データ |
タイトル | 麻雀学園祭DX 〜前日にまつわる奮戦記〜 |
プレイ時間 | 14時間程度 /コンプ |
機種 | SS | ストーリー | ★★☆☆☆ |
ジャンル | 同級生麻雀モドキDX | キャラクタ | ★★★☆☆ |
メーカー | メイクソフトウェア | グラフィック | ★★★☆☆ |
発売日 | 1998年 9月23日 | サウンド | ★★★☆☆ |
定価 | 5,800円 | ソフトウェア | ★★★☆☆ |
購入価格 | 2,980円 | ゲーム性 | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★☆☆ | ||
お気に入り度 | ★★★☆☆ |
本文 |
前作で全ヒロインの撮影を終えた後、学園祭前日のこと。 写真展示の準備をしていた主人公が、コンセプトと各写真の出来栄えとに疑問を 感じているところから物語は始まります。 「このままじゃダメだ」と思った主人公は、撮影をやりなおす決意をするが、間の悪い ことに、写真部顧問である高橋先生から、生徒会が使用するスナップ写真の撮影依頼を 受けることになってしまいます。 下校時間まであと6時間。 わずかな時間の中で、どれだけの成果が上げられるでしょうか。 と、まぁ、お話はそんな感じ。 登場人物の内訳は、前作と同一のヒロイン6人とサブキャラの女性3人、男性3人。 女性サブキャラは、前作の江上と真崎に加え、関西からの転校生、坂田が登場。 男性サブキャラは盗撮野郎の斎藤のみ削除されました。 ゲームモードは、ストーリーモードとフリー対戦がありますが、フリー対戦は、ただの イカサマ2人打ち麻雀なんで割愛。 システムは、前作のマップシステムが拡張され、校内マップと町マップの切り替え制に。 マップは画面固定で、校内で19ヶ所、町で8ヶ所から移動場所が選択できます。 今回はコンシュマーオリジナルということで、より同級生チックになって、時間の 概念が採用されており、フラグ、時間帯、場所によってイベントが管理されています。 時間は、午後00:30〜06:30までの6時間。 その間、マップ移動、イベント発生、対局により時間が分単位で経過していきます。 ですから効率良く進めていかないとイベントが回収できずにバッドエンドなんてことも ありえます。というか、前半のスケジュールはかなりタイトで、きっちりと攻略しないと バッドエンド確定です。 # ちなみに、グッドエンドの条件はCG達成率100%です。 対局の方は前作とほぼ同じ。アイテムありのイカサマ麻雀。 難易度は前作そのままで、CPUのアガる気満々。かなりムカつきます。 ヒロインとの対局はHP制で、ヒロイン側のHPはガード、主人公側はガッツ。 ただ、今回、ガッツは最大8までゲージが存在し、ノーテンで1、あとは相手の アガリ手によって可変で減っていく方式になっています。 もちろん、めちゃモエ℃は健在で、最低でも親満、できれば親っパネで勝利しないと キッチリと脱いでくれません。 サブキャラとの対局は、アガったモン勝ちのサドンデス方式。 また、麻雀同好会の後輩、竹中と天文観測部の柏木との対局は、イカサマアイテム 購入ポイントを稼ぐためにおこなうことになります。 キャラについては、年上メインで、同級生、下級生、強気から弱気、教師、姉御、 ガサツ、ロリまでよりどりみどり。 脱衣については、ムービーではなく2画面程度の1枚絵が3枚用意されているだけです。 シチュエーションについてはおざなりですが、アングルやポーズについてはそれなり。 モノ足りないのも事実ですが、まぁ、そこそこだといえるでしょう。 # ファイナルロマンス2をマイルドにした感じ? また、イベントで撮影できるスナップ写真は普通の1枚絵から、パンチラ、ブラチラ、 フェチ用、男キャラまで、全部で20枚程度あり、ちょっとしたいろどりをそえています。 それにしても、見事なまでに同級生って感じ、というか、後発の雀級生とほぼ同じ システムに落ち着いています。 正味の話、前作はアーケードが元となっていることもあって、中途半端なデキでしたが 本作でやっと本来のかたちになったように思われます。 そういった意味では、ある程度まとまったつくりといえるでしょう。 単体のシステムとしてみると、読み込みをほとんど感じさせないことや、ソフトウェア リセットからの復帰が素早いことなど、ストレスを感じさせない点は高く評価してよいと 思います。 