データ |
タイトル | マリオテニス64 | プレイ時間 | 鬼ほど4人対戦 |
機種 | N64 | ストーリー | 評価対象外 |
ジャンル | テニス | キャラクタ | 評価対象外 |
メーカー | 任天堂 | グラフィック | ★★★★☆ |
発売日 | 2000年 7月21日 | サウンド | ★★★★★ |
定価 | 6,800円 | ソフトウェア | ★★★★★ |
購入価格 | 6,800円 | ゲーム性 | ★★★★☆ |
4人対戦 | ∞ | ||
総合評価 | ★★★★★ | ||
お気に入り度 | ★★★★★ |
本文 |
いや〜、楽しいっス!
すんげぇ、楽しいっス!! というか、既にヤバいくらいっス!!! もう、凄いんっスよ、ダブルスでの4人対戦が!!!! かつて、これほど手に汗をかきまくったソフトはねぇってくらい!!!!! いや、いきなりな書き出しですが、コレ、本当。 なんせ(平日ですが)毎日のように平均2時間もプレイしてるくせにいまだに 飽きていないんですから。 もちろん、メンバーのスキルがある程度揃わないといけないんですが、それはそれ、 育成するなり、何とか1セットでももぎ取ることに注力すればOK! 「1セットでももぎ取る? でも、それじゃぁ負けるやん」 ごもっともな意見です。 でもこのゲーム、負けても意外に悔しくありません。 あのスト2の時に感じたグログロ感が妙に低いんです。 もっともCPU対戦や2人対戦で連続して負けると話は別ですが。 で、なぜあんまり悔しくないかというとそれは多分1ラリー毎に、そしてその中のプレイひとつひとつに勝敗が隠れているからだと思います。 例えば絶妙のサーブを打った瞬間、相手の強烈なスマッシュを返した瞬間、 絶対に決まると思われたボールを縦横無尽に動き拾いまくった時、相手がネットに 詰めてきたのを見計らってロブを上げた瞬間、そんなひとつひとつのプレイをした時「今、確かにオレは勝った」と感じるんです。 そして負けは、「相手に2択以上の選択肢を与え、その結果ポイントを与えた時」 そう、圧倒的に負けたと思う瞬間より勝ったと思う瞬間の方が多いんですよね。 確かめたわけではありませんが、現在のテニス部員6名が、わざわざ集まって ひたすら猿のようにプレイをする理由は、そんなところにあるんじゃないかと思います。 # そりゃ、当然のことですが、共通の理由で集まるのが楽しいってのもありますよ。 さて、このゲームの最大の特徴は、3Dスティック+3ボタンで全ての動作が 可能となっている点でしょう。 実際には、3Dスティックと、A、Bボタン、そして、動作をキャンセルするための Zトリガという構成ですから、本当にクリティカルに遊べば、Zトリガは必要ないんで、 3Dスティック+2ボタンで遊べることになります。 3Dスティックは移動に使うとして、ボタンの使い方はといいますと、Aで高目の ボールを打つトップスピン、Bで低目で変化するボールを打つスライス、A→Aを ポン、ポンと押すと、速くて威力の高いトップスピン、B→Bをポン、ポンと押すと、 速くて威力の高いスライス、A→Bをポン、ポンと押すと、高い弾道で弧を描くように 落ちるロブ、B→Aボタンをポン、ポンと押すとネット際にゆっくり落ちるドロップショットを打つことができます。 # 他にもあるといえばありますが割愛 あと、操作系で一番注意すべきことは、ボタンを押した瞬間にラケットを振るの ではないという点。 では、いつラケットを振るのかといえば、それはボールがラケットの射程圏内に 入った時です。 そして、そのことによって、ボールの落下点を推測して、バウンドの高さを見極め、 そこに潜り込み溜めをつくり、相手により鋭く速いボールを返すことができます。 また、AやBボタン1回で打ち返す場合は、2回押しの場合より角度がつくので それぞれを使い分けることでバリエーションが増えます。 もう、これ以上はプレイしてもらわないとわからないと思うのですが、我々の プレイでは、幾度も壁を打ち破り、様々なプレイスタイルが開拓され、そして、 今や気迫負けした方が負けるとまでいえる状態になっています。 確かに、2人対戦ではパワーやショットの種類がある程度勝敗を決めてしまいます。 それでも、やり方次第では互角に近い闘いをすることは可能ですし、4人対戦では それぞれのパートナーに合わせることによりどんな組み合わせでも闘うことが可能に なっています。 ここらへんのバランスの良さもプレイを続けさせている要因でしょうね。 # コート選択次第で随分と変わるとは思いますが… # なんせ、ハードコート以外でほとんど遊んでませんし。 さて、ここまでは対戦プレイについてを中心に書いてきましたが、1人でプレイした 場合はどうかといいますと、まぁ、遊べます。 いきなり歯切れが悪いと思われるかもしれませんが、それは仕方がない話でしょう。 それだけ対戦プレイが面白いってことです。 話を戻して、どんなゲームがあるのかといいますと、まずはエキシビジョン。 これはいわゆるフリープレイで、シングルスとダブルスを1ゲームできます。 次にトーナメント。 こいつはシングルスなりダブルスなりでキャラを選び3つの大会を勝ち抜いて いくというもの。 これで優勝すると高性能キャラであるスターキャラや隠れキャラやコートが追加される ことがあります。 また、スターキャラでトーナメントに挑戦すると高難易度モードになります。 次にリングショット。 これはコート上にあるリングを打ち抜いてポイントを得るというもので、相手と 協力したり、取り合ったりと4種類の遊び方が用意されています。 1人でプレイする場合はこれが一番面白いと思います。 次はパックンチャレンジ。 これは3体のパックンフラワーがランダムに打ち出してくるボールをひたすら 打ち返していくというもの。 ただ、相手コートにはCPUキャラがいて打ち返そうとしてくるのでとられない ように注意する必要があります。 最後にコートが傾いたりアイテムが使えたりと、なんかマリオカートっぽい 雰囲気を醸しだしているクッパステージですが、偶然の要素がウザくて 即封印されました。 これは、ウデが磨かれると全てのプレイが必然に繋がるので、当然のこと。 まぁ、はじめたばかりの頃なら別かもしれませんが。 まぁ、一応これだけのモードがあるんですが、ハードコートでの4人対戦に敵うものナシ。 というワケで人数が集まるならゼヒ!
first edition : 00/10/15
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ひとこと | 野試合してぇ… |