・超大炮炮社惊天巨泄系列之·棍子B想象图………… - 空军版 - 『 超级大本营论坛 』 超然物外 有容乃大 - Powered by CJDBY.NET、J10-B子。 J-10Bは傲嬌(ツンデレ):MURAJIの戯れ言so-net blog版:So-net blogより。 中国の軍事マニア的にはJ10-Bはいじりがいのある兵器のはずだよなー。 Chengdu J-10 - Wikipedia, the free encyclopediaのVariantsの項を見ても中国ソースではまだ非公認情報 しか出ていない、とあるのに擬人化して性格も決まってるという(笑 先日NHKスペシャルでやっていた「インドの衝撃 膨張する軍事パワー 」というインド軍の近代化と実力向上の努力を取材した番組が非常に面白かったが、 インド軍は人民解放軍と比べるとより複雑な事情から秘密主義が徹底しているので、 ちょっとまだここまではいってなさそう。こちらが知らないだけでどっかで やってるのかも知れないが。 上はその番組から。紹介していた部隊のひとつに女性隊員だけで構成して、 アフリカで内戦による治安悪化で元兵士による性犯罪が続発している地域へ、 先方の特に女性国民からの要望で派遣しているPKO部隊があり、サントシュ・ ダーカさんという有能そうな隊長さんの活躍ぶりが映っていたのだが、 あ、デュナン・ナッツがここにいる、と思ってしまった。 あっちはアフリカ系の血が入っている混血という設定だったが。 NHKオンデマンド|商品ページ、6/3までの公開。「鉄道むすめ」みたいな「世界の 女性兵士」ってシリーズの制服系フィギュアでないかしら。[2009/5/31] ・ニコニコ動画のコメントと独自ルールについて : 週刊オブイェクト、軍事系動画の独自 文化ってのがあってもいいと思うんだよな……2chだって板によって全然 ふんいきが違うんだし。俺はただでさえちんまいビデオの上にコメントが 載ってると見づらくてしょうがない オールドタイプなので、コメントはOFFにしている。確かにコメントが あったほうが面白い動画ってのはあるけどジョーク系とかMAD系だよな。 軍事動画では、よほど有用なものでなければコメントはいらないし、 あのテロップ風コメントでは有用なことは書けないだろう。 ちなみに日本の武器輸出緩和についての週刊オブイェクトの観測は、米国と日本が 共同開発している最新型のSM-3などのミサイル防衛兵器の米軍以外への販売に関連する 動きではないか、というものだった。なるほど。開発や販売の主体が米国なら 政治面は問題ない。高価で高性能でかつ市場を独占している兵器だから 利益もそれなりにありそう。[2009/5/30] ・創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志: 新しい署名紹介議員が決まりました。、 福島党首も紹介議員に。マイナーな野党とはいえ、党首の名前が載る請願というのはそれなりに影響があるんじゃないだろうか。この問題、ちゃんとじっくり説明しても 理解できずとにかく規制したほうがいいってことを言う人にはいままで一人も 会ったことがないので、あまりヒステリックに騒がずにじわじわ圧力をかける 人数を増やす方向で地道に行くのがいいだろう。 日本ユニセフのネガキャンをする人もいるけど、あれはどうなのかなぁ…… unicefは児童保護のための団体だから、そこの日本支部が規制側につくのは そんなにおかしなことではない。unicefや日本ユニセフ他の事業は、全部を 見たわけじゃないが別に文句ないし、むしろ筋が通っているものは支援している。 日本ユニセフからは会報も来ている。日本ユニセフはunicefと無関係な団体という いわゆるネットで真実系のことを言っている人もいるが、unicefの公式サイト から日本ユニセフのサイトへ日本支部としてリンクがある以上、無関係とは 言えない。それ以外にもいろいろ問題があるのは知っているが、じゃあまるごと なくなれ、というのも極論。いかがわしいマンガやアニメはなくなれ、という 意見とあまり変わらない。 日本ユニセフ+アグネスチャンとアキバ系オタクや社民党では、議員さんには 失礼ながらやっぱり 通常の人のイメージのよさでは日本ユニセフの側に軍配が上がる。 そこで現実を見ないでネガキャンすると、逆効果になる。 これを危惧してる人は表現規制反対側にもそれなりにいるんだが、なかなか 全体の統一見解として意思表明するわけにいかないんだよなぁ。穏健派の 声ってのはこういうある種の政治運動とかだと特に通りにくい。やんわり 注意する人がいても、あなたは悪いやつらの肩を持つのか、という はげしい反論が帰ってきたり。それと現実問題として 良い悪いは別にして日本ユニセフが気に入らないから糾弾すべし、というのが 単純にきっかけでこの問題に興味をもつ人を拒んでしまうのは、もったいない。 たぶんどんな問題を解決しようと したときも、問題の発生源と、こういう味方のようで結果的にはそうでない 人を生んでしまう動きの両方を相手にする二正面作戦になる、というのは みな同じではあるんだけども。 匿名の集団で動くときは特にこれが意外に深刻で扱いのやっかいな、場合に よっては致命的な差し障りになる。まぁそうでなかったらすでにネットの 意見ってもっと世の中動かしてるはずなんだよな。[2009/5/29] ・表現規制問題、創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志で提出している国会請願の紹介議員に 辻本清美社民党議員が加わった模様。もともと保坂氏はオフレコでは 彼女はこちらの味方だと思うけど、この問題に関してつっこんだ話はした ことがない、と言っていた。しかし女性ということで、 なかなか表だって加わりづらかったのではないか。 児童ポルノ規制という言葉が持つ強い煙幕効果を突破して創作側に女性議員が加わって くれたことは、たいへん心強い。いかに規制派の論理に問題点が多いかって ことを女性にも説明しやすくなる。政治のことをある程度は追っている一定 以上の年代の人には、保坂氏が反対している、というだけで一気に話が 通じるんだけどね。俺の方が知らなかったのだが、彼の児童保護への これまでの尽力に関しては一目置いている人が多い。あとは自民にも 同じく本心は反対だけど公明との連立の手前、様子見って人がいるから、 そういう人が紹介議員に入ってくれればなぁ。