データ |
タイトル | ときめきメモリアル2 Substories Leaping School Festival |
プレイ時間 | 7時間程度 /コンプ |
機種 | PS | ストーリー | ★★☆☆☆ |
ジャンル | 茜ちん萌えADV | キャラクタ | ★★★★☆ |
メーカー | KCET | グラフィック | ★★★☆☆ |
発売日 | 2000年 9月28日 | サウンド | ★★★☆☆ |
定価 | 5,800円 | ソフトウェア | ★★☆☆☆ |
廉価 | 2,800円 | ゲーム性 | ★★☆☆☆ |
購入価格 | 4,000円 | 一文字家 | ★★★★☆ |
総合評価 | ★★★☆☆ | ||
お気に入り度 | ★★★☆☆ |
本文 |
※.今回は感想というよりただの愚痴です。お目汚しスンマセン。 通常、シリーズモノはシステムが進化していくものだと思います。 ことPCのアドベンチャー系ゲームにおいては、アリスソフトのSystem3.xやビジュアルアーツ系のADV32、フリーではNScriptなど擬似ターゲット上で 動作するスクリプト言語が主流となり、高い生産性と拡張性、バージョンアップによる 高性能化といったことを実現しています。 これに対し、コンシュマー機では、その貧弱なリソースを始めとした諸々の事情からか こういった動きはあまり目にすることはありません。 むしろ、各メーカー、各チーム、もしくは各プログラマ毎に違ったシステムを構築して、 あまつさえ作品ごとにつくり直しなどということも珍しくはないでしょう。 本作の場合、前シリーズである、ときメモドラマシリーズがポリスノーツの システムをベースにしたつくりのしっかりしたものであったのに対し、今シリーズは、 それとは似ても似つかない貧弱な、そう、私立鳳凰学園と同レベルのシステムに成り 下がっています。 # 前回は1作目ということで甘く評価しましたが、今回は情状酌量の余地ナシ。 それでも、前作、Dancing〜よりはマシになっているだろうと楽観していたの ですが、蓋を開けるとその期待は見事に裏切られていました。 そう、前作とほぼ同じシステムで、シナリオを差し替え、基幹となっていたDDRを シューティング1本と未完成のミニゲーム2本に変更、しかも、グラフィックの 一部にゴミがのっているというオマケまでついているありさま。 追加といえるのは、せいぜい迷い選択肢とかいう、ほとんど使い道のないものくらい。 シナリオは前作と同程度のボリュームで、キャラクターのチョイスと2年生という 時期からイマイチ乗り切れない。 # 参考)キャラ年度別萌え具合 # 1年 2年 3年 # ほむら: × × △ # メイ様: − △ ◎ # 茜ちん: ○ ◎ ◎ また、前回はDDR大会という軸があったが、今回は学園祭があるというだけで、 だから何をするというわけではないのも問題。 しかも、前作から1年経ったというのに全く成長していない極度に頭の悪い主人公が 再降臨と、見事に誉めるところが見つかりません。 その1歩も前に進んでいない具合に、思わずめまいを覚えたくらいです。 他にも文句はあります。 まず、世界征服ロボイベントが各キャラをクリアしていないと発生しない点。 このイベントのために同じシナリオを2回も進めなければいけないのは、ハッキリ 言って拷問です。 また、ひびきのネットのオリジナルキャラが登場したのですが、絵はヘボいは、 声優ドヘタだわで萎え萎え。 そんな中、一文字ファミリーのシナリオだけは楽しめましたが、それもただ単に私にとってキャラ勝ちだったというだけで、本当に面白いかといわれれば言葉を濁す 以外にない程度。 これでは、コナミは、クオリティ低かろうが、未完成だろうが、利益のためなら お構いなしに発売するんだなと思われても仕方がないでしょう。 もう既に、最終作のMemories Ringing Onも発売されていますが、 噂によれば、更にパワーダウンしてるとか… 一応、コレクター属性入っているんで購入はするつもりですが、よほど安くならないと その気にもなれません。 ホント、もうちょっとナンとかならんかったんかねぇ…
first edition : 01/10/24
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ひとこと |
若本規夫氏のひとり勝ち |