平成16年に新設されたテラスからは、南アルプスの美しい山々がのぞめます。大勢の利用者様がセンター内だけでなく外へ出られるよう設けられたこのスペースはベンチやプランターなどを整備し、いつでも気軽に利用していただけるような癒しの空間としてご好評をいただいております。 またテラスを利用できるいろいろな行事を計画し行っております。


 テラスの一隅には伝教大師最澄上人の立像が配されています。「贍仰崇信(せんぎょうそうしん)*」の銅板を入れた台座を含めると1mほどの高さになります。
 平成16年7月6日に、この日の利用者様と全職員が参列し、健康と長寿、施設の安全などの願いをこめて開眼法要が営まれました。

*  草木や山河も山川も人間と同じくらい大切で皆平等、命あるものは皆、自分以外の命によって生かされているという教えのこと。 
 
 伝教大師とは、比叡山を開いて仏教を広めた僧侶・最澄が、没後に天皇から授かった呼称です。
 飯伊とも縁が深い最澄上人は815年には東国布教のため阿智村・神坂峠を踏破。その折、園原に「広拯院」を建てたといわれています。
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