これはこちら側が働きかけねば ならないんだけども。7/12の都議選はいい機会かも。[2009/5/28] ・Vista SP2の変更点、Notable Changes in Windows Server 2008 SP2 and Windows Vista SP2. half-open limitは標準状態で完全に外してくるとは思わなかったな。 Linuxなんかでは当然制限なんかないわけだから、ユーザとしては制限したい 人はしてね、というのが自然な形だが、LinuxとWindowsではユーザのネットワークに 関する知識に多少差があるから、Windowsは標準で制限するというのはデメリットよりは メリットの方が多く、しかたないかなと思っていた。といっても今はtorrentなんかは もう必需品だし、実用上問題がないといってもイベントログにはエラーが 残ったりするんで、制限を外してくれって要望が多かったのかも。逆にXPや SP1まではこれ外すためには身元不明のクラックドライバを入れる必要があって、それ 自体の配布サイトがクラックを受けて、あれ?同じバージョンなのに ハッシュ値が……なんて本末転倒な事例もあった。 しかし結局Vistaではlimitを外したということは、 MSとしてもVistaの信頼性にはそれだけ自信があるんだろうか。 確かに最近話題になったwormは相手がVistaだと 攻撃しない。UACによるシステム変更権限の管理はPC用OSのあやうさが分かってる人は まじめにやってるし、やはりwormにとってはそれはとても邪魔なんだろう。 権限管理が漠然としているXPはまだいっぱい動いてるから、 worm作者がspam業者向けクラック稼業で開発してるなら多少機能に制限があっても そちらを選択的に狙った方が少ない手間で儲かる。[2009/5/27] ・www.dotup.org66895.jpg (JPEG Image, 1310x1088 pixels) - Scaled (67%)、 北朝鮮核実験についてエバタンのお言葉。テポドン2に搭載できるものが 完成するまでは、がんばっちゃうだろうね。しかしこれ完成したらあとはもう 脅しとしては米国に向けて発射するだけになるんだが、そうなったらさすがに 国連としては見捨てる方向で合意ができて完全に終わりなわけで、 外交カードとしての利用があまりできなくなる。そのあと、どうするつもり なんだろう?空爆で壊してもらって、また一から作り始める? いずれにせよ 現時点で運用しているノドンで日本の主要都市に核弾頭を打ち込むのはずっと 簡単で、すでに技術的には可能という意見が大勢で、この核弾頭小型化と 弾道ミサイルの射程の延伸そのものには、あまり日本国民は右往左往する 必要はない。いつでも核ミサイルが飛んでくるかも、という状態が いいのかわるいのかは知らんが、それについて政府の責任を追及する デモでも毎日おきていて、今すぐ何とかしないとパニックになるとかいうことは ないから、いいわな。ロシアからトーポリが飛んできても完全スルーしたし。 新型の弾頭+テポドン2についての米国民の反応が 日本と同じで撃てるなら撃てば?程度になったら奥行きのない北朝鮮式 ミサイル外交は手詰まりになるような気がするんだが米国と日本では やはりそのあたりの感覚が違うかなーやっぱり。[2009/5/27] ・ワンダーフェスティバル 2009[夏]、これぶち抜きで7ホール開催なんだな。今月号のModel Graphix のヘッドラインによると幕張メッセの 7ホールぶんの端から端までの距離は456メートル。面積は47,250平方メートルで、 40,500平方メートルで開催していたビッグサイトのころと比べてそんなに増えて はいないが、ホールがすべて直列になっていると離れたブロックのディーラーの 机に移動するときに歩く距離が、かなり増える。ぜーんぶぐるっと一回だけ まわっておしまい、なら変わらないかな。いままで以上にブロック分けに 気を使ってくれると助かるが、少し配置はカオスっぽい方が出会いは あるんだよなー。[2009/5/27] ・「Windows Vista SP2」が公開。とりあえずVista x64 Ultimateで 問題なく当たった。[2009/5/27] ・段階圧力ソックス、メディキュットのメーカーであるエスエスエル ヘルスケア の問い合わせ先に、男性用ないの?と聞いてみたら、けっこう丁寧な返事が 返ってきた。やはり メディキュットはもともと女性用に設計していて男性用はなく、サイズについては 女性と男性では足の甲の高さや幅が違うので、サイズが合えばはけるかもしれないが、 微妙にきつい可能性がある、男女兼用タイプで似たような製品としてフライト・ ソックスがあるので、そちらではどうだろうか、という内容だった。 ドクター・ショール ストッキング/ソックス フライトソックス。これは 店頭だと旅行用品店で扱っているとのこと。もちろん日常での使用も可能。 ただフライト・ソックスは足先が開いてないなー。用途を考えるとそれは 当然なんだが。[2009/5/27] ・Kojii.net - Opinion : 再度、武器輸出三原則の話 (2009/5/25)、あれ、そんな記事出てたかな ……。見逃していたようだ。不景気で自動車の販売数が減ってるとかその からみかなぁ。あるいは憶測だが軍用ロボット産業を日本でも本気で立ち上げる 必要性に政府がようやく気づいたのでその関係とか。 個人的には、ものごとがうまく進んでよい形で輸出できるなら、 したほうがいいという考えだが、これがむつかしい。リンク先にもあるが 民生品の輸出と比較にならないほど外交が重要で、これがスカポンタンだと 武器が売れても日本全体で見るとたいへんな損をこうむることもある。 いまの政治家にこの問題の壁をうまく突破する手腕があるのかどうかは、 ちと不安というか、正直なところないと思っている。 掲示板などでは威勢のいい声、日本は工業力が高いんだから武器もどんどん 輸出するべきで、これができないのは反戦団体の圧力のせいだ、とかいう ものも聞こえてくるが、軍事板などで、じゃあどこに何をいくらで輸出 するのか、と質問が出るとたいがいむちゃくちゃな返答がかえってくる。 日本からはたしかに距離はあるけど、とんでもない内戦が続いていて 旧宗主国同士の反目もあったりする、やっかいな 地域をあげたり、逆に台湾に中古の潜水艦を売ったらいいとか、誰が 外交の面倒見るんだってことも。そこまで一気に行くのはまだむり。 