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データ
タイトル みさきアグレッシヴ! プレイ時間 4時間程度
(クリア)
機種 PS ストーリー  ★★☆☆☆
ジャンル 学園闘争ぎゃるげっちゅ キャラクタ  ★★★☆☆
メーカー 翔泳社 グラフィック  ★★★☆☆
Sugeeya サウンド  ★★★☆☆
ZEROSYSTEM ソフトウェア  ★★★☆☆
発売日 1998年 7月23日 ゲーム性  ★★★☆☆
定価 5,800円 声優レベル −★★☆☆☆
購入価格 1,980円 総合評価  ★★★☆☆
お気に入り度  ★★★☆☆

本文
 ここは白百合学園。格闘技を推奨し、試合に3連敗すると即退学、という珍奇な校則のある、まるで偏った弱肉学園のような女学園である。

 物語は、主人公であり格闘美少女?でもある杠美咲が祖父の陰謀により白百合学園に転入するところから始まる。目的は150日の間に学園最強となり杠流格闘術を世に知らしめること。というか、じいちゃんが娘の門下生欲しいだけナンだけど(性癖と実益を兼ねている)、この際それはどうでもいい。

 で、最強に上り詰めるために、学園の定めたルールに従いつつ6人のライバルと闘うことになる。そのルールとは1チーム最大4人で闘うこと、…あの〜、パーティプレイで格闘女王を決めるってナニゴトデスカ?



 ゲームの方は鍛錬、人材発掘、引き抜き、闇討ち、といったコマンドを入力することで進む育成シミュレーション。戦闘は簡易タクティカルバトル。

 仲間になるキャラは50人近くおり、要はポケモン的な収集要素がある。この発想は非常に良い、というかもっとやれって感じなのだが、システムファイルの不備などで、そのプレイ中に仲間になったキャラしかデータが保存されないという片手落ち。

 また、キャラ数を充実させたことで個々の掘り下げはほとんどされておらず、音声については音質以前に聞き苦しいモノも多い。つか、メイン以外は素人だろ、コレ?

 しかもキャスティングに関しては結城比呂氏をオッサン(いや、若いが)役にあてるなどワケのわからんミスマッチ。もう少し考えろや。

 話を戻そう、基本的なゲームループはスカウトにより仲間を増やし鍛錬、試合を吹っかけ勝利していく、というもの。闇討ちは敵戦力を削ぎ、相手を好戦的にさせる効果があるという効果があるが、仲間の信頼が下がるので地道な努力の方が有効カモ。

 ゲーム期間は150日もあるが、クリアだけならその半分もあれば充分。余った分は仲間探しやイベント発掘にあてるというスタンスか?



 簡単にまとめると安普請。翔泳社/Sugeeya/ZEROSYSTEM製としてはマシな方だが、全体の物量が足りず薄味に感じるのは否めない。ギャルを収集という部分だけはスゴく評価できるんで、どっかが突出してれば、というところ。

first edition : 98/10/04
rewrite : 03/12/02
ひとこと つくりこんでたらバケてた?

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