逆に、不満点もふたつほどあります。 ひとつは、麻雀部の難易度。 これは、前作とほぼ同程度ではあるのですが、やはり、めちゃモエ℃をためるために、 満貫、跳満以上を狙いだすと、手ができるまでに相手にツモられゲームオーバーという 苦行が延々と続いたりします。 ここは、やはり弱設定をもっと弱くしておいて欲しかったところです。 もうひとつの不満点は攻略がタイト過ぎること。 これは、タイムチャートを埋めていけば、ある程度解決できますが、せめてヒントを 提示するくらいはあってもよかったかと。 特に、終盤まで時間に余裕がなく、イカサマアイテム購入用ポイントを稼げないのは 仕様としてどうかと思います。 # 全ての対局においてポイントは与えてよかったでしょうね。 せっかく付いているコンティニュー機能も、使用ペナルティが時間の消費であるため、 ヘタをすると使った時点でハマってしまいますし… 総合的には凡作。 とりたてて欠点がない反面、突出した点もありません。 ただ、気軽に遊びたい場合や、イカサマ麻雀を楽しみたいというのには向かないので、 そこだけ注意が必要でしょうね。 ちなみに声優は、山口由里子嬢、川上とも子嬢、こおろぎさとみ嬢、吉田古奈美嬢、折笠愛嬢、高橋美紀嬢(以上、ヒロイン) 西原久美子嬢、松井菜桜子嬢、水谷優子嬢、中原茂氏、松本保典氏、山口勝平氏(以上、サブキャラ) う〜ん、圧倒的に豪勢だ…、というか川上とも子嬢の仕事は貴重かも。 …って、前作と全然違うヨ!
first edition : 01/11/20
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ひとこと | 主人公のキャラに斎藤が融合して、中途半端になっちまったな… |
攻略チャート |
とりあえず、覚え書き程度のものを記載しておきます。 そのため、抜けや誤りがあるかもしれません。 ま、参考程度に。 攻略のポイントは以下の4点。 早いうちにタムタムへいって、1:30前には正門前にいること。 SF研究会の初回イベントは2:30まで残っているので、後回しにすること。 移動は最短距離をたどるようにすること(特に正門、裏門の使い分けは重要) 勝負する以上、絶対に負けないこと(コンティニュー不可) あと、撮影したスナップは返しても大丈夫です。
START
↓ 主人公の教室 鍵屋京香トリガイベント ↓ 主人公の教室 スナップ、対局、鍵屋京香イベント ↓ グランド1 榊まゆトリガイベント ↓ 麻雀研究会 竹中正敬、坂田良子トリガイベント、対局しない ↓ 体育館舞台 スナップ ↓ 主人公の教室 スナップ ↓ 主人公の教室 スナップ、対局 ↓ タムタム 結城まきえトリガイベント ↓ 学園内正門 ※.ここで1:30前のハズ スナップ ↓ 学園内正門 スナップ、対局 ↓ 理科室 スナップ ↓ グランド1 スナップ ↓ 体育館舞台 スナップ ↓ 主人公のマンション 結城まきえイベント ↓ 佐和子のマンション 速水佐和子トリガイベント、4:00に四風亭で対局 ↓ 学園内正門 スナップ ↓ SF研究会 ※.ここで2:30前のハズ スナップ、対局 ↓ SF研究会 スナップ ↓ マンガ研究会 スナップ2枚 ↓ 主人公の教室 鍵屋京香イベント、3:30に剣道場にて対局 ↓ 体育館舞台 スナップ ↓ タムタム 結城まきえイベント、5:30に主人公のマンションで対局 ↓ 東日本書店 秋野まことトリガイベント ↓ 東日本書店 秋野まことイベント ↓ 東日本書店 秋野まことイベント ↓ 東日本書店 秋野まことイベント ↓ 体育館舞台 スナップ ↓ 剣道場 ※.ここで3:30過ぎのハズ 鍵屋京香と対局 ↓ 竹中の教室 スナップ ↓ 天体観測部 榊まゆイベント ↓ 天体観測部 榊まゆイベント ↓ グランド2 榊まゆイベント ↓ プール スナップ、榊まゆイベント ↓ 四風亭 ※.ここで4:00過ぎのハズ 速水佐和子と対局 ↓ 平和町駅 秋野まことイベント ↓ 東日本書店 秋野まことと対局 ↓ 水飲み場 スナップ、対局 ↓ テニス部 榊まゆと対局 ↓ イカサマポイント稼ぎ可 ↓ 主人公のマンション ※.ここで5:30過ぎのハズ 結城まきえと対局 ↓ イカサマポイント稼ぎ可 ※.6:30まで粘らないように ↓ 職員室 ※.この時点で達成率96%であること 高橋恵子と対局 ↓ END |