値段は、高価でも性能がいいなら選んでくれる豊かな国はあるだろうという 人もいるが、そういう国の調達担当だったら、やはり米国製を選びたいところ だろう。軍用品ではブランドが持つ力ってのは民生品以上にある。 しかしコマツの軽装甲機動車 - Wikipedia あたりをまずはお試しとして米軍に売る、 とかならなんとかなるんじゃないかな。装甲がついてあの小さなサイズって車両は 米軍では珍しいから。 イラクなどの現地では装甲なしのジープのようなハンビーを現地改造で工夫して 鉄板を貼ったりして使っていたが、だんだん銃弾よけというよりIEDトラップ 対策でベース車両も大型のものを使う方向にシフトしているようだ。 最近の記事を読むともうほとんど大型装輪装甲車かトラックって感じで そりゃ安全だけど使い勝手はどうなのか、ということに。 現地の兵士からすると小さい車両の使い勝手の良さも大事だからなー。 コマツなら世界中に建機を売ってるから海外情勢は冷静に観察している 部門があるだろうし、下手な行政組織より情勢判断もしっかりしてそう。 もっともこれでも、兵員輸送車両を納入している米国のメーカーおよび、そこと つきあいのある調達部門とは火花が散るわけで、そこは米政府に 理解者がいないと大変だな。また欧州にはフランスのパナール社など、 似たような小型装甲車を作ってかなりあちこちに輸出しているメーカーが あるというか、もともとコマツは表向きには否定しているが、 それを参考にして軽装甲機動車を設計した ようだし、そのあたりとも、もろにライバル関係になってくる。 いままでリソースをまったく割いていなかった世界に乗り込んで いくわけだから、これは相当な準備が必要。ただだらだらと高いけど モノはいいから誰か買いませんかね、と出て行っても殿様商売のように なってしまい、無様なことになる可能性が高い。[2009/5/26] ・段階圧力ソックス、妹に聞いたら結構いくつか揃えていて、サイズが ちょっと大きすぎて使っていなかったという女性用のを借りて履いてみたが 大丈夫そう。たぶんこれはmediqttoっぽい。つま先が開いているほうがいい とのことで、これは薬局の店員さんも同じことを言っていた。[2009/5/25] ・段階圧力ソックス、ちらっとスポーツ用品店に行ってみたらファイルドの つま先オープンだから、窮屈感がなく、爽快な履き心地!ファイテン Tiソックス つま先オープンタイプ、これ があったので試してみた。液体チタン?とかなんとかは怪しげだが、圧力はいい 感じ。これ男女兼用ってなってるから女性用のqttoとかもサイズさえ合えば 使えるのかなぁ。俺は足でかいから、合うサイズないけど。qttoのほうが ひざ上まである製品もあったりして、そっちのが良さそうだ。[2009/5/24] ・<次期戦闘機>米がF35購入を打診 空自、F22困難に(毎日新聞) - Yahoo!ニュース、浜田防衛相よくやってるよ。国防長官がF-35にしなさいと言ってきたから、 はいそうしますとすぐ返事するなんてのは日本の政治家の仕事ではない。 実際はむりだと分かっていても、ねばること自体に価値がある。 しかしいずれにせよ米ロッキード マーチンの製品になるのは間違いないのかな。F-35を日本の需要に合わせて 少しカスタムできればいいのだが、そこが開発に参加してない弱みであまり 強く主張できない。だからF-22にこだわることで、それをあきらめて F-35にする代わりに、できあがったものを輸入するだけ以上のことを やらせてくれという主張もできるんじゃないか。 F-35はまだ設計が完全にはできあがっていない未完成の機種だから、むしろその あたりは交渉する余地があって他の機種よりいいかも分からない。 ここで数年やそこらのスパンでものを判断して当座しのぎで安易な決定をすると 数十年後くらいに空自の主力機が中露の新型戦闘機に空戦能力で劣る上に数も 少ないという役立たずになってしまう可能性もなきにしもあらずで、 日本にとって重要な交渉なんだが千葉県知事の剣道の段数がどうなのかって 報道のが多いという。[2009/5/24] ・足のむくみが気になる人のための段階圧力ソックスという 健康グッズを新聞で紹介していて試してみたく なったので、ちょっと薬屋に寄ってみたが女性用しかない。 店員さんに相談して、何とかはけるんじゃないかという話に なって一番大きいものを持ってレジに行ったが三人くらいの店員同士で いろいろ話して足のサイズを 計ってみてやっぱ無理かもという結論に。もともとこの手の 市販の製品は脚のラインを引き締めるという美容目的のものだったようで、男性用が ほとんどない。発売順に、エスエスエルヘルスケアジャパンの メディキュット むくみ脚、キュッと軽くなる、 ピップフジモトのスリムウォーク|快適シェイプ機能で脚スッキリ!、公式ページがないが 小林製薬のムクミキュアなど結構製品はあるのだが、 男性用があるのはスリムウォークだけっぽい。 しかも女性用に比べると種類が少なく、ゴルフ用とかみたい。 これ一日座りっぱなしでデスクワークしてる男性にも需要あるよぜったい。 やじうまミニレビュー - ピップ「スリムウォーク 段階圧力ソックス」 - 家電Watch、家電Watchでやはり男性用を探していたライターさん がスリムウォークについて、ちょろっとレビューしているがなかなかよさげ。 医療用のを病院で診察受けて出してもらうってのも手かなぁ。足のむくみって 科は内科かな。運動するのが一番いいのは分かっているんだが、なかなか できない。 直接関係ないけど、薬局でこうして間違ったものを買おうとすると、 ちゃんとレジの店員さんが客の体を見て、合わないから止めたほうが いいって簡単に言ってくれるってやっぱ今は対面販売じゃないとできないことで、 靴下くらいならまだ間違っても客は損するくらいでたいしたことはないけど、 これがもっとシビアな医薬品だったらどうなのかなぁと思わないでもない。 blogなどでは医薬品の通販規制に反対している人がほとんどだけど、 もし許可するなら問題点を深く検討して、むしろ対面よりこういった 面で有利な仕組みを作った上で販売するように指示するとか、 思い切ったことをやった上で許可するべきで、ずるずると楽天みたいな既存の通販の枠組みで利益を上げたい ところの主張が通ってただ規制緩和するだけってよくないよ。むしろ 医療系商品の扱いに強い企業が、その持ち味で既存の通販サイトに 対抗できるサイトを設立運営できて、既存のネット企業もそれに対抗するには 追加の仕組みを作らないといけないような方向に持って行くのが 立法や行政の役目のような。 [2009/5/24] ・ISSでやってる、おもしろ実験なるものがぜんぜんまったくおもしろく ないのだが……親しみやすいネタをやらないと国民の関心が得られないだろう的な 発想はけっして間違ってはいないが、なんとなく投げやりな感じが。 本来の研究成果も同時にどんどん発表していかないと、若田さんがただ もう滞在中やることがないからふわふわ遊んでるだけに見えなくもない 。もしほんとに暇だったらそれはそれで面白いが。 おもしろ実験も、その足下にはいったいいくらかかってるのかということを 考えると寒くなる。JAXAの一部の人は旧ISASの宇宙探査系衛星を学者の おもちゃと揶揄したりしなかったりという噂があるが、ISSの実験棟の方が 高くてしかも地雷以下略。[2009/5/23] ・林真須美被告の頭髪の砒素 ナポレオンの頭髪の砒素 文系法曹で大丈夫? - 日々是好日、これどうなんだろうなぁ。和歌山はミカンの産地で砒素はミカン栽培にも 使うので、あの地域では砒素を備蓄している家庭は珍くないという話も 聞いた。林夫妻は保険金 詐欺に砒素を使っていたから、砒素を身近に置いて悪用していたのは確かなんだが、 髪の毛にそれが付着していたからカレー事件の犯人だという理屈が、ちょっと一般の 人には分からない。Spring-8の分析による同定も少なくとも違う経路で 入手したものではないと判明した、ということは分かるが、 例えば近所の農家が栽培のために 同じ時期に同じ場所で買った砒素などとは区別が付くのかとか、そもそも同じだと 分析できる砒素がどの程度の量、和歌山に流通しているのかという情報も同時に 提示しないと、証拠になるのかならないのか不明な気もする。 保険金詐欺なんかやるような人は大量殺人もやるだろう、いずれにせよ 厳罰を受けて当然というのは、感情では分かるが法治国家ではそれは通用しない。 感情は感情として棚に置いて考えないと。 特に死刑判決がでるような裁判では慎重でなければいけない。 裁判員制度が始まったが、こういう判例を見てると不安になるなぁ。 先日永山薫氏と昼間たかし氏が主催した児童ポルノ法改正、表現規制問題の トークショウに、某有名新右翼のえらい人が 飛び込みゲストで参加していたが、彼が林被告に会って話した個人的な印象として 言ったのは、林夫妻らはとんでもない悪人なのは確かだ、しかし 詐欺で何億円も大もうけしてそのまま生活していれば何も困らない人が 突然に無差別殺人をおかすことは通常なく、本人らもそのような必然性は ないと主張しており、これは理解できる、検察や報道が 主張しているような近隣住人への 嫌がらせが動機なら逆に林夫妻は砒素の悪用方法に関する知識は豊富で致死量も よく把握しているから、 カレーを食べた人が次々と即死するほど大量には入れないはずで、むしろあれは 砒素について詳しくなく致死量を分かっていなかった誰かが、あんなに 大事になるとは思わないでやったのでは、と考える方が筋が通る、従って えん罪の可能性は考えた方がよいということだった。 その人は裁判員制度については、今は 国民の多くは裁判員になったら嫌だなぁとか、自分の判断で死刑宣告が でるなんて怖い、と言って制度導入側はそんなことはないよ、と周知しようと いうような論調になっているが、じつは悪人を裁くということは 基本的には気持ちいいもので、その快感を国民が覚えてしまっておかしな ことになっていくほうが自分は心配だ、と面白いことを言っていた。 確かに裁判そのもの は人気ゲームになったりしているし、真相をつきとめて悪人を裁くこと自体 は、いいことをしたという高揚感みたいなものを感じるものかも。 江戸時代なんかは悪人の 公開処刑もやっていて町民がこぞってそれを見物に行く文化があった。 本質的にはそういう悪者をやっつけたいという欲求って、たぶん いつの時代のどんな人にもあるよ。日本人はそれぞれの考えをあけっぴろげに みんなの前で広げて、自分と反対の人の意見も聞きながら たがいの考えを修正してすりあわせして結論をひねりだしていくという 議論は下手だし、ほんとうにちゃんとこの制度が裁判官の考える通りに 運ぶのかどうかは正直よく分からない。上の懸念をしていた人は新右翼だが、 左翼系の人からも裁判員制度はちゃんと問題点をつぶしてから導入しないと、 日本では検察が自分たちの意思を国民の意思にすりかえて利用する 単なる暴力装置になるのではないか、という危惧があがっている。 あんまり左翼だとか右翼だとか人を決めつけるのは好きじゃないし、 イベントに来ていた新右翼のえらい人はあとで調べたところ左翼系の知人も 多いことで有名で、その 会場の阿佐ヶ谷Loft Aは俺は知らなかったが主義主張系だと比較的左翼思想の 強いイベントが多いところの ようで、そこにオタクが集合している中にひょいっとゲストとして 来てユーモアも交えてトークできる右翼のトップがいるとはすごいなと感心してしまったが、 どっちにせよ中庸じゃない位置にいる人は問題によってはいわゆるrebelsと しての立場に 立つこともあり、児童ポルノ法改正問題でもオタク側につこうなんて 奇特なことは、何らかのそういう経験があって国や行政が間違った方向に 粛々と何かを進めることの恐さを理解していないとやらないかもな、と思った。 トークショウにはコミケ代表も来ていたが、最大のイベントであるコミケでも 参加者は50万人、国民全体からしたらわずかな数でこの表現規制 問題に対処していかねばならない厳しい状況だと言っており、50万人 という数は通常はとても参加者が多いという話ででることが多いので 意外な発言だったが、考えてみれば立法に影響する何かをしようとか いうには少ないわな。50万人すべてがこの問題に関心があるわけでも とうぜんなく、状況を把握して問題解決しようとしている人となると、 むしろそのなかでもさらにごく少数派にすぎない。コミケも完全に ユーザー的な意識で来ている若い人が年々、増えていて最近は 「店長を呼べ事件」などびっくりするようなことも……というような別の 問題点も話していてたが、オフレコっぽかったのでここでは省略(笑。 ちなみにトークショウの参加者の年代は挙手でおおまかに見た感じでは 30代〜40代の人がほとんどだった。[2009/5/21] ・タミル・イーラム解放のトラ - Wikipediaが 壊滅したようだ。スリランカの反政府ゲリラ。