データ |
タイトル | THE恋愛アドベンチャー 〜おかえりっ!〜 |
プレイ時間 | 10時間程度 /エンディングコンプ |
機種 | PS | ストーリー | ★★★☆☆ |
ジャンル | 恋愛NVL | キャラクタ | ★★★★☆ |
メーカー | D3 PUBLISHER | グラフィック | ★★★★☆ |
HuneX | サウンド | ★★★★☆ | |
発売日 | 2001年12月20日 | ソフトウェア | ★★★★★ |
定価 | 1,500円 | ゲーム性 | ★☆☆☆☆ |
購入価格 | 1,500円 | 総合評価 | ★★★★☆ |
お気に入り度 | ★★★★☆ |
本文 |
恋愛シミュレーションという名を冠しながら、その実ただのアドベンチャーだったシリーズから一新、
やっと恋愛アドベンチャーが発売になりました。遅過ぎ! 本作はPC一般でそれなりの評価を得た『おかえりっ! 〜夕凪色の恋物語〜』をPSに移植したもの。 PC版でネックとされていた異常に重い動作も、『ふれあい』のシステムを流用することでクリア。 それこそ、マシンにも人にもとてつもなくやさしい環境に生まれ変わりまくり。 なんせ、フルボイス、メッセージスキップにバックログ、サムネイル画像付きのセーブファイルが 多数つくれたりと至れり尽せり。ストレスは一切排除され、唯一の不満はディスクアクセスマークが チラチラうるさいことくらい。素晴らしい。 お話は、主人公がかつて暮らした姫神島に教育実習へやってくるところから始まります。 自然豊かな孤島で、幼馴染をはじめとする少女たち&女性&ホモ(美人)と過ごす1ヶ月間に起こる、 少しツラく、少し不思議な物語。 正直、舞台が田舎ということと、只野和子さんの素朴なタッチで描かれるキャラのおかげで、 伝記物のような突飛な展開はないだろうとタカをくくっていたんですが、その考えは見事に 裏切られました。いや、別に悪くはなかったですが。 # 正確には伝記物のひとつのパターン、でしょうか? 痕なんかのイチ要素でもありますが(ネタバレ気味なので反転) ただ、自己中コギャルこと晶だけはちょっと…、いや、少女というモノの一面を写す という点ではアリでしょうが、ギャルゲ的にはどうか? 残念ながら、私では、ポジティブには、語れない! ヒロインは5人+αで、初回5時間、あとは2時間程度で終了し、合計は15時間くらい。 坂本真綾嬢をはじめとして、池澤春菜嬢、川澄綾子嬢、西村ちなみ嬢、シスプリのじいやこと加藤優子嬢など、 声優陣は結構豪華。特に西村ちなみ嬢の活躍は嬉しいところ(光イチ押し、窒息してみてぇ…) PC版から定評のあったグラフィックは豊富で美しく、サブキャラが異常に浮いていることを除けば 文句ナシの仕上がり。音楽も絵に寄り添っており好感触。 とにかくコストパフォーマンス面ではシンプルシリーズ屈指の内容。このテの作品に抵抗がないなら。
first edition : 03/01/20
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ひとこと | スタッフロール後の文字がホラーみたいで怖いんですが。 |