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データ
タイトル ラブ★ピンポン! プレイ時間 4時間程度
(要素コンプ)
機種 PS2 ストーリー 評価対象外
ジャンル マジカル卓球 キャラクタ ★★★☆☆
メーカー D3 PUBLISHER グラフィック ★★★★☆
TAMSOFT サウンド ★★★☆☆
発売日 2003年12月11日 ソフトウェア ★★★★☆
定価 2,000円 ゲーム性 ★★★☆☆
購入価格 1,780円 小ネタ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
お気に入り度 ★★★★☆

本文
 ナゼに"ラブ★ピンポン!6"ではないのか、と。…いや、別に説明されても困るんだが。

 内容自体は二千円という値段なりではあるが丁寧な仕上がり。握りや戦型、球種の打ち分けなどの要素はあるが、"マジ卓球ですか? マジカル卓球ですよ〜!"の腰砕けキャッチからわかるように必殺技を絡めたお手軽なつくり。

 最初は操作感覚に戸惑うかもしれないが、プラクティス(解説、打ち返し、スマッシュ)で少し練習すれば難易度・普通くらいなら勝てるバランス。難しいはそれなりの歯応え。お手軽なラリーと必殺技の応酬は脳汁の先走りが出そうなくらいには愉快。

 ただ、体勢を崩したときの硬直時間が長すぎたり、移動後にボタンを受け付けない時間があったりするのは残念。

 ラブ★シリーズとしては、アッパー!でぎこちなかった体のすげ替え処理も違和感がなくなり、モデリングの質も向上。ただ、顔のモデリングはもっとデフォルメ利いた方が好み。ブサイクとはいわんがキレイともいわん。このあたり、ビジュアル重視なんでもう少し頑張って欲しい。

 コスチュームは12種、アクセサリーもネコミミ、メガネの有無、ポニーにツインテ、(チチ)パットと豊富。微妙なセンスのコスも多く、体形が似たり寄ったりなのはタマにキズ。後者は値段&ローディングと排他っぽいので仕方なしか。

 で、最重要問題の揺れ&チラだが、どちらも微妙。いや、揺れに関しては無駄なものを含めて笑わせてもらったし、この程度で文句はないが、チラはちょっと…

 ナンというかムリから股間部分に布をカブせてある上、VIEWモードはお約束のように下から覗けんし。確かに、コスと視点、モーションをあわせて見えるか見えないかという調整はアリだが、コレはちょっとキビし過ぎ。球にワザと当たり転倒(! でも背景壊すしな…)させてアレでは悲しい気持ちにもなろうってモンだ(そしてこんなことを書いている今、最高に悲しい気分)。

 OLのブラチラ、チャイナのパンチラなどはいい感じだったのに、セーター、ナース、レースクイーンはおとなしめ。ハナマル進呈まであと一歩。次はソニーチェックをブッちギる方向でゼヒ。

 あとはギャルデリを大人しくしたようなポップさ、体育館内のみというチープなシチュエーション、フルボイスだが珍妙な掛け合い、備品破壊という破天荒さなど、いい意味でシンプルらしさが光っている。

 要素コンプまでのプレイ時間が1時間半〜と基本プレイ時間は短め。ただ、密度は結構濃い目なんで、"卓球(ゲーム)なんて死ぬまでの暇潰し"と思うなら充分アリの選択。複数の意味で。

first edition : 03/12/28
ひとこと ゴメン、麗子先生、ソレ、ムリがある。

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