第一章「苦悩」
「自分は志願して兵隊になった、しかし・・・・。」
デルフは志願して兵になった男だ、しかし、はじめて人を殺した時
「俺は何をしている?これはしていいことなのか?」と、罪悪感を覚えた
はじめは、いくらでも殺ってやる、と意気込んでいたが、その子供を殺してしまった瞬間
それを考える暇も無く、敵は攻め込んできた…。
放たれる銃弾、骸となる人…死んでしまった人が可哀想、そう思えば、戦い等出来ない。
しかしデルフは、そう思ってしまったのだ。
休む間も無く攻め込んでくる敵、指揮官はこう言った。
「Fire!」(撃ち方始め!)
指揮官はそう言った、しかし、自分にはトリガーを引くことが出来なかった。
味方のM-14より放たれた弾丸が、敵を葬り去った、しかし、自分には撃てなかった。
「ceace fire!」(撃ち方止め!)
その号令が出ても、一発も弾丸を放つことは無かった
「デルフ!お前、一発も撃たなかったのか!?」
味方の声が耳に響く
「ここは戦場なんだ!敵を撃たなかったら死んじまう、自分も、味方も、なのに、お前は撃たないのか!?
友の為、仲間の為、お前は撃たないのか?」
その言葉を聞いた瞬間吹っ切れた…。
「俺が人を殺すのには理由がある、友や家族、国を守るためだ…友達を守るためにも、戦わねば!」
そして、デルフは、戦いに身を投じた
撃ち方始めの声と共に放たれる銃弾
銃弾を浴び倒れる敵、飛び散る血
撃ち方止めの声と共にくすぶる硝煙
まるでさっきの男とはまた違う、二重人格のようだった…。
続く…
誰だっ、こんなとこまでみるのは!?
私が書くと何を書いてもこういうのになるとですぺんたです…。
こんなの有り得ないとかなるたけつっこまないでね☆
めっちゃ有り得ないとこはつっこんでくらはい…
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