データ |
タイトル | ラブ★マージャン | プレイ時間 | 5時間程度 /コスチュームコンプ |
機種 | PS2 | ストーリー | 評価対象外 |
ジャンル | コスプレ麻雀罰ゲーム付き | キャラクタ | ★★★☆☆ |
メーカー | D3 PUBLISHER | グラフィック | ★★★☆☆ |
HuneX | サウンド | ★★★☆☆ | |
発売日 | 2002年11月14日 | ソフトウェア | ★★☆☆☆ |
定価 | 2,000円 | ゲーム性 | ★★★☆☆ |
購入価格 | 2,000円 | 総合評価 | ★★★☆☆ |
お気に入り度 | ★★★★☆ |
本文 |
”グラビア・アイドル双葉理保が帰ってきた!ひとりで!” なぜ倒置? なぜキャラが1人しかいないことを強調? 双葉理保って誰? 確信犯だとしたら侮れない、マジメに考えているとしたらアブない、そんなキャッチで一部の 注目を浴びた本作。 パッケ裏にも”こんな麻雀ありえない?”、”着替えもたくさん持ってきました?”、 ”罰ゲームを写真に撮れ?”というなぜが疑問形の商品説明。 双葉理保に関しても、その存在を知る知らないに関わらずツッコめるという至れり尽せりな存在。 もしやこれはツッコんだモノ負けのトラップですか? このように本編が始まる前から既にノーガード戦法を駆使する本作ですが、実際にプレイを開始すると更にタイヘンなことに。 双葉理保の無機質かつ胸周りが骨太なモデリングは、きみづか葵氏のイラストとは別物だし、モーションも手打ちと見間違うほど。 ツモるときに牌をつまんでなければ、捨てるときにはドラえもん(マグネットハンド)状態。このときムリヤリ胸を変形させている(剛体モデル?)が、 それはまるで空気の抜けたゴムボールのよう。しかも、牌をツモしてから捨てるまでのモーションがカットできないオマケ付き。 # 他にもムリヤリ揺らしてるよ〜、と思うところ多数。 肝心の罰ゲームは、腕立て、腹筋、前屈、逆立ちなど単調なモーションで、コスチュームにしてみても ガッチリした体形にスク水などキモいだけ。 このとき、まじかるで〜となどに代表される写真撮影が可能なのだが、これではゲーム的にもリビドー的にも欲求不満気味。 麻雀部もドラ表示がそのものズバリで逆に混乱を招いたり、デフォルト視点では山も河もまともに見えないありさま。 # ちなみに視点は3種類。 積み込みが強力で難易度は低いものの、勝利条件が『ハコにする、もしくは半荘終了時に持ち点が高いこと』なんで冗長&作業的。 とはいえ、普通にプレイして作業的に感じるのは当たり前。 なんせ本作のゲーム部分は麻雀ではなく、イカサマアイテムで相手を一発昇天させてコスチュームを 回収していくこと。 すなわち、いかに作業を効率化するか、ということなのですから。 その証拠に、ホラ、自動対局モードが…(涙) そのコスチュームは5種類×3色の15パターン、背景は5種類、罰ゲームは背景ごとに2種類の計10種類。 # コス:制服2種、私服1種、ビキニ、スク水 # 背景:ビーチ、教室、お部屋、学校、プール # 罰 :腕立て、腹筋、腿上げ、スクワット、ストレッチ、ジャンプ、逆立ち、上体反らし、バック転、体操 ゲームモードは、フリー対局モード、ストーリーモード、ハンデ戦モードの3つで全て2人打ち。 フリー対局は半荘のみで、背景、コスチュームの選択ができるほか、勝利時に写真撮影、イカサマアイテムや撮影機材の購入が可能。 ストーリーモードは半荘5ステージ構成で、ステージごとの写真撮影のほか、クリア後に背景やコスチュームが追加される。 ハンデ戦モードは、指定された役であがれば双葉理保のスナップ(レンダリングピクチャー)が手に入るもの。 ゲーム的はこれが一番マトモそうだが、大きな手は積み込みアイテムの選ぶ手に左右されるし、 あまつさえご褒美がプレイヤーに対する罰ゲームに近いのがナンとも。 要は、ポイント溜める→フリー対局モードでイカサマアイテム購入→ストーリーモードでアイテム切れるまで対局→ フリー対局モードでイカサマアイテム購入へ戻るというループを背景、コスチュームが集まるまで繰り返す苦行。 もう、双葉理保の罰ゲームより自分に課したこの罰ゲームの方がタイヘンで思わずヘコむこと請け合い。 私は人前でのプレイというオイシイ状況(羞恥プレイともいう)だったので、ネタとしてオイシかったんですが、 さもなければムナしいことこの上ナシ。 そんなワケで、水着のポリゴンね〜ちゃんがパッケに描かれているからって買わないように。 そういう手前が一番泣きをみることになるんだからサ。 あとはアレだ、声優さんの後藤邑子嬢(みずいろのポンコツ役)の歌唱力が(トラウマ方向に)印象的。 # この人の経歴は面白いんでチェックしておきましょう。 他にも対局中にリホリホ(愛称)を放置しておくことで発生するアクションや、対局中にかかる洗脳系BGMの腰砕け具合も凄まじい。 とはいえサスガに金を出すほどのモンではない。つか、金を取る仕事としてどうか、という意味で愉快。 ま、そんなトコやね。 じゃ、次はラブ★アッパーに特攻! ということで。
first edition : 03/01/17
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ひとこと | メモカ管理画面のリホリホが一番可愛い。 |