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データ
タイトル どきどきシャッターチャンス☆
〜恋のパズルを組み立てて〜
プレイ時間 6時間程度
(2キャラ)
機種 PS ストーリー ★☆☆☆☆
ジャンル 脱衣ノリADV + 激ムズジグソー キャラクタ ★★★☆☆
メーカー 日本一ソフトウェア グラフィック ★★☆☆☆
発売日 1997年10月23日 サウンド ★★★☆☆
定価 5,800円 ソフトウェア ★★★☆☆
廉価 1,500円 ゲーム性 ★★☆☆☆
購入価格 1,480円 ロリ声 (;´Д`)
総合評価 ★★☆☆☆
お気に入り度 ★★☆☆☆

本文
 ナンとなく買ってみたらジグソーシリーズ第3弾でビックリ。安いつくりやなぁ、という意味で。いや、確かにパッケージの裏に"ジグソー対決"って書いてあるケド、パッと見はただのギャルゲやん?



 サテ、電源を入れるとお約束のムービーが。ぶっちゃけTo Heartをバリバリ意識してますな。しかも、パステル調にして画像の荒さ、ヘタさをごまかそうとしているが、全く効果ナシというのが実に微笑ましい。

 しかも、ヒロイン役の菊地志穂嬢の歌がこれまたヘタ(でも好き、いっしょがいいなは手放せない)で微笑ましい。



 主人公、冴木瞬介は月間フォトスクールのカメラマン。物語は彼がスケベ心から"働く女性の水着姿"という企画をたちあげることから始まる。もちろんスケベ心は隠し、雑誌のカタい体質をブチ壊す、というタテマエを掲げて。

 この企画は高い支持を得、あと一歩で現実となるところまできたが、ただひとり、編集長の如月玲香が反対、10日以内に4人の"働く女性の水着姿"を撮影することを掲載の条件としてつきつけてきた。…それってゼンゼン反対してねぇし。

 ともあれ、こうして瞬介のナンパが始まるのであった。



 ゲームは、タウンマップ上の6つのポイントにいるギャルと会って、サクラ大戦のLIPSモドキで信頼度を上げ、ジグソー勝負にこぎつけ、勝利し、撮影するという、いわゆる脱衣系ギャルゲ。

 パートは、タウンマップとアドベンチャー、ジグソー対決、撮影の4つから構成される。

 ジグソー勝負は左右ふたつに分けられたフィールドで同じパズルを解きあうもので、スピード対戦とサンドイッチ対戦の2種類から任意に選ぶことができる。

 スピード対戦は、3枚のパズルを早く解き終えた方が勝ちとなる方式。

 サンドイッチ対戦は、2本先取制で同じパズルを解きあい、最終的により多くのピースを置いていた方が1本先取できる。ただ、各プレーヤーのピースが色分けされていて、相手のピースを自分のピースではさめばオセロの要領で所有権が反転する仕組みになっている。

 スピード対戦は実力に比例するが、こちらは運の要素も加わるので、CPUに勝つならサンドイッチ対戦の方が良い。あと、できればマウスの用意をしておいた方がいいだろう。

 対戦中、ピースをはめることで溜まるアイテムパワーでキャラ固有のアイテムが使えるが、キャラによっては手におえない性能のアイテムを持っていてかなり萎える。ただでさえ難しいのにこれでは…

 しかも、最終目的の水着撮影に至ってはノーセーブで2連勝しなければならないため、かなりのストレスがかかる。

 で、撮影パートは、数画面分のギャルCGスクロールさせてファインダーに撮影部分が入ったら位置決定、次にピントをタイミング調整方式で決定するだけ。非常に簡単。ゲーム性は皆無。

 ただ、ギャルCGをなめるようにスクロールさせているのは純粋に楽しかったり。たとえそれがヘボCGだとしても…(泣) そして水着撮影のハズが顔しか写ってなかったとしても…(号泣)



 攻略自体は1日1人ずつできるので、順当にいけばかなりの余裕がある。ただ、だからといってサブヒロインを全員攻略してしまうとメインヒロインの神埼唯との強制エンドが待っていたり。

 しかもこの場合、玲香、唯の2連戦になる上、難易度はかつてないほど高いというオマケ付き。ハァ…



 シナリオはパロディが入ってるが内容は薄く自己満足の域、グラフィックの仕上がりは散々、難易度は異常に高く運に左右される、と、誉めるべきところは皆無。

 LIPSモドキの結果か、撮影時のポーズが変わることがあるので、複数回プレイに対する処置はあるが、これも難易度を考えると逆に拷問。

 要約すると、余程の自信がない限り、手出し無用のプチ地雷、ジグソー好きでもツラいだろう、ということで。

first edition : 99/03/28
rewrite : 03/01/04
ひとこと 田村ゆかり嬢のロリ声を堪能。

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