データ |
タイトル | 妖艶電視麻雀遊戯 GAL JAN | プレイ時間 | 1時間程度 /クリア |
機種 | SS | ストーリー | 評価対象外 |
ジャンル | イカサマ脱衣麻雀 | キャラクタ | 評価対象外 |
メーカー | 童 | グラフィック | ★★★☆☆ |
発売日 | 1996年 8月 4日 | サウンド | ★★☆☆☆ |
定価 | 6,800円 | ソフトウェア | ★★★☆☆ |
購入価格 | 1,980円 | ゲーム性 | ★★★☆☆ |
ヒップに | ズッキンドッキン | ||
総合評価 | ★★★☆☆ | ||
お気に入り度 | ★★★☆☆ |
本文 |
いや〜、何の期待も無く買ったソフトがそれなりに遊べるものだった時って
嬉しいですよね。 正直な話、電源を入れた直後に始まった妙なデモやボタン押下後ワンテンポ遅れて鳴る SEを聞いた時には苦虫を噛み潰した様に左右非対称(間違い)な表情を思わず作った モンです。 でも、ひと通りプレイした後には最初とは随分違う表情になっていました。 まず、内容自体はいわゆるフツ〜のイカサマ脱衣麻雀なんですが、操作系が軽快で テンポ良く打てる点は好意に値します。 # 案外脱衣麻雀の操作系は無視されがちですから。 で、このゲーム、肝心の脱衣シーンに実写映像を一枚一枚トレースして原画を起こす という手法を用いてあり、それにより滑らかなアニメーションを実現しているのが特徴に なっています。 # ロトスコープ技法と言うらしい。 原画を実写から起こしているといはいっても、ラインはエセ江口寿調でまとめてあり、 引いた構図でツラい事はあるものの全体的なレベルは水準以上だと言えます。 # 作画監督の林明美さんという方に失礼ですか? また、この脱衣シーンで感心した点がふたつあります。 ひとつはそのヒップライン。 脱衣系でなじみの深いアニメ絵ではヒップラインが人体の範疇を大幅に越える場合が 多いんですが、この麻雀の場合は実写をトレースする事により、いかにも尻といった ヒップラインを表現しています。 まぁ、起伏がなだらかでのっぺりした印象は受けますが、これはこれでナカナカ いいものであります。 もうひとつは脱衣のシチュエーション。 3人の対戦相手のギャルはそれぞれコスチュームが違います。 # ちなみに、コスチュームはファミレス、学生服、晴朗(俗語、警官制服の意味) って、コレは関係なくて、本当に言いたいのはこの3人のギャルそれぞれに違った 脱衣シチュエーションが与えられている点に関心したんですよ。 具体的に言えば、1人目はカメラ撮影、2人目はガラス越し、3人目はビデオ撮影と なっています。 このフェチ受けの為では無いシチュエーションに、脱衣麻雀史上に燦然と輝く名作、麻雀狂時代スペシャルに通ずるものを感じ、思わずノスタルジーに浸ってしまいました。 # わかりにくい? 脱ぎっぷりに関してはコンシュマー18禁なりといったところで取り立ててコレと いったものは無く、どちらかと言えば脱衣シーンの前に出てくる3.5頭身キャラの 方に色気があるくらいです。 ってか、このチビキャラが結構イカしますってかコレで脱衣麻雀もいいかもなんて 思っちゃうくらい…、って性癖バレますか? あと、難易度は最低難度ならサクサク勝ててそこらへんのサジ加減も良好です。 まぁ、脱がせた段階により強くなるバトルスキンパニックバランスになっており、 後半はひどい状態になりがちですが、それもコンティニューで緩和されるんで 問題ありません。 てな感じで、脱衣麻雀としてはソツの無いつくりになっており、絵のクセが 気にならないなら買ってもいいんじゃ無いかといったところです。 ただ、難易度次第では1時間ほどで終わっちゃうんでコストパフォーマンスを考える 必要はありますがね。
first edition : 00/03/16
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ひとこと | 新人声優の演技にひたすら脱力。 |