データ |
タイトル | 風の丘公園にて | プレイ時間 | 7時間程度 (3クリア) |
機種 | PS | ストーリー | ★★★−− |
ジャンル | 恋愛NVL | キャラクタ | ★★★−− |
メーカー | テクノソフト | グラフィック | ★★★☆☆ |
発売日 | 1998年 9月 3日 | サウンド | ★★★☆☆ |
定価 | 5,800円 | ソフトウェア | ★★★☆☆ |
購入価格 | 1,980円 | ゲーム性 | ★☆☆☆☆ |
総合評価 | ★★★−− | ||
お気に入り度 | ★★★☆☆ | ||
備考 | 一部評価を保留 |
本文 |
ぶっちゃけた話、フツ〜のアドベンチャーソフト。特に誉める部分もケチを付ける部分もなく、その普通具合に表彰状を贈りたいくらいです。 嫌味のない代わりに文章に突き抜けたところもなく、各ヒロインの存在感もそこそこ。難易度は低く、2〜3時間で終わるシナリオが4本というソツのない構成。 既読文章の高速送り(心もち遅め)によりプレイアビリティを上昇させていることや、一度クリアしたシナリオにヒロイン等の心情描写が追加されたり、各シナリオを追うことによりエクストラ(おまけ)にあるヒロイン達のプロフィールが回収できるなどコンプリートゲーマー向けではあるものの、ゲーム的要素を用意してある点は評価に値すると思います。 ちょっと特殊だと思ったのは、ゲーム開始時にヒロインを選択できる点と、ハイレゾモードの使用によりグラフィックを美しく見せようとしている点ですが、前者は制作者が楽をできるだけで、プレイしてどうこうというものではないですし、後者は原画が怖い上に文字が読みづらくなっており、逆効果とまでは言いませんが成功をおさめたとは言えない結果に終っていると思います。 あと、選択肢の配分が片寄り気味で分岐のバリエーションが少ないこと、主人公の名称が固定になっていること、収録音声が非常に少ないことを少々残念に感じました。 声は仕方がないとしても、せっかくキャラ毎にシナリオを分けているのですから、選択肢による分岐をもっと細かくして欲しかったところ。 まぁ、ヒロインにもシナリオにも充分メリハリがつけてありますし、何よりワンプレイにかかる時間が短かく、気軽に楽しむことができますので、ちょっとした空き時間に萌え分を補給するにはいいんではないでしょうか。
first edition : 99/08/25
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ひとこと | アゴが怖い(先端恐怖症) |