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 準指導員合格体験記(山崎恭正)
                     準指導員検定にチャレンジして

                                             仙台アルペンクラブ 山崎恭正

スキーの指導員に憧れを持ったのは、幼少時代にかよったゲレンデでインストラクターの華麗な滑りをみたことがきっかけでした。この頃から、子供ながらにスキージャーナルを買い、どうすればうまくなれるのか考える等、いまから考えると、スキーについてませた子供だったように思います。

その後、社会人になって「自分の中ではうまいはず」と思っていたが、初めて受けたバッチテストで厳しい現実を思い知ることになりました。級別テストの2級は4回目で合格、1級に至っては5回受験し、なんと2年がかりでやっと合格する程苦労しました。この苦労と並行してスキーでの怪我が始まりました。
右膝の半月板骨折、靭帯損傷、右肩脱臼、右肩骨折など。ある人から「スキーに向いていないのではないか」と言われたことさえありました。
でも怪我で動けない時、窓から雪が深々と降る光景を眺めていると、スキーがしたくていてもたってもいられない自分がそこにありました。情熱だけは失うことはできなかった。
そんな「苦労人」の私が指導者になれるのか自分自身迷いがありましたが、クラブの先輩から「技術的なことは指導するから心配するな」と心強い言葉を受けて決意しました。
その後、検定会までひたすら練習の日々でした。

残念ながら、今年の1月も自分の不注意で、左足の肉離れをしてしまい、1ヶ月は練習ができないハンディがありましたが、クラブの練習会では、心配して指導員がつきっきりで基礎種目を中心に指導してもらいました。
また合宿では、普段は見ることができない自分の滑りをビデオで撮ってもらい、滑りのひどさに挫折しながらも自己分析しました。
おかげで多くの欠点が発見でき、技術の向上につながりました。

蔵王えぼしスキー場の検定会は、自分よりはるかにうまい方が多く不安もありましたが、スキーにかける情熱だけは誰にも負けない気持ちで頑張りました。また当日は、天候に恵まれ、前向きに自分の技量を出し切ることができました。
その結果、バッチテストで何度も挫折した私が1発で合格する快挙に結びつきました。
今後指導者として技術や経験を積んで更に自分のレベルアップをしていきたいと思います。ここまで苦労が多かったことから、自分の理想とする滑りは「安全性で楽しさを両立させた滑り」を目指しています。当たり前のことですが、「怪我をせずに上達する」ことが大切です。怪我をした場合、自己責任は当然ですが、場合によっては「無理をさせた」指導者にも責任があると考えます。
かつて自分自身がそうだったので、生徒になる方には怪我で楽しいはずのスキーシーズンを棒に降ることがないよう、指導していきたいと考えています。

練習会では、鈴木会長、亀森名誉会長をはじめ、多くの方々からご指導いただき感謝申し上げます。また、検定会当日は、サポートに来ていただいた方々にも感謝申し上げます。未熟ものですが、今後は指導者の立場でクラブ活動に積極的に参加していきますので、よろしくお願いします。簡単ですが、皆さまへのご報告と御礼とさせていただきます。

 準指導員検定/動画 UP!(4/4)
  シュテムターン
  プルークターン
  プルークボーゲン
  中回り
 蔵王ライザスキー場 合宿にて(左端が筆者)