index / Impression
データ
タイトル メルティランサー
Re−inforce
プレイ時間 13時間程度
/クリア
機種 PS ストーリー ★★★−−
ジャンル 捜査官育てられSLG キャラクタ ★★★−−
メーカー Imadio グラフィック ★★★☆☆
TENKY サウンド ★★★☆☆
発売日 1997年12月 4日 ソフトウェア ★★★★☆
定価 6,800円 ゲーム性 ★★★☆☆
購入価格 1,980円 豪華声優陣 ★★★★☆
総合評価 ★★★−−
お気に入り度 ★★★−−
備考 コマンダールートのみクリア
一部評価を保留

本文
起動してみよう
 さてと、CD−ROMをセットして電源オ〜ン!
 メーカー表示のムービーだ、飛ばしちゃえ飛ばしちゃえ! オッ、飛ばせるじゃねぇか!
 その姿勢やヨシ。最近やったゲームはことごとく飛ばせないから御立腹だったんだよな。
 ほんでもって、オープニングムービーだ! …う〜ん、’97年産としてはボチボチの出来かな?
 歌は声優がキャラに入って歌っているけど、ハッキリ言ってちょっと耳障り



ゲームの目的
 銀河連邦に地球が加盟して2年が過ぎた2088年、発展途上の地球を守るべく 組織されている銀河警察機構(GPO)の地球支局イースタンメトロポリス(EMP)分署に 主人公である、ランドルフ・シャインボルグ(ランディ)が捜査官(メルティランサー)候補生として 配属される。
 さて、6名の先輩ランサーのもと、ランディは2年間で立派なランサーとなれるか?



先輩ランサー
 先輩ランサーは、個性豊かと言えば聞こえはいい(?)が、要はごった煮状態。
 設定見ただけで拒否反応を示す人もいるかも知れませんが、まぁ、コブラみたいなものと 納得すれば問題はありません。

シルビィ(CV.野上ゆかな)
 ランディの従姉妹で、正規捜査官を務めている。
 パラメーターは常識に優れ、判断や敏捷もそこそこ。
 戦闘ではそれほど役には立たない。

アンジェラ(CV.丹下桜)
 半人半獣のバイオソルジャーの末裔らしいが、ありていに言うと孫悟空傭兵捜査官
 昔、暴れまわっていた所をシルビィの母、リオネラに保護され、シルビィとは 姉妹の様に育った仲。
 パラメーターは直感と体力に優れ、攻撃もそこそこ。
 根っからの戦士で戦闘では重宝する。

サクヤ・ランサイワ(CV.岩男潤子)
 宇宙規模で活動する聖アーカネスト寺院の高級司祭で、準捜査官を 務めながら布教活動してる人。
 パラメーターは精神と防御に優れ、知識もそこそこ。
 体力回復が出来るが、戦闘では足手まとい。

神城潤(CV.手塚ちはる)
 ひょんなことで瞬間装着型バトルスーツを装着できるよう改造された地球人唯一の ランサー。いわゆる宇宙刑事?
 パラメーターは直感、体力、防御がそこそこ。
 バトルスーツを着ているのにあまり攻撃力は高くない。トホホ…

ナナイ・ナタレシオン・ナインハルテン(CV.池澤春菜)
 魔法少女?! ヲイ、魔法少女だよ魔法少女! 科学の発達した未来の話で、 魔法世界プロミスランドからやって来たらしいよ!! 宇宙じゃなく異世界からよ!!!
 何でそのプロミスランドから来たかは知らないが、何でもそっちじゃロイヤルガード第一小隊長を 任されていたというエリートの準捜査官。
 魔女っ子らしくネコも飼ってるらしい。
 パラメーターは知識と攻撃に優れ、精神もそこそこ。
 戦闘では無類の破壊力で最も頼りになる。ただ、体力は無い。

メルビナ・マクガーレン(CV.緒方恵美)
 キャリアウーマンのGPO地球支局EMP分署所長兼ランサー。
 仕事はバリバリだが、素顔は結構…、いや何でもない。ただ自分より優位なキャラがたまに見せる 素顔が、その、何だ、やっぱり好きかな? とか思うのさ。
 パラメーターは判断と敏捷に優れ、常識もそこそこ。
 戦闘では、シルビィやジュンと同レベルといった程度で、まぁそれなり。

 関係ないが、トミーと松水谷豊石立鉄男いかりや長助が先輩なモノもやってみたいけど 需要は無いんだろうな…、って秘密のデカちゃんから何を学べというのかオレは?



