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■ レディ・サルサ最高でした♪ 2009/7/23(Thu)
7月20日。渋谷オーチャードホールは日本ではなく、キューバと化していました。

舞台は真ん中に5、6mはあるんではなかろうかと思う程の大階段を設置。
その両側のひな壇で要のバンドが舞台全ての音を司っていました。
この大階段の頂上が、そこに立つ人物や神様がストーリー上がアイコンであることと、一気に舞台を転換させる譜めくりの役割を上手く作り出しています。
(パンフレットの写真よりもずっと立体的な舞台!)

頂上に立ったのは、主人公のレデイ・サルサ(本人)や彼女の若かりし頃を演じたジェニセル(でっかいアフロヘアに赤いコサージュがキュート過ぎ!歌声も踊っている時の笑顔も大好きになりました)、スペイン支配下の頃のアフリカ奴隷、チェ、カストロ、チャンゴって戦いと歌と踊りの神様もいたな、、(ラム酒を飲む時にキューバ人が想うのがこの神様でしたっけ?)、セリア・クルス、ベニー・モレも立ったかな? そしてトロピカーナのダンサー…。

私が一番印象に残っているアイコンはスペイン支配下のアフリカ人奴隷。
(神様のオグンなのかなーと思ったんだけど、黄色い衣装だから違うのかな、、。
労働者の代表なのかな。)
広げた両腕を羽のように動かす後ろ姿は人間を超えてました。。。
「リバーダンス」で唯一のフラメンコダンサー、マリア・パヘス(YOUTUBE画像http://www.youtube.com/watch?v=BdDD9JX-Tyg)のような強烈な残像がまだ頭のなかに焼き付いてます。

象徴となる歴史や人物をたてながら、その時代時代に生きる民に焦点をあてている演出も素敵でした。
舞台を組み立てていくのはミュージシャンと様々な衣装に身を包んだダンサー達。

このダンサー様達、、ほとんど休みなし(に見える)!!
酸素不足で死んでしまわないか?て位激しいダンスをずーーーと魅せてくれるのです。

そしてキューバといえば観たかったシントゥーラ&ボンバ。
男性→上半身ハダカ、女性→限りなく裸に近い衣装
で期待通りに激しくやってくれました。

お腹がいっぱいです。夏祭りは行けないけど今年の夏はコレで満足です、私。
あとは自分の身体づくりの方をがんばらなきゃ。。(とキューバ人を見て思ふ)

ただ一緒に行ったミュージシャンの方に言わせると「音響、最悪、分かってねーー!!」とご立腹でした。
テクニック駆使してエレキをクラシックなベース音みたいにつま弾いているベース音が、全然聴こえなかったって。。
ミュージシャンの間では最新機器で良いバランスで聴けているそうですが出音の設定に問題アリだった様。「ベースはキューバ音楽の要なんだよ、、、ブツブツ」ずーと気にしてました。
(私はそこまで音のバランスを読みとれず。もっと音も聴かなきゃネ、勉強不足です)

歴史の勉強にもなるし、ぜひDVD出してほしい〜。
No.314


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自由ノート Ver. 1.22 by mikazo