夏休みの絵日記

夏休みに富士山へ登って来たときの写真。ひとりなので僕は写ってない。

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会社の昼休みに gooで「富士山」などと検索したりしてなんとなく計画をた てているうちに、本当に行く気になってしまい、のこのこと出かけて到着した新 5合目。登山バスを降りたところ。確か午後1時くらい。

なんだか登山道らしいものが複数伸びていて、最初から道を間違うところだった。

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6合目。ここでTシャツ一枚で登頂に挑んでいたおじさんが係員につかまって追い帰さ れていた。

山小屋で黄色い帽子をかぶってせっせと焼き印を押している人が、実家に 書き留めを持って来る郵便配達員にそっくりでおかしかった。

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どうでもいいような道が続くが、結構急で一歩一歩力がいる。

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7合目。ここでも焼き印を押してもらう。

旭日旗付き金剛杖で登っていたら、ブラジル人の新聞記者とかいう人に取 材を受けて、ポーズをとって写真を撮られた。

日本の勤め人は25歳になるとみな富士登山をする、とでも言っておけば良かっ た。

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たまにある売店では結構いろいろなものを売っている。

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だんだんはいつくばって登る感じになる。遠くに見えてるのはたぶん河口湖。

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夕方に8合目に到着。隠れてよく見えないけど公衆電話がある。次の小屋で 休む予定になっている。

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ひとつ前の小屋から、さらに一時間も登った場所に目的の小屋があった。つ いたのが夕方5時くらい。ここで仮眠して午前2時くらいにまた登り始める。気圧 のせいで頭がガンガンする。よく山の本に書いてあるとおり、二日酔いと全く一 緒。

ちょうど御来光が見られる時間なので、さっきの何倍もの人数 が大挙して登っている。

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頂上で見る御来光。のはずが時間になったらもくもくと雲が出てきたので、 一足早く観客の間を抜け出して噴火口のあたりをウロウロした。風が強くて怖かっ た。

このときに富士山レーダーを見て、すさまじい場所に建っているんだなあ、 と印象に残り、後日 夢に出た。

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とりあえず山頂っぽいところ。情けないことにここで電話を落っことして、結構探しまわっ た。誰かが届けていてくれていた。ありがとう。

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下山。ひたすら単調でこっちのほうがつらかった。

でもちょっと途中で列を離れて寝転がって休んだら、本当に気持良かった。

都会の毒が抜けて東京に戻ったが、新宿でちょっと寄り道を、などと考えた せいで人混みに会ってまたたちまち毒が溜り、金剛杖で人を突きたくなった。

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