データ |
タイトル | アングラウォーカー | プレイ時間 | 12時間程度 /クリア |
機種 | PS | ストーリー | 評価対象外 |
ジャンル | アイテム収集ARPG | キャラクタ | 評価対象外 |
メーカー | サクセス | グラフィック | ★★★☆☆ |
発売日 | 2002年 6月 6日 | サウンド | ★★★★☆ |
定価 | 3,800円 | ソフトウェア | ★★★☆☆ |
購入価格 | 3,800円 | ゲーム性 | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★☆☆ | ||
お気に入り度 | ★★★☆☆ |
本文 |
誰もが三才ブックスあたりから出てそうな雑誌名と思ってしまう本作、
簡単にいってしまえば、満腹度とダンジョン自動生成をくっつけたディアブロ。
ディアブロがわかりにくければPSOで置き換えても可。 全50階からなるダンジョンに潜りながら敵を倒しアイテムをゲット、 4体の中ボスとラスボス『魔王』を倒せばゲームクリア。 あとはアイテムコンプでもいかがか? というスタンス。 ダンジョン以外には宿屋、教会、アイテム屋があるのみのシンプルな世界。 宿屋は回復&セーブにカードゲーム、教会は解呪など、アイテム屋は商品売買や鑑定のほか 預かり所としての機能も備えている。 カードゲームはトランプを用いたウォーロードというゲームで、ガッツ(金)や特定のアイテムを 賭けて戦う。 ルールは、スペード>ダイヤ>クラブ>スペードという3すくみやハートによる回復、 Aやジョーカー、場の合計数字による特殊効果を駆使しながら相手の体力を0にした 方が勝ち、という意外と凝ったもの。 ただ、相手のカードが伏せてあるため結局は運頼みでガックシ。 まぁ、カードをオープンにしたからといって面白いかどうかは実際にやってみないと わからないが、もうひとヒネりあれば、というところ。 キャラは戦士、司祭、魔法使い、盗賊の4種類から選択可能。 序盤、レベルがいくつか上がるまでシンドイが、あとはサクサク進むバランス。 初心者は回復呪文を使える司祭がオススメだが、充分な量の回復アイテムがでるので 他の職業でも大丈夫。 アクションは全体的に大味で基本は力押し。ヘタレには優しいがゲーム的には微妙。特にボス戦。 盾や飛び道具のように方向合わせが必要になるものは意外と使いづらいのが難。 毎回ダンジョンを潜っていくのはタイヘンに思えるが、10階ごとにワープゾーンがあるので そうでもない。そのかわり満腹度の意味がやや希薄の二律背反。だが正解か。 徐々にレベルを上げながら鑑定済のアイテムを増やしていくという地味な作業がメインだが、 過去の名作を踏襲したシステムだけにそのテのものが好きならそこそこ楽しめる。 これで地上に帰ったときに起こるイベントが豊富なら結構いいゲームになったと 思うが、そこらへんが薄くて残念。 あと、アイテムを集めるのはいいが、各職業とも半分以上は使えないので、わざわざ 収集する気になれないのは問題。別に博物館形式でもないし。 2人同時プレイに関しては試してないが楽しめるかどうかは疑問。特に操作性が問題か? 突出しているところはBGM。 音自体は貧弱だが、ゲーム音楽としては非常に燃える仕上がりで聞き飽きない。 知人がもらした「(FM音源時代の)ファルコムの血筋」という表現が言い得て妙。 1時間程度のちょっとした空き時間に遊べる暇潰しソフトとしてはそれなり。 ノリというか姿勢は良いのでもう少し絞り込んでいればとちょっと思う。 出荷数が少ないので保護ついでに遊ぶのがいいかもしんない、というところか。
first edition : 03/01/20
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ひとこと | 結構幻のソフトかも。 |