回勝利するかで、逆にハコにされたり 3回負けるとゲームオーバー。
# ポエミィが負けた場合脱衣アリ。
 相手をハコにするのは大変なんで食いタンでしのぐのが一番楽な勝ち方だと 思います。
# 消極的ですがこれでも結構ドキドキもんです。

 で、問題の脱衣の方がどうかと言えば、一言で言ってエロさ無し
# ANO清水氏の絵が脱衣麻雀に向いてないのは歴史が証明してると思うが…
# 一部例外はありますが。
 なんつ〜か、ディテールが全てオミットされたキャラが下着姿になってもなぁ…
 基本的に肉質とか細かいフェティッシュなディテールを楽しむタチなんで、 これじゃぁプレイする気が失せちゃいますよ。

 しかし、とりあえず最後までやらんと悔しいからといういつもの理由だけで、 エンディングまでプレイしました。
 で、感想はと言えば…、つまんないけど面白い
 なんつ〜んですか? キャラが立ってるワケでも無く、ストーリーもアレで、 ゲームもコンティニューが無い事からくる緊張感以外に特別なものは無いんですが、 全体としてなんかファニーな雰囲気を醸し出している点に少しだけ惹かれるモノがある という感じでしょうか。

 あとは声優さんに少々金がかかっているくらいで、とりたてて言うべき事は無し。
 正直特に買う必要は感じません。
 まぁ、テンポよく遊べる点とストーリーやキャラの異常さを楽しむ気概があるならって トコでしょうか?



■コンティニュー
 ゲームオーバー後のタイトル画面で、R+Cを押しながらすとーりーを選ぶ

first edition : 00/06/08
ひとこと 愉快ゲーだけに好き嫌いが分かれそう(主に嫌いに)

index / Impression