データ |
タイトル | タイピング OF THE デート | プレイ時間 | 6時間程度 |
機種 | DC | ストーリー | ★★★☆☆ |
ジャンル | タイピング | キャラクタ | ★★★★★ |
メーカー | ハドソン | グラフィック | ★★★★★ |
発売日 | 2001年 9月27日 | サウンド | ★★★★☆ |
定価 | 4,800円 | ソフトウェア | ★★★★☆ |
購入価格 | 4,800円 | ゲーム性 | ★★★☆☆ |
…きいろ… | (*´д`*)… | ||
総合評価 | ★★★★☆ | ||
お気に入り度 | ★★★★☆ |
本文 |
ゲッターラブ。 1998年12月4日にニンテンドウ64で発売されたパーティゲーム。 ゲーム内容を端的に表現するとギャルゲ版桃鉄。 まぁ、ネクストキングとかに近いイメージで考えてもらうとわかりやすいでしょうか? そのマーケティングのマズさはもとより、ギャルゲを買っているオタ層の嗜好と全然逆ベクトルを向いたキャラデ、 年末発売という間の悪さでセールスは振るわず、知る人ぞ知る逸品となってしまった恵まれないソフトです。 ただ、64ドリーム誌上では異常な盛り上がりを見せていたのですが、残念なことに 64専門誌を読んでいる大きなお友達は少なかったというオマケまでついています。 ゲームの方は、時間がかかり過ぎるという問題はありますが多人数プレイは 盛り上がりますし、なによりイキイキとしたキャラとそれぞれの人間関係がキッチリと 描かれている点は凡百のギャルゲ−より優れているとさえ言えます。 # 男キャラまで嫌味なく仕上げるのは男性スタッフだけでは難しい芸当ですな。 まぁ、本編についてはまた感想を書く機会があると思いますのでこれくらいにして、 その不遇なソフト、ゲッターラブがタイピングゲームになって帰ってきたのでした。 その名もタイピング OF THE デート… 本家T.O.Dをもじったタイトルで発売できるのもDCならではですなぁ… ゲームの基本はタイピングゲーム。 変換方式は、かな、ローマ字から選べ、ローマ字の変換文字列もある程度変更する ことができるので大抵の人は違和感なくタイプできると思います。 メインのモードでは3人のヒロインからひとりを選び、各5段階あるシナリオを タイピングでクリアしていくことになります。 打ち込む文字は主に女の子の問いに対する返答で、時間制限付きということからサクラ大戦のLIPSを彷彿とさせます。 しかも、入力文字数が多い場合でひっかけ選択肢なんかがあろうもんならドキムネ具合は1秒LIPS並で持続時間は長いという、とても心臓に悪い状態が続きます。 また、最大3択まである質問はバリエーションが豊富で、反応もそこそこ用意してあり、 いといろと試したくなる工夫もしてあります。 ゲームの方も3つのシナリオで、連続入力中心、基本入力中心、ミニゲーム中心と 趣向は変えてありますし、ふかわりょうのネタを彷彿とさせる連続入力や、 各種趣向を凝らしたタイピングミニゲーム群はナカナカ面白いですよ。 まぁ、ミニゲームに関しては山手線ゲームが難しすぎてちょっと…、ですが。 今回、シナリオが用意されなかった4人のキャラも一応は登場します。 特にきいろちゃんには難易度高めのオマケシナリオが用意してあり、人気投票第2位の 面目は保っているといえるでしょう。 # ホントはメイン張って欲しかったケド、無口だしな、きいろは(ワイルド口調) オマケシナリオは他に2本あり、ノーマルモード以上でクリアしたときに限り オープンになるようです。 ちなみに、あゆみでカオル(男)、真琴で麗香(…)、雫できいろが登場します。 # ↑白文字記入なんで見たい人は反転よろしく。 今回、残念な点はやはりグラフィックの書き下ろしが少ないことでしょう。 ほとんどの絵が本編の流用なので、本編をやっている身としてはイベント絵を見ると 嬉しさより切なさの方が勝ったり… また、これは至極個人的な意見ではありますが、音楽はニンテンドウ64音源の方が 好きだったなぁとも思います。 ホント、あのままでいいからサントラ出して欲しかったなぁ… でも、一番の問題はタイピング難易度が結構高いって事でしょう。 一応、難易度選択は可能なんですが、タイピング初心者はイージーをクリアするのも やっとでしょうし、ノーマルに至っては日ごろパソコンを使って作業している人でも クリアできない可能性があります。 # 実例アリ。 私は比較的入力が速いほうだと思っているんですが、それでもノーマルのクリアが やっとでしたから、ねぇ… しかもイージーをクリアしただけではオマケ要素が埋まらないのもちょっと… なので、タイピングに自信が無い人の場合はよほど根性がないとツラいと思います。 # まぁ、そういう意味では訓練用と言えなくもないが。 ともあれ、本作がゲッターラブの普及に役立てばい嬉しいですね。 イージーでもなんでも本編の雰囲気は充分に感じることができますから、そういう 意味では確実に間口は広がったワケですし。 # ハードが瀕死ってのは言わない約束。 また、安普請を絵に描いたようなものが多いタイピングソフトの中でも本作は がんばっている方だと思いますし、キーボードを持っていてタイピングソフトを 持っていないのなら比較的オススメできるんじゃないでしょうか? # とはいえ、できれば一度プレイして難易度を見た方が無難ではありますが… でも、本当にオススメしたいのは本編の方なんで、本作を見て興味がわいた人は ゼヒ遊んでみてください。 最後に、真琴がどうしてもクリアできないという方へ(↓白文字)アドバイス。 沈黙もひとつの回答です(ミスになるから仕様としては断じて認めませんが)
first edition : 01/10/17
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ひとこと | すべての女性に100万本のバラの花束を! |