●サルサダンスは、主に男女がペアになって踊ります。基本的には1曲ごとにパートナーをチェンジして、知らない人同士でも気軽に踊りあうことができます。サルサを特徴づけるイメージとして「官能的なダンス」という表現がよくされます。確かに男性はより男性的に、女性はより女性らしくアピールをして踊るのがサルサですが、日本で踊られているサルサはもっとフレンドリーな感じです。サルサダンスにはいくつかの基本的なステップがありますが、音楽にのって身体を揺らしているだけでも見ようによってはサルサに見えます。大切なのは音楽を楽しむこと。人生を楽しむこと、それがサルサダンスなのです。

●歴史的に「Salsa」という言葉は、キューバの伝統的な曲調をもつ「ソン」という音楽をルーツに、中南米の音楽要素やNYジャズのエッセンスを練り込んだ新しい音楽ジャンルに対して、1960年代のNYに住むヒスパニック系の人々が名付けたと言われています。サルサ音楽を聴いていると、とてつもない人間の「生」に対するエネルギーを感じます。時にはメランコリックに、時には激しく私たちの心をゆさぶり、そしてサルサダンスは生まれてきました。サルサダンスはいわば「生の踊り」。スタイルは色々とありますが、生きているエネルギーを体現するダンスとして世界中の人々から愛されています。

立サルHPへもどる。