ゲームの流れ
 このゲームの期間は2年間で、以下の3つの期間に分けられる。

2088年4月〜2088年7月
 この期間は、講習期間として、先輩ランサーと基礎訓練を行う。
 ここで、先輩ランサーの適正を調べておけば、後が楽になります。
 例えば、常識を上げたければシルビィに、体力ならアンジェラに、精神や防御ならサクヤに、 平均的にならジュンに、知識や攻撃をならナナに、判断や敏捷ならメルビナにといった感じ。

2088年7月〜2089年4月
 この期間は、研修期間で先輩ランサーの誰かの任務を補佐する。
 ここで注意すべきなのは、先輩ランサーには向き不向きがあるという事。
 先輩ランサーの能力と適正を考慮しているのといないのとでは、評価の上がり方に大きな差が出ます。
 よって、出来るだけツラそうな任務は避け、先輩ランサーが得意な分野に付いて行くのが利口です。
 また、この期間の育成具合によって、2年目に目標とする上級職が決定します。

2089年4月〜2090年4月
 1年目に優秀な成績をあげると、2年目からは正規の捜査官として先輩ランサーと肩をならべて 仕事をすることとなります。
 1年目との違いは、任務を自分で選択する事が出来ると言う点。
 それゆえ、パートナーを組む先輩ランサーに合わせた任務を選択しないと始末書の山を築くことになるので注意が必要です。
 まぁ、1年目にそこらへんは良く分かるんで、2年目で始末書を書く事なんてないでしょうが。



育てられると言う事
 このゲームの売り文句に育てられゲーというフレーズがある。
 そう、確かにゲーム中での自分はパラメーター上昇に先輩ランサーを利用している。
 しかし、育てられているという感触は全然無い。
 それは、ときメモで言う所の理系コマンドだとか運動コマンドだとかの 変形レベルとしか受け取れないからである。
 育てられゲーと銘打つなら、モニタの前に座している物体を習熟させる何かを仕込む 必要があったのではないか?
 私の感覚では、育てられゲーと言うフレーズに名前負けしているとしか思えない。



戦闘は『13』を思わせる当てずっぽう方式
 いや、当てずっぽうとか言ってるけど、結構楽しめますよ。
 ちなみに『13』って〜のはヌイーゼンって読みで、戦闘が タイマンシミュレーションなんだけど、コマンドを先に入力しなくてはならない。
 要は、相手の動きを見越して、移動しながら攻撃を置かなくてはならないってヤツである。
 広告をうつなら、『高い戦術性が問われるシミュレーション』であり、人によっては 『ただの直感勝負の運頼みゲー』となってしまう。
 で、このゲームの場合はどうかと言えば、そこそこ成功しているとは思う。
 ただ、敵アルゴリズムが単調とはいえ、やはり2択以上の選択肢になってしまうため、 実力が近い敵と当った場合に運頼みとなりストレスを禁じ得ないのも確か。
 もうひとヒネリあればなぁ、というのが正直なところ。



声優の演技に不満有り
 う〜ん、何でだろうなぁ? 声優さんはそれこそ一線級の人ばかりなんだけど、何故か上手いとは思えない。
 演技力自体は、あのプリコーと比べても遜色は無いはずでなのだが、圧倒的に 抑揚の付け方が上手いプリコーと比べると、このゲームはまるで棒読みに感じられる。
 これで、声優さんの基本スペックが低ければ、ウィザーズハーモニー一丁アガリ! ってところだが 流石にそうそうたる面々を揃えているだけ有り、萎え萎え感は無い。
 理由を考えるにしても、コンシュマーでは2作目なワケで、キャラが伝わってないと言う事は無いはずだし、 いくらフルボイスで台詞が多いからってそこまで影響はでないハズなんだが…
 残る可能性としては、ヘボい演技指導をしたとしか考えられないが、事実は分からないし…
 まぁ、いずれにしろ言えることは演技に疑問が残ると言う事。
 水準は充分にクリアしてるけどね、メンツを考えるとどうしても。



総括
 全体的に良くまとまったゲームではあるが、ひとつ文句を言わせてもらうと、サムい挿入歌は やめて欲しかった。
 冒頭でも述べたように、キャラに入った声優は、使える音域が限られる為、素で歌うより 更にツラいデキになってしまう。
 それが6人も揃って歌ってるのを聴いたらどんなシーンもブチ壊し。
 まぁ、ブチ壊しになったと思うほど良いシーンではなかったのは救いでしたが…

 最後に、このゲームは恋愛ギャルゲーではなくコミュニケーションギャルゲーだと言う事も ひとこと付け加えておく。
 要は、恋愛をキーワードにしてるようなゲームと同じ感覚を期待していたらガッカリな 気持ちにるので注意が必要だってこと。
 逆に、その気構えさえあれば、生意気な後輩の座をそれなりに楽しむことができます。

 あとは攻略情報があった方がいいのと1周に時間がかかるのに注意が必要なくらいで、 それなりに楽しめるかと思います。

first edition : 99/02/05
ひとこと 魔法少女はどうかと思うが世界観の設定は面白い。ま、ツボにハマればということで。

index / Impression