ゲリラと正規軍の比較的 大規模な戦争ってだいたい何勝何敗に終わっているのだろうか。ここの ところ正規軍の勝利に終わっている例が多いようだ。[2009/5/19] ・豚インフルエンザ、日本での水際迎撃の段階は終わったので、 もう誰がかかって誰に移った可能性があるとかないとか、 把握出来ないレベルに早くなっちゃえと思う。学術的に見てこの流れを 遅らせることはできても、どこかで止めるということは、100%無理な ことは分かっている。日本では死ぬまで放置になるような人はいないから、 大丈夫だろう。互いに変に汚れた物みたいな扱いをしたり受けたりすることに よる精神的な被害の方が大きいよこれ。[2009/5/18] ・最近あるNPOの活動に参加しているのだが、東京以外の同様の団体と 交流しようという趣旨でNPOの職員、会員が集まる会合があり京都へ。 でもそれは口実で、めったに遠出しないからいい機会なんでのんびり 観光しようって目的が8割くらい(笑。京都のNPOの厚意で宿泊施設を 貸してくれたので、気楽な旅になった。 有名な観光地などもちょこっとは行ったが、おぼろげに修学旅行での 記憶があるような、ないようなで仏像を見ても興奮はいまひとつ。 平日だったのでやはり修学旅行の中学高校生が大量にいたが、 ほとんどの生徒は仏像などあまりまじめには見てない。そりゃそうだわな。 ああいう歴史のある場所は、大人になって自分で行きたくなってから 初めて行った方がいいような気もする。 逆にあまり期待しないで行ったら面白かったのが、島津製作所が創業地に 作ったこぢんまりとした島津創業記念資料館。 須藤真澄 - Wikipediaのマンガ幕間コラムだったかに、 ここは不思議な実験器具などが並んでいて、科学がぜんぜん分からなくても形を 見るだけでも楽しくておすすめと描いてあったので行ってみたが、確かによかった。 島津創業記念資料館の建物外観。 左:各種の実験や計測機器。特に大正時代のものがたくさん並んでいる。右: F-104型航空機用空気調和装置。解説には 日本国内初の超音速戦闘機の空調装置とあった。1962年製造開始。 この他にも軍用機の主に コクピット周辺の与圧や空調系の構成部品がいくつか並んでいた。 有名なノーベル賞受賞の田中耕一さんの研究にかんする展示も、かなり 充実していた。左: 1988年に開発した、世界で初めてタンパク質の質量を 簡単に分析できるようになった質量分析装置LAMS-50Kの中心となる部分。 右にあるマトリックスという補助剤は試料に混ぜて、レーザーの衝撃を吸収して 試料自体がバラバラにならないように守る役割をするのだが、これに 田中さんが誰も思いつかなかった本来別の装置用のマトリックスをたまたま 使ってみたらタンパク質も計測可能になった、ということらしい。し かしタンパク質の研究をしていた人たち はこの手の質量分析装置になじみがなかったため、LAMS-50Kの 価値は営業さんの売り込みでは伝わらず、数年はぜんぜん売れなかったと いうから面白いものだ。そこも田中さんが相当ねばり強く支えたようだ。 右: LAMS-50Kのしくみ解説パネル。 左:田中さんの若いころの写真。右: 島津製作所はもともと医療分野の 器械装置に強く、レントゲンなども積極的に開発販売していた。写真はその 解説をしているところ。装置は日本初の医療用X線装置ダイアナ号。1918年、 大正7年開発。 左: ダイアナ号の一部。なんだかは忘れてしまった。右: 島津の理化学器械の 歴史を解説したパネル。ちなみにバッテリーで有名な旧日本電池は、もともと 島津の子会社で、GSは創業者である島津源三のイニシャル。まったく知らなかった。 左: 創業時はこの土地の端まで建物があったが、いまは庭になっている。 右: 土地の向こうには、創業当時は運河として利用していた川が流れていた。 タクシーの運転手によると島津が創業した当時は川は重要な機器運搬手段で、 運河沿いに社屋をつくる必要があったようだ。運河の水深は昔はもっとあったが 今は写真のとおり浅く、運搬にはとうぜん使っていない。 この資料館は職員の 応対もすごく丁寧で、かなり閉館時間をオーバーして見学してしまったのだが 文句ひとつ言わずニコニコと送り出してくれた。見学中は荷物まで預かってくれた。 正直有名なお寺のお坊さんはこれと逆の印象で、観光客相手にやってることは 商売なんだから、あれくらい サービス精神があればいいのに、とおもってしまった。載せた写真は展示の ごくごく一部。島津創業記念資料館 | Visionary | 島津製作所、あまり観光スポットとしては アピールしていないのかガイドブックなどには載っていないことがあるので、住所を 把握してから、もし土地勘がまったくなければタクシーなどで「木屋町/きやまちの 日本銀行のそばにある島津製作所の資料館」と伝えて行くとよい。 自分もあまりちゃんと調べてい なかったので、全然ちがう場所にある島津製作所の本社へみんなを つれて行ってしまうところだった。自分が行ったときはどうもライバルメーカーの 社員さんたちらしい背広姿のグループのひとたちが見学に来ていて、新型の 装置開発やその販売について少しつっこんだ話を解説員さんとしていたので、 器機に詳しくても詳しくなくても楽しめる場所のようだ。 千本鳥居で有名な伏見稲荷にもちょっとよった。キツネのお面がよく 似合う場所。左の写真はほぼ鳥居の入り口部分。 ここ、実は千本どころではない鳥居が山の中に並んでおり、 全部通ろうとすると二時間のハードな登山になる。ほんのさわり部分を 通っただけでも、もう息が切れて大変だった。しかしそのせいか 有名な寺と比べると団体観光客がほとんどいない。自由行動中らしい高校生の 4人くらいのグループが、あせでブラウスをびっしょりにしながら小走りで 登っていた。あとでよった、伏見稲荷駅の近くにある「きんちゃん」という 大衆中華料理屋で飲んだ生ビールと食べた冷麺がめちゃくちゃにおいしかった。 右: ひやしあめ。ショウガが入っている甘いジュース。[2009/5/17] ・電気自動車は本当に環境に優しいのか--ドイツの研究から明らかになった課題:スペシャルレポート - CNET Japan、ハイブリッド車の販売攻勢には、ちょっと もやもやとしたものは感じる。一人で移動するならハイブリッド車よりも ごく当たり前の100ccくらいのスクーターのほうが燃料消費、生産、維持 コストも含めて圧倒的に二酸化炭素排出量は少ない。 でも購入優遇措置とかはない。