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データ
タイトル THEタクシー
〜運転手は君だ〜
プレイ時間 6時間程度
(売上目標突破)
機種 PS2 ストーリー 評価対象外
ジャンル クレイジーでもないTAXI キャラクタ 評価対象外
メーカー D3 PUBLISHER グラフィック ★★★☆☆
TAMSOFT サウンド ★★★☆☆
発売日 2004年04月08日 ソフトウェア ★★★★☆
定価 2,100円 ゲーム性 ★★★☆☆
購入価格 1,870円 総合評価 ★★★★☆
お気に入り度 ★★★★☆

本文
 いやいや、結構いいよコレ。シンプル2000の中では胸を張ってオススメできるんではないかと。もちろん値段なりの身の丈にあったデキという範囲で。



 そのゲーム内容は至って単純。箱庭の中を走り回り、客を拾って目的地に運び、1日の売上目標を達成しながら最終的に100万円を稼げばエンディング。実にシンプル。

 ただ、ゲーム進行に応じたマシンの(強制)パワーアップや箱庭の拡張、ターボや夜営業の追加などのタイミングがプレイヤーの習熟とリンクしていて気持ち良く遊ぶことができる。また、客を乗せたタイミングでときおり発生する"左折禁止"、"速度制限"、"アクセルを離すな"などといったミッションもいいアクセントといえるだろう。

 こういったバランス中心のチューニングはPSのチョロQで培ったノウハウの賜物なのだろう。たぶん。



 しかし不満がないかといえばそうでもなく、小さいところでは、クリッピングがつたなく遠景がいきなり現れる、ミッションの一部がキビしすぎる、気になるところでは、夜間の見通しが悪すぎる、操作系が悪く、特に乗車拒否がボタンひとつで決まるのはオソマツ。

 とはいえ、モノ自体は堅実なデキで前述の通りシンプル2000としては上々。序盤は場所を覚えるまでツラく、中盤は淡々とした進行で多少ダレるが、Max199Km/hで箱庭を東奔西走するのは割と楽しい。ホンのちょっとだけクレイジーなタクシーとしてクリアまで付き合う程度なら地味に楽しめるだろう。いや、満足、満足。

first edition : 04/04/24
ひとこと 客に双葉理保はいなかった。パッケの看板だけか…

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