データ |
タイトル | 姐(あねさん) | プレイ時間 | 5時間以上 |
機種 | PCE SCD | ストーリー | ★★☆☆☆ |
ジャンル | レディスファイナルファイト | キャラクタ | ★★★★☆ |
メーカー | NECアベニュー | グラフィック | ★★★★☆ |
発売日 | 1992年02月24日 | サウンド | ★★★★☆ |
定価 | 7,800円 | ソフトウェア | ★★★☆☆ |
購入価格 | 1,480円 | ゲーム性 | ★★★☆☆ |
怖い顔 | ((;゚Д゚) | ||
総合評価 | ★★★☆☆ | ||
お気に入り度 | ★★★★☆ |
本文 |
葉山兄貴が音楽を担当することになった本作、ぶっちゃけ超兄貴の跡を追った確信犯系バカゲー。 内容を簡単に説明するとファイナルファイトの劣化コピー。出てくるキャラを全てレディース(というと語弊が出るので”架空”のと付ける方がいいか?)にして、雑魚敵はほぼ色違い、あとはバイクに乗ってるのがいるくらいという安さ。 面は全5ステージ、各面は前後半に分かれていて、それぞれ雑魚敵を倒してボスの副長、総長を倒せばクリア。で、副長、総長は仲間になりふたつ先の面から自キャラとして使用可能。 要はプレーヤーキャラのストックが全て違うキャラとなり、道中体力が尽きたキャラはそのまた2つ先の面で復活する、という仕組。 使えるキャラとそうでないキャラはかなり分かれているが、慣れればジャンプキックのみでクリアすることも可能。しかも、バランスキャラである愛なら軸ズラしで近寄ってからのラッシュでオールOK。加えて相手の髪の毛を取ったら離さないため、タイマン勝負では掴んだ瞬間に勝利確定。スゴイ! …アレっ?!(…でもクレストオブウルフよりは面白い? ですよ??) …まぁ、この際ベルトコンベアアクションとしての素性はどうでもいい。だって、本作のメインは各面のインターミッションにあるのだから。 それはいわゆるパワーアップ用の通販。そこで特攻服や木刀などなどを買い込めばみるみる強くなるというものだが、著作権的にギリギリなアイテムや対話式のアイテム説明などがナカナカ良い感じ。しかもアイテム説明はナニゲに著しくゲーム進行に障害をもたらすものを示唆していて侮れない。…そんなモンを売るなとかいうのは別として。 あと、おそらくであるが、額を購入するとその種類により"ねむる"を選んだあとにポエムが炸裂する不思議現象が発生。ヒロイン(?)愛の趣味がこんなところに反映されているとは…、ってこだわるトコ間違ってるし。 まぁ一応、一部ボスの攻撃やエンディング、アクション中に表示されるメッセージなど、微妙に凝った部分もある。が! 基本は間違っており正解。…もうナニがナンだか。 あとはやはり語り種である"怖い顔GP"を外せまい。これは対戦形式でメンチの切り合いというミニゲームだが、やることは方向キー連打のみ。ただ絵面がどんどんヤバくなっていき、キャラによっては楳図絶叫顔になったりという卑怯さ。まぁ、全体が卑怯なんだケド、本編にも少しは力を入れろ、と。それこそミニゲームとしてはまだ真っ当なチキンレースが不憫だ。 最後に葉山兄貴の仕事についてだが、ぶっちゃけ不思議世界を舞台にしていた超兄貴に比べると随分と真っ当に聞こえる、もちろん相対的にであるし、サスガにBGMが般若心経というのはビビったが。 徹底的に淡白(というかクソゲー)なアクション部分は致命的なのだが、それ以外の、特に関係ない部分はある意味優秀。せっかくだから1回くらい、そして未来永劫プレイしない方向でひとつ、世露死苦!
first edition : 98/09/20
rewrite : 03/01/14 |
ひとこと | で、永井一成(題字)って誰よ? |