もともと安いしね。 日本はものづくり大国ってことになってるから、 何か新しい工業製品、特に電気自動車を作ることで排出削減に参加しつつ収入も 得ようという流れが当然になっているが、実は決まったエネルギー源を どこでどういつ使ったら効率がいいのかリアルタイムで多くの人が分かって、 うまくそのように使うとみんなが得する仕組みのような、情報技術の応用の 方が本質的にこの問題に取り組むには重要なんじゃないか。そこが適当の まま、とにかく電気自動車にすればいい、とかで突っ走るとリンク先で 書いているような問題が出てくる。まずは末端の電気機器の電力消費に関する 情報を得られる、単純なワットチェッカーを一家に2〜3個、国が配布し たらどうか。あるいは地デジチューナーのような国策製品として、 LANにもつながって公共のサーバにデータを蓄積するようなワットチェッカーを 開発して格安で売るとか。半分本気で書いてるんだが。[2009/5/13] ・F22、嘉手納基地に一時配備 今月から4カ月間 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース、ふむ。結構しょっちゅう来るな。[2009/5/12] ・中国が提案する海賊対処案 : 週刊オブイェクト、国営放送での扱いを見る限り日本より 派遣軍への国民の関心は高い、もしくは高くしようという意図が強く感じられるし、 初の海外での国際共同作戦への参加ということで、派遣に関わる当人たちも 士気が高く、いい雰囲気で仕事をしているようである。 これを担当している軍人や官僚は軍のなかでも優秀な人を選んでいる のだろう。そういう組織から問題の改善をしようと提案が出てくるというのは、 不思議ではない。日本政府 はこの件に関しては後手に回って、国内の海運業界は自衛のためEUなど 海外の海軍の門戸を独自に叩いて回り、そこで予想外に協力的で オープンな態度に接して、非常に恩義を感じたそうだが、 海自も派遣が始まった今後は作戦の改善には積極的に参加して、 艦船がもっと必要なら増派するとか臨機応変に対応できるはず。 よくネットでは日本に攻めてくるために人民解放軍は増強に 必死になってる、というような論調を見るが、すでに中国と軍が見ているのは もちろん日本もあるが、それも含めた世界で、こういう国際的な場での信 頼が向上して発言力が増すことの方が、日本にとっては相対的に軍事における 地位の低下をもらたすから、注意深く見なければいけない中心になってくる。 まぁ上述の中国人が攻めてくると言い張る人は空母建造も日本攻撃のため だろうとか、ちょっと前までは北京五輪が終わったら解放軍はあちこちで 攻撃を開始するとか言ってたし、妄想ばかりで何を言っても聞かないが。[2009/5/12] ・札幌・留萌・羽幌・遠別・豊富|沿岸バス株式会社、なんか 萌えっ子フリーきっぷの新聞報道訂正について - 沿岸バス、 萌えっ子フリーきっぷの新聞報道訂正について - 沿岸バス、この 二つのリリース笑った。パッケージで売るってのはむかーしからある手法だから、 これが売れるのは変なことじゃないよ。前日とある政治家の人とその奥さんら スタッフと飲んだときに、選挙ポスターのデザインの話になったので、萌え絵 選挙ポスターを奥さんに提案したがやんわりスルーしてた。ただ以前ゲーム 会社だったか出身の候補者が、RPG風の絵柄を採用したことはあって、やはり そのポスターは話題になったらしい。[2009/5/11] ・CNN.co.jp:大きめサイズのブラジャーへの追加料金、全面広告で謝罪、なんでも団体があるな 米国は。-> あ、英国だった。このメーカーはむしろ大きいの作るのやめたらいい。 大きいと布を余計に消費するんだから、上乗せしてもいいじゃんかね。 [2009/5/11] ・日本独自の早期警戒衛星を導入すべきかどうか : 週刊オブイェクト、分かりやすいエントリ。 軍事マニアのうち兵器好きでも衛星までカバーしてる人ってのはあんまり いないからか、独自の早期警戒衛星はもっといるのかいらないのか、いるなら どういうものを選べばいいのかって議論はあんまり見かけない。行政にまかせっきりだ。また現在運用している衛星も、ぜんぜん活動実績を公開してないから存在感が ない。テポドン2の打ち上げを観測したかどうかくらいは、公表していいと 思うのだが。さりげに運用まで含めると高い買い物だから、ほんとはこれくらいの 議論は国会はもちろん新聞やテレビ上でも頻繁にやって欲しい。 発射基地の 位置が分かり切っている対北朝鮮の場合、一から衛星を開発するよりは、 滞空時間の長い大型のUAVの類で監視するというのも選択肢としてはありだと思う。 予算としては宇宙関連とは別になってくるが。もっとも、北朝鮮が事前の 警告なしで、脅しじゃなく弾道ミサイルの不意打ち準備を始めて、それを 偵察で初めて気づく状況ってあるのかなぁ? もしあったら極東情勢はもうメチャクチャで、米軍の戦闘機と爆撃機が 半島上空を飛んでいて、場合によっては人民解放軍かロシア軍の戦闘機と交戦している 気がする。北朝鮮はそのときはもう指令系統が崩壊していて、 嫌がらせにしても日本にミサイル発射してる余裕はないよたぶん。[2009/5/10] ・また読売新聞で日本のロリコンゲームを法律で規制しろという趣旨の記事が……。 リンクははらないけど。 読売に一人ものすごく児童ポルノ規制、とくにマンガ、アニメ、ゲームの 規制を熱心に推進しようとしている記者がいるんだよなぁ。ロリコンで 性虐待が、というのは言葉のあやで、実際はとてもそうは言えないものも ひっくるめて規制対象にしかねない流れに持って行こうとしている。 規制強化反対側もそれは把握しているのだが、あのような記事が出ること自体は 止められない。止めろというとそれはそれで言論弾圧することになるから、 こちらとしても本末転倒になる。ただ読売は記事に記者の署名をつけないから、 あの手の表現規制記事をもし全部ひとりで 書いていたとしても読者にはそれが分からないな。ひろゆきの言う、 広い意味での匿名カキコだ。 内容はいつものパターンで、国際団体が調べたところ、日本ではひどい 創作物がでまわっており、それは世界的に見ておかしいと言っている、 これを受けて日本では法規制を急ぐ声があがっている、という流れ。 