最初はただの宴会だった。 会場はYewのワイン倉庫。 この日はたまたま僕の誕生日で、 仲間が皆で祝ってくれた。 顔を見たこともない仲間達が、精一杯祝ってくれた。
やがて僕はある人と小さなお店を建てた。 宣伝用にギルドも作った。 最初は二人で始まったギルドだったけれども、 その人は、いまはもう居ない。
最初のお店は暖かい感じのするお店だった。 小さい店だから、お客さんはそんなに入れなかったけれども、全員と話しができた。 小さいながらも暖かいお店。 ある種理想のお店だったのかもしれない。
次に僕は大きなお店を建てた。 大きなお店は空間が多くて、どことなく冷たい感じがした。 まだお客さんは少なかったので、全員と話しをする事ができた。
やがてお店も賑わいだし、店内はいつも満席になるようになった。 周りの声もだんだん聞こえなくなり、僕は近くに居る人としか会話が出来なくなった。 けれども、店員さんの頑張りのお陰で、お店は暖かな雰囲気になっていた。
気まぐれに昔のお店を訪れてみた。 昔は賑わっていたここも、今は誰も訪れる人は居ない。 今のお店も時が経ち、やがてこうなる日がくるのだろうか?
僕は多くの人と出会いたかった。 その為にここを作った。
やがてここが風化した時、誰も僕のことを覚えている人は居なくなるだろう。 それでも僕は構わない。 僕は確かに、ここで多くの人と出会ったのだから。
さあ、そろそろ旅立ちの時間だ。
このGATEがどこへ行くのか僕は知らない。
けれども僕は決めたんだ、このGATEに入って旅に出る。
今居る場所に敬意を払い、旅立ちの第一歩を踏み出そう。
それでは皆様いつかどこかで。
包帯戦士HATI-BEIが行く! 完
本当の最後に。
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