データ |
タイトル | マネーアイドルエクスチェンジャー | プレイ時間 | 2時間程度 |
機種 | PS | ストーリー | ★★☆☆☆ |
ジャンル | もうじゃ改(ACT + PZL) | キャラクタ | ★★☆☆☆ |
メーカー | Athena | グラフィック | ★★★★☆ |
フェイス | サウンド | ★★☆☆☆ | |
発売日 | 1998年11月 5日 | ソフトウェア | ★★★☆☆ |
定価 | 5,800円 | ゲーム性 | ★★★☆☆ |
廉価 | 1,500円 | 総合評価 | ★★☆☆☆ |
購入価格 | 1,500円 | お気に入り度 | ★★★☆☆ |
本文 |
ホントに身も蓋も無い言い方をすれば、マジカルドロップの操作系でもうぢゃの
連鎖を組むってゆ〜、相手がコナミなら脊椎反射で訴えられるシステムのゲーム。 これだけじゃわからんって人の為に説明すると、画面上部からせり出してくる コインを取っては投げして、同種のコインを一定数集めて1金種上のコインにし、 最終的に500円2枚をくっつけて画面から消すというゲーム。 一定数っていうのは、1、10、100円玉なら5枚以上、5、50円玉なら 2枚以上になっている。 1円が5円、5円が10円という風に金種が上がる時は、画面の右下側のコインが 変化するんで、それを考慮に入れて連鎖を組んでいけば良い。 で、コインが画面下部にめり込んでしまうとゲームオーバーと… まぁ、単純に言えばそんなルールですわ。 んでもって、1人プレイの場合は、せり出してくるスピードとの闘いになり、 対戦プレイなら、連鎖させる事により相手側フィールドのコインをせり出させて、 先にコインを画面下部にめり込ませたモン勝ちなんですわ。 ゲームのモードは、1人用、2人対戦、CPU対戦、ストーリーモードの4種。 1人用は前述の通り、ストイックな自己との闘い。 その他のモードは、対人、CPUとの違いはあれ、対戦形式での闘い。 で、ストーリーモードは、バストアップを主体としたアドベンチャー画面での寸劇と CPU対戦を交互に繰り返す事で進んでいきます。 ちなみに、主人公がふたりいるんで、ストーリーもふた通りです。 # 展開が全く同じなんで、あんまり代わり映えしませんが… さて、このストーリーモードなんですが、パッと見てまず、声優が豪華。 丹下桜嬢、野上ゆかな嬢を筆頭に、笠原留美嬢、豊嶋真千子嬢、桑島法子嬢 、永島由子嬢という大盤振る舞い。 # ファミ通のビデゲー通信でみた時、ゲー天並みの衝撃を受けましたしね。 また、キャラデも石田敦子さんとツボを心得たデキで、純真なヲタなら堕ちる事は 間違い無いモノになっています。 でもねぇ、その寸劇がどうもねぇ… ゲーム中のキャラグラフィックの再現度も申し分無いですし、音質は良く無いものの 誰かは充分識別できるんで、こちらも問題ありません。 背景が実写取り込みにモザイクがかけてあるのは気に食いませんが、それは本質とは 別の話なんで置いておきます。 # ドッターのレベルを考えれば、十分に背景がこなせたんじゃないかとは思いますが。 # 枚数も少ないですし、露骨な手抜きですね。 なんつ〜か、キャラがひどいんですよ。 # 特に主人公である三越さくら@丹下嬢の! なんせコイツがただの自己中の守銭奴でいいトコ無し。 スーチーパイの様に締めるべき点はちゃんとしめているならまだしも、コイツは ナチュラルに悪なモンですから、寸劇を観ていて終始ムカつきっぱなし! なんかアレです、このストーリーやキャラ設定を呼んでると、設定している人間が、 言葉遊びに酔うあまり本質を見失ったんじゃないかって感じがプンプンしますよ。 また、音楽や効果音、漫才の掛け合いのテンポがイマイチで、非常に退屈します。 # あとエセ関西弁のコテコテ過ぎるところとか。 せめてボタンによるメッセージスキップくらいついていたら良かったんですが、 それも無し。 ゲームの方もキーレスポンスが極めて悪く、ストレスが溜まって仕方がありません。 これならGB版の方が数倍操作性が高く面白いです。 この様に、このゲームは声優以外に見どころが無いです。 しかも、声優の声質を活かしているとはとても言えず、どちらかと言えばミスマッチ。 ゆえにイイトコ無しの1本です。 唯一あるとしたら、チビキャラの可愛さ、バストアップやムービーの再現性の高さ といったキャラグラフィックのみ。 他には何もありませんので、純粋にゲームを楽しみたいならGB版をオススメします。 あ〜、通常版買い控えといて良かった…
first edition : 00/06/10
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ひとこと | ぷくんパといいコレといい、アテナ販売のパズルゲーは… |