その国際団体なるものの背景や規模がどういうものなのか、その 団体の主張が世界ではどの程度通用しているのか、逆にその主張に 反対している世論や国際団体はないのか、 またそれを受けて日本の国会で議論に上がっている法案は、世界の 既存の法律と比べてどのような特徴があるのか、規制強化した国では 行政はどう行動し、裁判になった場合はどのような経緯をたどっているのか、 などなど、本当は記者としてこの児童ポルノ 規制法改正問題を扱うならば書かねばならないことは沢山あるはずだが、それは全部スルー。 別にああいう記事がでること自体は、彼らにも各種団体との 組織的なつながりもあり、 そこは商売なんだし腹も立たないが、ごく一部のある種カルト的な団体の 意見、そしてそれに共感するたったひとりの記者の特殊な主張を、さも 世間の多数派の意見に見せかけるのって簡単なんだなぁということが 今回は分かり、またその行為は記事で批判しているはずの性暴力と並ぶ、ある種の 暴力といってよく、それを記者は自覚しているのかしてないのか分からないが 堂々と大手新聞の紙面でやっていることが、ちょっとこわい。 みんなが気づいていない事実を調べ、伝えて、社会の問題を 解決する手助けをするために記者は取材をして記事を書くのだ、という 職業モラルがある程度でも あれば、ああいう自己主張をいかにも大勢の意見みたいに混同させて、 弱いものに圧力をかけるようなことは、できないと思うんだけどね。 俺は別にアンチマスコミのネット信奉者ではないし、紙の新聞も読んでいるから、 新聞社自体を攻撃するようなネガティブキャンペーンには興味はないし 参加もしてない。 しかし新聞記者がある種の私利私欲、あるいは特定の集団の決して 一般的と言えない思想を込めた記事を 次々に書き、しかも都合の悪い問題点は存在さえしていないかのように ふるまうということを、未然に防ぐまではいかなくても、せめて事後でも チェックして繰り返させないようにする自浄能力が、今はどの大手新聞社にも 備わっていないようで、そこはちゃんと改善してくれないと、そりゃあ 経営も傾くわなと突き放したくなる気分になる。[2009/5/9] ・秋葉原で見かけた「キャラクシーエンジェル」のパチンコのポスター。 「新世紀エヴァンゲリオン」のパチンコの宣伝ノボリや電光掲示板 はどこでも見かけるけど、これは初めて見た。なぜかフォルテ・シュトーレンが いないようだが……育成って感じじゃないからかな。個人的には胸が大きい ということ以外は(笑、お気に入りのキャラだったのだが。 Project G.A./フォルテ・シュトーレン。[2009/5/9] ・asahi.com(朝日新聞社):米、有人宇宙開発を見直しへ ISS「きぼう」に影響も - 国際、難しいところだよなぁ。国威発揚とか東西冷戦とか 政治の話をぬきにして純粋に 科学的に見れば、軌道ステーションってそれ自体が目的じゃなくて、 宇宙へ進出するための手段だから、特に地球と火星だとか月だとかの間を人間がしょっちゅう往復する予定がなければ、 あまり必要ない。無重力下での実験がどうのこうのってのは一種の看板に すぎない。太陽系の他の天体に進出する足がかりとして、 地表よりもずっと楽に宇宙に出ていって戻ってこれる場所である衛星軌道上に有人基地を建設しよう、 というのがそもそもの言い出しっぺの フォン・ブラウンの考えで、基本的にそれを後世の人類が継承して実現していく、 という目的のためにNASAを中心とした人たちは必死でステーションを維持している はずだし。 長期間人間が衛星軌道上に滞在して、地上と違う環境でいろいろやってみる、とか だけならもう旧ソ連がさんざんミールで実験して、応用の利く成果がないわりにお金がかかるとい うことで計画を中止してステーションは廃棄している。西側がやればもっと いろいろ成果が上がる物かなと思っていたが、正直あーんまり上がってないような。 宇宙開発に必須だったはずのスペースシャトルという宇宙往還機のアイデアは、 当時のソ連の宇宙関係の技術者も一応マネはしてみて、これはあまりいいやり方 ではないなと結論を出して試作機をお蔵入りにしたのだが、 それは結局のところ正しかった。あっちこっちの老朽化が進んで故障が頻発する 宇宙ステーションをソユーズやプログレスによる補給をしながらなんとか維持する、 というのは廃棄直前のミールとやってることが 基本的に変わっていない。意味あるの?というぶっちゃけた質問に答えられない のが現状のような。宇宙開発に興味がある人はそういうこと言わないけど。 東西冷戦時代に生まれたもので、東側に対抗するということ自体が存在目的のものは ちょっといったん整理しよう、という現政権の発想から行くとISSはやはりやり玉に あがらざるを得ないだろう。ただここで廃棄したら次上がるのがいつに なるか分からない。二度と上がらないかもしれない。有人火星探査も ステーションなしでは無理だろう。月もアポロ計画時に、ただ行って帰るだけでなく、車両を 持って行ってそれに乗ってあちこち探査したりとか、 それなりのことは昔にもうやっていて、あれより大規模な有人探査を 通常のロケット打ち上げでやるなるとサターンVより大型のものを 作るのかという話になるが、たぶん今はもうあんなことはできないだろう。 まさに田口ロミオのガガガ文庫SF、「人類は衰退しました」という タイトルを地でいく話に。それもありかなとは思うが。[2009/5/8] ・裁判員制度を問い直す議員連盟緊急総会の報告 - 保坂展人のどこどこ日記、 確かにそうだなと理解出来る問題点はあるなぁ。日本人特有のみんなや 専門家が○○と言うなら自分もそうしとこ、法律詳しくないし、みたいな空気で判決が出るのは ちょっと困る。これを嫌って一時的な犯罪抑止力になったりして。推進派議員blogでは、せっかく長い時間かけて 決めてなんとか制度がスタートできるかってときに、いまさら保坂氏は 問題点など指摘してくれるなという感情的な反論は出てきたが、 個別の問題についての回答あるいは解決方法は述べていない。 根本的に仕事の仕組みを変える時って最初からなんでもうまく行くわけはないから、 徐々に変えていくのが通常のやりかただわな。裁判員制度でいえば、 軽い犯罪についてのみの扱いで、被告による裁判員制度を利用するかどうかの 選択も可能にしてスタートさせて、国民に問題点をどんどん挙げて もらってひとつひとつ解決していったらどうか。 それを嫌がる柔軟性のなさがたぶん司法の根本的な問題なんだろうな。[2009/5/7] ・Kojii.net - Opinion : 主義・思想のために死ねますか ? (2009/5/4)、私は改憲派だけども、 日本なりの独自の軍隊のありかたというものは、あっていいんじゃないかなとは 思う。