データ |
タイトル | アイドル麻雀ファイナルロマンス4 | プレイ時間 | 5時間程度 /クリア |
機種 | SS | ストーリー | 評価対象外 |
ジャンル | 脱衣麻雀 | キャラクタ | ★★★☆☆ |
メーカー | 株式会社アスク | グラフィック | ★★★★☆ |
VIDEO SYSTEM | サウンド | ★★☆☆☆ | |
発売日 | 1998年 5月21日 | ソフトウェア | ★★★☆☆ |
定価 | 6,800円 | ゲーム性 | ★★★☆☆ |
購入価格 | 3,980円 | 総合評価 | ★★★☆☆ |
お気に入り度 | ★★★☆☆ |
本文 |
18禁廃止という悪法(じゃねぇケド)により訪れた脱衣冬の時代。 そんな荒廃した時代に発売されたこれぞホントのファイナルロマンス。 今回はキャラデにあかつきごもく氏を起用し、可愛いエロさを発揮しているだけに 18推での発売が悔やまれますコンチクショウ。 遊べるモードは、脱衣有りのアーケードモードと、任意のキャラを3人選んで行なう 4人打ちモードのふたつ。 4人打ちモードは、ルールを細かく設定できたり、対戦結果が個別に記録されたりと、 ナカナカ懐の深いつくりになっています。 # 配牌にイカサマ臭さはありますが、ツモ牌は普通そうですし。 しかし、操作系が全般的に重い事や、対戦相手のリアクションがとばせない事など ストレス要素が強く、どうせなら本格4人打ち麻雀をやっている方がいいのも事実で、せいぜいオマケとしてなら評価できる程度でしょうか。 アーケードモードについては、前2作がほぼ同じシステムだったのに対し、本作では マップ画面を採用したストーリー仕立てのシステムになっています。 とはいえ、実際のところ、マップ画面の機能は対戦相手選択画面とショップ画面および セーブ画面を統合したメニューでしかありませんから、わざわざマップ仕立てにした 必然性は感じませんが。 まぁ、多少のゲーム性はあるっちゅえばあるんですが、無視できる程度ですね。 あぁ、セーブ画面ってのでわかる通り、このゲームは途中セーブ可能です。 シーケンシャルに対戦相手を潰していくタイプじゃないんで、当然の配慮では あるんですが嬉しいのも事実。 ストーリーは、あかつき町で毎年開催されているミスファイナルロマンスコンテストの 選考委員になった主人公が、そのノミネートを行なう為に、町内の候補者のうち5人と 麻雀勝負を行なって勝たなければならないというもの。 なんでもクイーンに選ばれたら、何でも望みが叶うって事で、麻雀に負けた場合に 服を脱ぐのもいた仕方無しって理屈。 候補者11人もいて、そのカテゴリも猫耳、巫女、ロリ、コギャル、ペンギン?など バリエーションに富んでいます。 麻雀のルールは、いつもの如く、3回勝つかハコにすれば勝ちというタイプ。 もち、脱衣は3段階用意されていますが、残念な事にスポーツ下着/水着程度までで ブラすら外れませんので改めてコンチクショウ。 まぁ、これはこれで絵柄に合った健康的なエロチシズムってヤツなんですが… 麻雀については普通のイカサマ麻雀ですが、配牌が結構良く設定されているんで 楽にあがる事ができます。 最初はオプションに難易度選択が無い事に不安を覚えましたが、実際にやってみると 小気味良く打てるバランスに調整されていて好感を覚えました。 # 最後のひとりは別ですが、えぇ、別です… しかし、せっかくのバランスを最悪の操作性が台無しにしています。 というのも、とにかく動作が重いんです。 何をしてもワンテンポ遅れてリアクションが起こるんで、ストレスは溜まりますし、 イラついてボタンを連打しようものなら、自動で開く鳴きやあがりのメニューで 間違った入力をしてしまいます。 そりゃ、平常心を保てと言われればそれまでなんですが、こういうどうとでもなる ところで実戦を意識されてもユーザーとしては困りモンなのも事実です。 脱衣については、シネパックを使っている割には動きが少なく、妙なぎこちなさすら 感じるという点で非常に残念なデキと言わざるをえません。 # 例外はありますが… 特に1枚絵をスクロールさせている程度の場面は、専用にスクロールルーチンを組んで 表示させてくれても良かったのではないかと思わずにはいられません。 あと気になった点といえば、音質が悪い事もあってか、声優さんの演技がイマイチ 冴えない事と、理不尽なイベントがある事でしょうか? まぁ、声優さんについては、ホントの素人が混じっているってのもあるんですが… 理不尽なイベントは、要は所持金を根こそぎ持っていかれるという類のもので、 これは移植の際に取り除いて欲しかったと思います。 # すぎやま現象キャラを見るためだけにリセットするのはどうかという点で。 イカサマについては前作までと同じで、対戦時にあがった点数が所持金に加算され、 ショップでアイテムを購入する事により使用する事ができます。 今回、マップ画面を採用する事でショップが分散され、1店舗1商品という原則が できているんですが、これは基本的にダルいだけです。 ただ、各店の売り子さんのグラフィックをすぎやま現象氏とよろず壱氏、吉崎観音氏が 担当しているので、結果的にはアリだと思いますが。 あと、全体的に音楽が寂しいという欠点もありますが、対戦相手が多い事や、個別に エンディングが用意されている事などから、それなりの時間遊べる様になってますんで、 絵が気に入ったら保護しといていい1本だとは思いますよ。 ちなみに、声優さんを列挙しておくと… 長沢美樹嬢、矢島晶子嬢、金丸日向子嬢、松井菜桜子嬢、柴田由美子嬢、岩坪理江嬢、 佐藤智恵嬢、前田光子嬢と、本シリーズを含め、脱衣麻雀ではお馴染みの人から そうで無い人までナカナカに豪華な面子が揃っています。 特に長沢美樹嬢は結構嬉しかったり、いや、超個人的に…
first edition : 00/07/12
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ひとこと | もうひと押しだったかな? エロがマイルドになったのは特に残念。 |