軍主導でほぼ世界中を敵に回して大戦争したあげく、こてんぱんに負けて ある意味では国を一回滅ぼしているわけで、通常その国が戦勝国の 統治に始まって短期間にこれだけの国力を回復して、先進国としての軍隊を持つ 例ってのはあまりないから、これをどういう決まり事でコントロール したらいいのか、そこは自分たちで考えなきゃならない。欧州とアジアでは 文化が違うからドイツはある程度までしか参考にならないし。 日本では国民は意見を自由に発表できるから、9条を一字一句変えるのは まかりならん、という意見もあっていいし、まったく逆の意見があってもいい。 極端な意見はそれは国会では通らないけど、そういう主張をする人が一部に いる、ということ自体は社会の健全さの一環じゃないかって気もする。 とはいうものの…… 憲法記念日はあるイベントに向かうために皇居横を通ったのだが、デモ行進を 右翼がやってその黒い車列が完全に車線をつぶしており、GWのがら空きの 都内の道でそこだけ大渋滞していた。しかしどういう内容なのかなと思って聞いても、 共産党を糾弾しろー、糾弾しろー、ってそのかけ声を繰り返してる だけだった。Koji.netみたいな論理的ことはまったく言っていなかった。 そもそも質の悪いスピーカーでうなるように連呼するだけで、誰かに 賛成してもらいたいって意思が感じられない。憲法記念日はこれをやる、と 決まってるからやってる感じ。 大渋滞の先頭の 交差点でおばさんがメガフォンで金切り声を上げていて、ウンザリしながら 耳に入ってきたのは、軍隊を持たないことは家にカギをかけないのと同じ、 共産党の言っていることは間違っている、とか抽象的なことだけで、 そこでもいかに共産党がひどいか、に終始していた。なんかネガティブキャンペーン ってやってる本人達もイメージ悪くなって、中立の立場から見ると 糾弾している相手の単に逆のベクトルにいった似たもの同士って見えること あるんだよなー。結局15分遅刻してしまい、右翼のデモのせいで偉い目に あった、と言ったら笑って終わり。そもそも閑静で美しい皇居の近くであれ やることに、抵抗はないのかしら……。 ただ街中にある共産党のポスターを見ても、その一部にはイラク、 アフガンから自衛隊を撤退させます、というものがあり、アフガン派遣は まだやっていないのに、撤退を主張するポスターを早手回しに作って すでに貼ってしまうのも何というか予定調和というか、本気で派遣を 止める気がなくて結局は党の存続のために護憲運動そのものが自己目的化 してるんだろうなとか、いろいろ考えてしまう。 たいがいの人はこの両極端の間にいて、そこで議論するわけだから いいんだけどね。[2009/5/7] ・「はやぶさ」が“最後のご奉公”、惑星衝突予測に活用へ : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)、ありゃっ、突入させちゃうのか。前に聞いた予定では 通過すると聞いていたが。この実験のために変更したのかな。[2009/5/7] ・清志郎さん密葬に恩師「ゆっくり休め」 - 芸能ニュース : nikkansports.com、虹かぁ……いいなぁ。[2009/5/4] ・yoppa tumblr, こちにんは みさなん おんげき ですか - Google 検索、これ面白いなぁ。[2009/5/4] ・中国新聞 地域ニュース。いい飛行機だよなぁ。日本はこれ作れてるんだからステルス 戦闘機とかそういうのは米国や欧州製でいいよ。US-2はもっと話題になっていいはず なんだけど、心神みたいなただの模型のほうが有名なんだよなぁ。なんとか コンバットとかそういうゲームに登場してミサイル撃ったりはしないからな、 飛行艇は。 ちなみに 大戦略で日本軍をやるとつい二式飛行艇をたくさん生産してしまう。やたら 費用が高い割にやはり戦闘になると簡単に落ちてしまうので、得意の長期単独行動 は特に後半の戦闘機が弱い日本軍側では活用できず、お金も あまり余裕はないので実はあまり使い勝手の良い兵器ではない。現実にも 苦しい使い方をして終戦までにほとんどを失っている。 米軍は後方支援でカタリナ飛行艇を沢山飛ばして、日本機が落として海上に 浮遊するパイロットを救出し、その生存率を海上に落ちたら基本的に 助からない日本軍とは比較にならないほど高いものにしていた。戦闘経験を積んだ パイロットの数ほど戦況に影響するものもあまりなく、士気高揚にも貢献するので、 飛行艇の使い方としては実に的確である。 大型飛行艇は国力がありあまっている国でないと使いこなせない 兵器のひとつだったと思う。[2009/5/4] ・<訃報>忌野清志郎さん58歳=ロック歌手 がん治療続け(毎日新聞) - Yahoo!ニュース、社会面にかなり大きく載っていた。確かに早い死だが、 もう人生でやることはやった感じだろう、この人は。さみしいが悲しさはないな。 昔、安永航一郎のマンガ「県立地球防衛軍」という作品がカルト的に人気が あったのだが、どういうわけかOVAになってオープニングの「S.F.」という 主題歌を忌野氏が歌っていた。いま県立地球防衛軍 - Wikipediaを見たら「プライベート」「かくれんぼ」はこれの挿入歌だったんだっけ 、そういえば。「プライベート」はiTunes Storeで前に見つけたが、残りはいま 検索してもなかった。大きいレンタル屋のアニメサントラコーナーとか 探せばあるのかも。1986年のアニメだから23年も前かもう……。高千穂遥氏が Takachiho-Notesで、 さみしくなるから好きな人たちには酒やタバコはやめてほしい、と いうようなことを書いていた。同年代くらいの作家さんや歌手が亡くなり 始めるとそういう感想になっていくのかな。[2009/5/3] ・It's Knuttz - Very Hot Babes 04/27/2009 - Babes from Shangai Autoshow,うーん。 どの人も美人過ぎる。30代くらいの女性があこがれる西洋人的セレブな雰囲気。 アジア人じゃない人が撮ってるからそういうタイプの人ばっか写してるのかな。 トヨタが少しいい。例によってみんな脚はきれい。二輪はちょっと こぢんまりしたよさげなスクーターをホンダが展示していたようだが、市場の 小さい日本では出ないだろう。[2009/5/2] LINK FREE. |